【XBOX360ライブアーケード】Scott Pilgrim Vs. the World レビュー 評価:B-

風:「と、いうわけで久々ゲームレビューだな」
臨:「え〜っと〜、今回はユービーアイソフト製作Scott Pilgrim Vs. the World(スコットピルグリムVSザワールド)、ですね〜。元々はscott pilgrimという名前の漫画らしいです〜。なんと映画化されているようで、それに合わせてのライブアーケード発売という事です〜」
向:「元々ダウンタウン熱血物語のオマージュ作品らしいですね。なのでぶっちゃけた話、ゲームもほとんど熱血物語です」
月:「へぇ〜。っていうか、タイトル含めて英語ばっかなんだけどこれどこの作品なの?」
風:「漫画版はカナダだな。映画はちなみにアメリ製。ゲームはイギリス製だ」
月:「で、ン十年前に日本発売されたゲームのオマージュで、日本に逆輸入、ってわけ? 複雑な事情ねぇ」
臨:「なんというかこれ、前にやったもまもって騎士みたいにレトロチックな画面ですね〜」
風:「ダウンタウンオマージュだからなー。っていうかそういう8ビットテイストに弱い俺の解り安すぎるソフトチョイスだな……次に取り上げるソフトはもっと考えよう……。ちなみにグラフィックは日本のゲームに造詣の深いオーストラリアのイラストレーター、ポール・ロバートソンが書いているらしい」
月:「ますます国籍ごった煮ね……! 何なのこの一大プロジェクト……!」
風:「とりあえず大まかなストーリーな。主人公ことscottはとあるバンドのベーシスト。ある時Ramonaという女性と知り合い、恋に落ちる」
臨:「ほぇ〜。ラブストーリーなんですか〜。わくわくしますね〜」
風:「でもRamonaはクソビッチだったので彼女と付き合うためには元彼7人を倒さないとならない。ファック! 全員ぶっ飛ばしててやんよ! というのがストーリーだ」
臨:「…………(´・ω・`)
向:「で、主人公scottとヒロインRamona、それと同じバンドメンバーでドラムのkimとギターのStillsを含めた4人でレッツパーリィって感じです」
風:「以後は面倒だから、スコット、ラモーナ、キム、スティルスで呼称するんで付いて来い。っていうかそれでも解り難いだろうから、やっぱり主人公、ビッチ、ガチレズ、空気で呼称する」
月:「な、なんか酷い呼び方ねぇ」
風:「その通りなんだから仕方あるめぇ。という訳で簡単な操作説明とそれぞれのキャラ紹介を軽くやるんで、使用キャラ考えとけよー」
向臨月「「「了解す〜」」」


操作説明。

向:「では早速操作説明です。移動は左スティック。ジャンプボタンがAボタン。ガードはBボタン。Xボタンが弱攻撃、Yボタンが強攻撃ですね」
風:「基本的にはファイナルファイトに代表されるようなベルトスクロールアクションゲームだな。っていうか前述通りくにおくんでいいんだけど。よくある体力、HPのほかにガッツポイント。GPってのが特徴だな。GPはまぁそのまんま根性ゲージで、GPが残ってるとHPが0になっても一定量を消費して復帰することが出来る。技と合わせてGP管理が重要になってくるとは思うぞ」
月:「えーっと、スティック2度入力でダッシュX、Yボタンは連続入力でコンボ……まぁ操作系は結構単純よね」
風:「他にもLB、RB(トリガーの上のボタン)でそれぞれGPを使用して技が出せる。RBが緊急回避兼全体攻撃。LBは各キャラ固有の技が出る。これはキャラ紹介でちょっとだけ説明する」
向:「基本動作に加えてレベルアップ毎に新しく技が追加されます。まぁ重要そうなのは」

