14/15号週刊少年ジャンプ感想+ワールドトリガー一周年

「ついにワールドトリガーも一周年か……」
「だから感想スルーした後に普通の導入辞めろってんでしょうに」
「んってもよー。リアルが忙しいとか気分が乗らなかったとか、そんな言い訳してもしゃーないだろう」
「そらそうですが」
「じゃあ一体どうすればいいっていうんだ!」
「定期更新すればいいんじゃないですかね(鼻ほじ」
「……せやな」
「んじゃジャンプ感想いきますよー」
「うぃーっす」


ワールドトリガー

  • 祝一周年!

「って訳でワールドトリガーも一周年かー」
「骨折やらインフルエンザやらで最近休みがありましたが、なんとか一周年。非常に嬉しい限りです」
「一話目に合わせた巻頭カラー、話数表示を入れたワンカットあらすじ、見開きタイトルページは1話の構図のセルフオマージュ。と全力で一周年に合わせてきてるな」
「そして先週の展開は今までの総決算といいますか、三雲さんがユーマさんにであってから何が変わったのか、ってのをばっちり描写してましたね」
「先週は本当に面白かったな。いや、今週もすっげぇ面白いんだが」
「感想はサボりましたからね!w 三雲さんの成長と、それにユーマさんがどれだけ影響しているのかが熱く描写されてて非常に感想がいのある回だったと思いますが」
「訓練は勝利のイメージの為に行う、とかもありゃーすげぇ面白かったもんなぁ。勝てるように頑張るのが訓練なんじゃなくて、勝つ手順を反復するのが訓練、っつーかなんというか」
「勝ちたい、じゃなくて、勝つ、じゃないと駄目、みたいな奴ですよね」
「簡単にいやそんな感じ!w」
「んで本編は木虎さんが戦闘してましたが……この辺も非常に葦原先生で楽しく見れるといいますか単純な展開じゃないといいますか」
「普通なら木虎が新型にやられてぴんちーみたいな感じで引きそうだが、そうじゃなくて木虎の強さと弱さをしっかり見せた上で、損傷しつつもボーダーの実力者らしく勝利する、という絶妙のバランス。これだから葦原信者はやめられんな!」
「ラービットが相手が持久戦を挑んでくると解るや否や市街地を無差別攻撃して突撃を誘うとか、完全にボーダーの行動読まれてる感があるのもえげつなくて面白かったですよ。っていうか木虎さんまた足欠損か壊れるなぁw」
「トリオン体だからできるこの戦闘描写。生身なら結構どぎつい展開になる所だもんな。そしてこの戦闘に勝った所で戦況はまだ続く訳でしっかり戦力損耗とピンチ描写になってる。この辺もまた素晴らしい」
「そして相手方の目的も解りましたね。ボーダーの新人狙いですか」
「どうして新人を攫うのか、ってのはまだ解らん……。大量に人材確保をしたいのか? トリガーの技術狙いか? ともかく目的のモノが目の前に現れたら、前にも出てきた小型トリオンでゲートを開いて即座に戦力全力投球の指揮官様かっけーのう」
「司令部を攻撃したのも雛をあぶり出す為、と振り返って見れば戦力分散で様子見したのも含めて全部理にかなってるんですよねぇ」
「戦力分散して弱い所に新人がいれば一気にラービット投入して回収、撤退が一次案。本部を叩いて防衛に新人が出てくればそちらが二次案。市民同様避難していたこちらに居てよかったよかった、って所か」
「うーん。勝利条件を複数考えていれば、この市街地攻防戦だけでTRPG出来そうなくらい面白いんですがそれは……!」
「アフトクラトル側は本部陥落とか、A級拉致何人、新人拉致何人のどれかが目的でそれを悟られないように戦力配備する、トリオン量は限られて居るとかで、ボーダー側はA級何人、B級何人、C級をどう配備するか選べるーみたいなな!w」
「まぁ関係無いことで盛り上がってますがこれからもワールドトリガーには、葦原先生には頑張って頂きたいですね」
「間違いなくここ数年でトップクラスに面白いとお勧めできる漫画だぜ。来週も楽しみ楽しみ