LV2ダッシュ攻撃(ダッシュ中にXorY。ダウン中に当たる。※スティルス以外 ティルス空気はLV5の下パンを覚えるまで空気。覚えても空気)
LV4のカウンター(攻撃をくらう直前にB。飛び道具以外のガード不能技でもカウンター出来る。所謂ディフレクト。使いこなせたら最強)
LV6の柔道スロー(近距離で左or右+Y。投げ技。ガードを崩せる唯一の方法。ボスや大型敵には効かない
LV10の緊急回避(ガード中に左右レバー。レベルアップ時に教わるコマンド入力だとちょっと難しい。回避中は無敵で主に罠避けに使用。
LV14のマッハタタキ(武器を持った状態でX連打。※くにおくん参照

向:「って所ですかね。これらの技を駆使していかないと最低難易度でもほぼクリアは不可能です」
風:「特にカウンターだなぁ。ボスの繰り出すガード不能技もカウンターさえ完璧ならスルー出来る上に攻撃力も馬鹿高い。その上カウンター成功でボーナスコインが出る。ボス戦では特に使用できると出来ないじゃ結構差が出る。ま、トラップとか飛び道具はカウンター出来ないっぽいけどな」
向:「基本的な攻撃のX、Yではコンボだけでは限界があるので、Xボタンでのコンボ中の打ち上げや、ジャンプ着地直後X押しでの打ち上げなどを利用してダメージを稼ぎましょう。ダウン中は特定の攻撃以外無効になるので戦闘が長引きます」
風:「ダウンした相手にはダッシュ中Xのスライディングや、下パン(LV5で習得。下入力しながらX)で追撃が出来る。起き上がり時に無敵攻撃をしてくる奴もいるから気をつけてくれ」
向:個人的にお勧めのレシピとしては。」

 ジャンプ中X → 着地X(打ち上げ) → ダッシュ中Y(空中ヒット) → ダッシュ中X(ダウン追い討ち)

向:「ですね。ほぼどんな相手にも短時間でダウンが取れ、LV2から実戦投入できます。※なんだかキムだと着地Xがふっとばしになるので出来ないっぽいですね。申し訳ない。キムは素直に殴るくらいしかやること無いっぽいです」
臨:「え、え〜と……ジャンプ中に、青色のボタンで〜……?」
風:「ああ、最初のうちは気にしなくていいから、とりあえずXボタン連打でもしとれー。こういうのは適当にぶん殴ってるのが楽しいんだよ。つーわけでほれ、コントローラーだ」ポイポイポイ
向:「ま、そんな適当でクリアできるかどうかは別ですけれど」
月:「さーて、どーなるかしらねぇ」
臨:よ〜し頑張りますよ〜!」


キャラクター紹介。

風:「まずは主人公。scott(スコット)。特別特徴はない。ベーシックなキャラクターだな。誰が使う?」
臨:「は〜い。主人公やってみたいです〜」
風:「よしOK。主人公のLB固有技は全体攻撃だな。ただ発生が鬼のように遅いので使いどころは難しい。まぁほとんど封印安定だろうな。LV16で覚える固有技(↑+Y)は炎のアッパー。見た目よりリーチが短く、コンボに組込みにくいのでコレも封印安定だ」
月:「ま、多分妹じゃ使ってる余裕はなさそうだからいいんじゃない?」
向:「それもそーですね」
臨:「……(´・ω・`)なんかさりげなく酷いこと言われてませんか〜?」
風:「んで、次はヒロイン、ramona(ラモーナ)。ハンマーを持ってる分多少足が遅いが、ジャンプ力はキャラ中トップLBは全体補助だな。LV16での固有技(↑+Y)はバク転からの踵落とし? 発生がクソ遅いので使えるかどうかは微妙だが、ヒット時はボスだろうとなんだろうと高高度に相手を吹っ飛ばす。タイミングされ取れればコンボし放題なんだが、バク転中にもヒット判定があるとはいえリーチが短く、本命の踵落としは本格的に発生が遅いので扱いづらい」
月:「なんかサポートキャラっぽいし、あたしがやるわ」
向:「LBで皆を一時的に強化……まぁこれもシステムにあるんですけど細かい事は後述しましょう。とにかく強化します。パーティープレイではほぼ必須キャラだといえるでしょう」
風:「ハンマーのせいか挙動が結構癖あるから気をつけてくれ。ぶら下げた四次元バッグからアイテムをランダムで取り出す、という能力がある。……で、次はkim(キム)だが……俺がやろう」
向:「なん……だと……?
風:「全キャラ中最高の速度と高いGPを誇り、なおかつLBでの固有技はGPを引き換えに自分の体力を回復させるという自己満足キャラだ。ちなみに回復方法はお助けキャラのKnives(女性)とキスをすること。つまりガチレズだ。LV16での固有技(XorY連打)往復ビンタだな。当然コンボに繋がり、単価が向上する。うーむ。本当にキムは隙が無いな」
月:「えーと……そーいえばなんかヒロインの元彼? にも一人女の子がいるんだけど……カナダってそういうお国柄だったかしら?」
向:「カナダは同性愛者の結婚が認められてますからね。そういう側面もあるんじゃないですか? まぁガチホモが居ないだけいいとしましょう」
風:「しかしこのゲームのビッチヒロインは双子と付き合ってたり女と付き合ったり、イケメンバンドメンや俳優だったり……本格的にクソビッチだな。褒めてるよ? というわけで最後に残ったのは空気さんStills(スティルスだ」
向:「ま、仕方ないですし僕がやりますよ」
風:「ちなみにティルスHPがもっとも高く、攻撃力も高い。が、移動速度が遅く、挙動もリーチもいまいち。またダッシュ弱攻撃が唯一スライディングではないのでLV5になるまでダウン中の敵に追撃が出来ない。それと後述するが、このゲーム金を拾ってキャラを育成してなんぼのゲームなんで、移動速度が遅いっていうのは正直致命的過ぎる。はっきり言って、使いづらいぞ。ただLV16での固有技(↑+Y)打ち下ろしからのアッパーの2段技だ。リーチがそれなりにありXからのコンボになり、そのうえ空中コンボへと発展する。ま、だからなんだ、って感じではあるが雑魚戦での戦力増強にはなるぞ」
向:「じゃあなんで先にkimを選んだし!」
風:「いや、kimが一番使いやすいっていうから……」
月:「だめだこいつ……早くなんとかしないと……!」
風:「というわけでキャラが決まったら早速だがプレイすんぞー。くにおくんよろしく道中にはショップがあって、そこで買い物をすることで体力やGP、経験値、さらにはステータスアップまで出来る。多分与えたダメージ量で経験値が増えるのでSTRを中心に育成していくのがセオリーだな。個人的にはSPDは金を共用するなら気にしなくていい。取り合いだったら最重要パラメータだけどなw WPに関してはほぼGP最大値増加しか意味がないのほぼ必要ない。DEFは結構重要だが、効果が実感できるほどダメージ食らってるようだとクリアは多分無理だな。っていうかSTRに振ることでクリティカル率が上昇するんだが、クリティカル時の攻撃力が異常なのでSTRに極振りしてクリティカルゲーした方が多分効率が良いっぽい」
向:「クリティカルで軽く2〜3倍のダメージ出ますからね……」
風:「とはいえ、攻撃は仲間に任せて初心者は素直にDEFに振るのがいいかもしれんな。攻め側も囮が増えるだけでもやっぱり楽になるし」
月:「ま、どーせ攻めはアンタ達に任せるんだから、あたし達はせいぜい死なないように頑張りましょうか」
臨:「頑張りますよ〜!」
風:「ああ、最後に補足。今回は関係ないが、ステージ6、公園ステージの道中にある隠しショップ各自固有技(↓+Y)を覚えるアイテム(50ドルちょい)が売っている。スコットはガード崩し? の正拳突き、ラモーナもその場での掌底。発生の早いガード崩しで吹き飛ばし性能付き、威力が高い。使い勝手がかなり良いな。キムは連射可能の飛び道具、スティルスホーリーランド前転からの突きだ。それぞれGP消費などのリスクは無い。特にキムの飛び道具は飛びぬけて異常。アレ一人でもクリアできるレベルの強さだぞ? それと移動距離が長くまたその移動前転中に攻撃判定がありなおかつ超複数ヒットするティルスかな。空中コンボに組み込めばダメージ、ボーナスコイン(空中コンボなどが一定以上だと小コインが追加で出る)取得など空気から一転無双キャラになる。ラモーナも発生の早いガード不能なので起きあがりにキムの飛び道具と重ねるだけで簡単ハメが可能。全体的に隠し技はヤバイな。店の目安は……ネガスコット? が顔を出している途中の竹やぶだな。こまかい場所は各人適当に調べてくれ。今回は扱わないし」
向:「さ、ではいつものようにざっくばらんにやりましょうか」
風臨月:「「「おうよ〜」」」


以下適当にプレイしています。

風:「やっぱりこの内部音源っぽい感じがたまんねぇなぁ……」
向:「8ビット信者乙
月:「信者乙
臨:「え〜と……信者おつ〜
風:「なんだてめぇらー! これでもくらえー!」ポイ ガッ
月:「!? なんかダメージ当たったけど?! これフレンドリファイア有りなの?!」
風:「ああ。直接攻撃はヒット判定は無いが、投げた敵や道具に当たったり、ダウンした味方を投げるとダメージがあるから気をつけろ♪ 道具も無駄に落ちまくってるから、最悪一個のアイテム投げたら連鎖して複数ヒットで大ダメージもありうる。味方の裏切り、誤爆からの即死があるから道具には注意するようにな♪」
向臨月:「「「それは先に言え!」」」
風:「んじゃ本格的にいくぞー」
−−−
月:「!? な、初っ端から敵がコンボ決めて来るんだけどこれどーなんてるのよ!?」
向:「そぉい! 敵が登場してからすぐは妙に好戦的なんですよねぇ。初心者は最初は敵がしっかり出てくるまではガードして待機しているのがいいでしょう」
臨:「え〜と〜。ガードは赤のBぼた……ってなんか殴られてますよ〜!」
風:「そぉい! 敵の行動も早いからフォローするのも準備してないと結構辛い。初期HP100前後にも関わらず、初面からワンコンボ30以上持ってくから気をつけてくれ」
月:「慣れるまではガード推奨、なのね。一応後ろから攻撃されてもガードできるのが救いかしら」
向:「ガードを崩してくるのは一部大型ザコが稀にとボスくらいですから。ヤバイ、と思ったら味方に任せましょう」
月:「ってわけであたしはサポート支援でもすればいいんでしょ? ほい、LBポチっとな
風:「おお、IN THE ZONE だな。ノーダメージ状態で敵を5体倒すと、移動速度、攻撃力が上昇し、またコンボ技が増える特殊状態、IN THE ZONE になる。一撃でもダメージを食らうか、時間経過で状態が解除されるがかなり強力な状態だぞ。クソビッチのLBは全員をいきなりIN THE ZONE状態に出来る補助技だな。他人に影響のある補助技はramonaしか持って無い。ボス戦、雑魚戦と使えるスキルなんでガンガン使ってくれ。って訳でサンキュービッチ!
向:「サンキュービッチ!
臨:「えっと〜? さんきゅ〜びっち?
月:「なーんか腑に落ちないわよねーそれー」
−−−
臨:「ああ〜! やられちゃいました〜!
向:「HPが0になってもGPが残ってる状態ならば自動でGPを消費して立ち上りますよ。とはいえ復帰するのにGPほとんど使ってしまうので、1回限りだと思ってくれて結構です。GP、HP共にLVアップか食事でしか回復できません。食事は1面はやたら豊富にあるんですが、2面以降はほとんど無いのでHPとGP管理には注意しましょう」
風:「とかなんとか言ってる間にもう一回死んでるぞ?」
臨:「ああ〜! ど〜しましょ〜! なんかカウントダウンされてますよ〜!」
向:「GP0の状態でHPが0になると完全死亡ですね。これもほとんどくにおくんリスペクトなわけですがストリートファイター風のカウントダウン中に、仲間が近くBボタンを連打することで、助けた方のキャラの所持金を犠牲にHPだけ回復して復帰できます。連打は多分15回前後?、って所ですかね。所持金減少は正直どういう感じなのか不明です。多分減ってる……はず?」
月:「とか解説してる暇があったらあんたが助けなさいよね! あーたたたたたたぁ!」ダダダダダ
風:「おお、素早い連打」
臨:「おお〜、生き返ったです〜! お姉ちゃんありがとうですよ〜」
向:「ちなみに各キャラ初期ストックが×3あるんですが、ストックを回復させる手段が1面にしかありません。また1機につき50ドルくらいかかるので、正直やってらなんないです。皆の死亡数が増えてきたら一度全滅してストック戻したほうが良いですね。コンテニュー無限ですし
風:「2人プレイとかだとまずボス戦での復帰は無理だが、4人も居れば死ぬ方が難しいんじゃねぇかな?」
月:「だから解説してる暇があったらフォロー入れなさいって!ドガ
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臨:「おや〜? レベルアップしました〜! HPもGPも回復してます〜
風:「レベルアップするとHP、GPが全快して技を覚える。新しく覚えた技は字幕で画面下に表示されるぞ。パラメーターは多分変化無いはず。前述のレベル別技能は結構重要だから覚えておけよ」
臨:「ん? そういえば敵を倒した時に落ちてくるコインはどうすればいいんでしょうか〜?」
風:「ああ、金は適当に取っとけぃ。金が多ければその分強化が早くなるが……今回は皆で平和に分け与えプレイをやるつもりなんでそれほど気にしなくていい。ただ各自占有式でプレイするとディフォルトで足の速いkimが圧倒的に有利だ。キャラセレクトとかで喧嘩すんなよ」
向:「真っ先にkim選んどいてどの口がいうかw しかもkimは自己回復能力もありますからね。俺TUEEEEEキャラにも程があるw」
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臨:「ほや? 行き止まりですね〜。なんだか扉がありますけど〜」
風:「そろそろボスだな。1面はボス前でちょっとレインボーロードボーナスステージっぽいのを挟む。まぁ扉に入りたまえ」
向臨月:「「了解すー」」」
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月:「……何、このバグった画面っぽいのは?」
向:「演出っぽいですね。なんというか全体的に邦ゲーに対するパクリオマージュ超満載なんですよ。ここではマリオでおなじみのハテナブロックとかが(ry」
風:「面のクリア時も、主人公はロックマン、ビッチはドラえもん、ガチレズはカービィで、空気はマリオのオマージュでステージアウトするぞー」
月:「本当オマージュ多いわねぇw おっさんホイホイだわよこれ。 ……ん? この空飛んでる豚は貯金箱なの? 破壊するとコイン出るけど。ほいっと。って空中の挙動いいわねぇ、このゲーム。ジャンプ中にぐりぐり動くわ」
向:「特にramonaはジャンプ性能がぴか一ですからね。ジャンプ中の攻撃も範囲広いのでそれがメインでしょう」
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風:「とかなんとか言ってる内に1面ボスだな。今回のボスは……バンドメン、なのか?」
向:「波動拳らしき山突きをしてきますが、ガード不能なので注意して下さい。カウンターは多分可能です。予備モーションは長いので上下ステップが出せれば余裕で避けられるので隙を突いて殴りましょう。こいつは比較的浮きやすく、また空中コンボでハメられるので狙えるなら狙って下さいね」
月:「音楽も変わってノリノリねぇ。 って訳でまたLBポチっとな
風:「サンキュービッチ! 略してSQB!」
向:「普通はTYBじゃねぇのか、とか思いますがとりあえずSQB!
臨:「えすきゅ〜び〜
月:「はいはい。どーでもいいからさっさとやるわよー」
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風:「って訳でお約束のJXからのアッパーコンボっと! そっち行ったぞー」
臨:「はわ〜! えっととりあえずX連打で〜!
風:「OKOK。一度浮いたら後は結構適当でもなんとかなる。ある程度ダメージを与えるとファン? のサキュバスもどきが現れるんでその攻略でもするか」
向:中央でボスがサタデーナイトフィーバーをしてきたら、周囲にサキュバスが4体現れます。反時計回りに浮遊しているんですが、それら自体にダメージ判定があるので、ちょっと遠めに立って垂直ジャンプ攻撃でサキュバスを倒しましょう。本体は攻撃してこないので落ち着いてやればほぼ無傷でいけます」
風:「サキュバスの当たり判定、攻撃判定が結構わけわからんからな。初期LVだと大体2、3回殴れば1匹倒せるんじゃないか? というわけでフルボッコタイムだ!」
月:「垂直ジャンプX、ね。ほいっと」
臨:「こ、こんな感じですかね〜? えいっ〜
向:「ちなみに調子ぶっこいて横切るようにジャンプしたり、地上から攻撃しようとすると見事にダメージ食らうので注意してください。大体15ダメージ前後ですか? 気にならないなら強引グマイウェイでもいいですけど」
風:「1段階目が終了すると、またフリータイムだな。そこからもう少しダメージを与えると、左右にまたサキュバスが現れる。今度のは上下にふらふらしつつ、光球を投げてくるパターンだ。これもダメージやや大きく、本体もフリーで動いてくるので、先にサキュバスを処理したほうがいいな」
臨:「な、なんというか画面全体を見なきゃならないので忙しいです〜!」
向:「2度目の出現時はサキュバス自体に当たり判定がないので、サキュバスと同じラインで上下にジャンプしながら攻撃しているだけでOKです。反対側からの光球だけは気をつけてくださいね」
月:「とかなんとか言ってる間にサキュバスは倒したわね。ボスがなんだかオレンジ色に発光してるけれど、アレなに?」
風:「ボスのピンチ具合をあらわしているっぽいですね。光の感覚が短くなればなるほどピンチのようです。さて、もう状態変化もないので後は本当にボコるだけですよ」
風:「ちなみに最初の段階から空中コンボを繋げたり、一気にダメージを与えていると2段階、3段階目を吹っ飛ばして一気にKOする事も可能だぞ」
臨:「な、なんだかわたしが狙われてますよ〜! えっと、ガードガード……!
向:「あ、このボスガードは効か」カイーン! KO!
月:「……カウンター発動?」
風:「そーみたいだな」
臨:「な、なんだかよくわかんないですけどピカ〜ってなってカイーンってなって勝ちました〜!」
風:「カウンターはクリティカル並みの高ダメージを叩きだせるので、要所要所で使いこなせるとかなーり有利だ。特に防御できない技もカウンターなら防ぐ事が出来る。そのうえ反撃ダメージ判定まであるんだから言うことないわな」
向:「反撃のリーチが若干短いのでカウンターしたものの相手に当たらなかったり、カウンターしても相手の攻撃持続時間が長くてそのままダメージ食らう、とかもありますけどね」
月:「狙ってやるのは結構むずかしそうね」



風:「ともかく、これで1面クリアだな。全員のリザルトがでて最後に一枚絵がでて終了だ」
向:「リザルトでは敵にとどめを刺した回数、取得経験値、取得金額が表示されます。好きなだけ仲間を罵倒してくださいね」
風:「KO数一位俺ー! 経験値取得一位俺ー! 守銭奴一位俺ー! 俺無双ー! 俺TUEEEEE!!!1111!!!
臨:「すごいです〜」
向:「うざってぇ!」
月:「わね!」
風:「ま、俺一回やってるしな」
臨:「んに? 画面切り替わりましたね〜?」
月:「リザルト後は一面毎のエンディングが流れるのね。一枚絵はscott と ramonaのキスシーン、かしら。ってなんだか残りの二人表情とか死んでない?」
向:「kim とstills は徹頭徹尾空気なんで気にしないでOKです」
風:「ま、主人公の付き添いだしな。っていうか一枚絵はスキップ出来ない上毎回二人の馬鹿ップルぷりを見せ付けられるだけなので、早く終われファック! 何で飛ばせねーんだ! クソビッチ! と罵声飛び交うエンディングになること間違いなしだ。と、この辺で一応終わりにしておくか」
向:「育成状況はオートセーブでキャラに記録されます。なので続きからやりたい場合は同じキャラを選びましょう。キャッスルクラッシャーズと一緒で一度成長するとリセットは出来ないようなので、低レベルで皆とやりたい、という場合には注意しましょう。ただし進行状況パーティ単位で記録されているみたいで新しい面子でやるときは最初からになるみたいですね」


風:「で、どうだったかね?」
臨:「ちょ〜っと難しかったですけれど皆でわいわい楽しかったですね〜」
月:「やっぱり気軽にやるには少し難しいんじゃないかしら。イージーの序盤でコレでしょ? この分だと後半鬼畜難易度なんじゃないの?」
向:「どうみてもその通りです。本当にありがとうございました
風:「回避極難の謎トラップ、やたら硬い雑魚、刀を振り回す忍者、炎を吐く忍者。立ちPが当たらない野生動物、クソ強いボス、融通聞かない残機と色々なやまされるが、まぁくにおくんをやりこんだ世代なら詰む事はないだろう。ステータスアップも出来るし。ちなみに2人でプレイした時はパラメータをSTRは最大、DEFもそれなりに成長させて二人とも×5機体制でやったが片方は完全死する寸前だったな。敵も徐々にインフレしてくるし、ラスト面は本当に辛い。隠し技使うといきなり楽になったりもするが。まぁそれを差し置いても結構歯ごたえのあるゲームだと思うな」
向:「ステータスアップも食ってみないと解らない、上昇効果もわからない、と若干不親切です。逆にちょっと理解してくればサクサク進めるんでしょうけどね」
風:「ゲーム好きの友人とプレイするには丁度いい難易度かもしれんな。客人と気軽に、というにはちょっとした心配りが必要かもしれん。まぁ金でパラメータが買えるわけだし、金の譲渡は簡単だから素人に優先して金を渡せばいいんだけどな。ともかく総評いくかー」

Scott Pilgrim Vs. the World



 システム:C 攻撃パターンが単調になりがちではあるが、投げがあるだけまだマシか。またマッハたたきを習得した後の展開は武器ゲーになるのが若干落ち度かも。ただくにおくんリスペクトという点で言えば問題は無いだろう。継続型成長ゲームにも関わらずレベルキャップが低すぎるのは問題。ステータス上限も難易度に対しては低いと思われる。荒い部分が見え隠れするのもまたくにおくんという事か。

 ストーリー:B 漫画原作にも関わらず話の筋が”クソビッチ”の一言で済むのは強みか弱みか。BGMは内部音源8ビットテイストで室内、室外などの使い分けなどクオリティ高し。ドットで打ち込まれたグラフィックも美しい。タイトルコールの主人公以外は。ゲーム全体として綺麗にまとまっている。


やり込み度:C 実績の難易度が中途半端で即解除かやりこみ終盤解除のほぼ2択になっていて解除していく楽しみは微妙。レベルキャップも若干低いか? イージーでも歯ごたえのある難易度、プレイ時間も気軽にやるには少し長めなので人と場面を選ぶが、ゲーム好きの友人が集まれるなら徹夜の一品には是非押せる。一部キャラが強すぎるので(特にキム)キム無双になりがちだがLVMAX隠し技込みだと各自それなりに役割は持てるので(主人公:ガード崩し、ビッチ:支援、キム:飛び道具支援、スティルス:前転弾幕)4人プレイは盛り上がれるはずだ。   


 総評:B− DLCなので800MSPとお値段お手ごろ。ただしゲームに慣れていない者とのプレイにはあまりお勧めできない。自称玄人連中にはストック縛り、ステータス強化縛り、最短クリアなど制限プレイにも向く仕様で難易度も三段階と鬼畜。道具経由のフレンドリファイア、金銭占有など喧嘩プレイにも最適。また熱血硬派くにおくんをメインとした日本製ゲームへのオマージュ率は高く、おっさんにやにやゲームなのは間違いない。一人でやるには辛いが、苦楽を共に出来る仲間がいるなら、かなりの期間遊べるゲームになるだろう。

風:「って所だな。長くなったしそろそろ〆るぞー」


風:「ともかく4人協力プレイに対する俺の評価の甘さは異常
向:「ま、4人で遊べる、っていうことがアドバンテージですからね。4人同時で育成要素有り、っていうとやっぱりキャッスルクラッシャーズが思い浮かんでしまいますが」
月:「対戦でもないからバランスとかほとんど考えなくてもいいものね。まぁスコットVSザワールドがバランス取れてるとは思わないけど」
臨:「ポップなキャラと音楽、後は細かく動くキャラ達がよかったと思います〜」
風:「まもって騎士でも思ったけど、なんかしっかりまとまってるんだよな。やっぱり8ビット幻想そうさ夢だけは、という事なんではなかろうか」
向:「作成者の愛(笑)ですか」
風:「実際重要じゃね? まぁちょっと方向性も似てしまっているので次回はもっと毛色の違うゲームをレビューしたいな」



向:「さーて、終わったことだし次は何やりますか」
風:「ボーダーランズ……でもいいんだが、アレは本体とTV4台必要だからな」
月:「しっかし似たようなゲームばっかりやってるわねぇ。新ジャンル開発しなさいよ」
風:「善処するよ。あーいたストでもやるか?」
向:「うへぇ……」
月:「……何、その露骨に嫌な顔」
臨:「いただきストリート、ですか〜? 聞いたことありますよ〜! やってみたいです〜 モノポリーみたいな感じのゲームなんですよね〜?」
風:「一応デザイン元はモノポリーらしいが……全然別ゲーだぞ?」
臨:「サイコロ振ってのんびりやるのもたまにはいいじゃないですか〜。最近は忙しいゲームばっかりだったですし〜」
月:「そーいやそーね。ボードゲームで茶菓子片手に、ってのも乙なモノかしら」
向:「……アレはそんな甘いモンじゃねぇんですよ……!」
臨:「ほぇ?」
向:「株! 株! 株! 株ッ! アレはボードゲームの皮を被った株式操作&市場操作ゲーなんですよ! 人と人との空気を読みながら隙間を付くように株を買い、売り、ゴマすり、裏切り、増資し、店を売りさばく! アレは修羅のゲームやで……!」
月:「……なんかあったの?」
風:「昔なぁ。3人+SクラスCPUの面子でディフォルトのルールで中程度のマップにも関わらず、4時間近くやって決着が付かない事があってな」
月:「……そんな時間かかるゲームだったっけ? アレ」
風:「いやぁ、ハマっててな。しばらくずーっといたストばっかりやってたせいか、皆ディフェンスが上手く成りすぎてた感があってさ。株式操作で牽制や妨害し過ぎてのう。皆じりじりとしか資産が伸ばせ無い状態になり、誰からともなく言い出した、”もう辞めよう”の一言を契機に順位とか全部関係なしに黙ってゲーム機の電源を落とした。それ以後俺たちはいたストを二度と起動していない
臨:「なんでそんなことに〜……」
風:「普通にやれば1時間程度で決着を付くようなステージだったんだ。サイコロ運も皆平均的だったしな。……まぁ、良い戦いだったよ
向:「馬鹿モン足らんわ! もっと株を! 不当に株を!」
月:「……ま、というわけで今回はこの辺でおひらきね」
臨:「……了解です〜」
風:「うむ。ではまた次回。ノシ」
臨:「ではでは〜ノシ」
向:「……ああ……それにしても株が欲しいっ……!!」


※追記。
風:「そーいや隠しコマンドがあるらしいんでちょっくら追記」
向:「ウィキからの転用なのであまり威張れたもんでもありませんが、以下。」

全てタイトル中に入力。
ゾンビサバイバルモード:下、上、右、下、上、右、下、上、右、右、右
ボスラッシュモード:右、右、 B、RB、右、右、 B、RB
ブラッドモード:A、B、A、X、A、B、B
最強武器所持モード:X、X、X、A、B、Y、Y
同キャラ仕様可能モード:下、RB、上、LB、Y、B
コインを動物に:上、上、下、下、上、上、上、上

向:「最後にサウンドチェックがあるんですが、これはマップ画面での操作になります。」

サウンドチェック:LB、LB、LB、RB、RB、RB、LB、RB」

風:「とういう訳で本格的に終了だな」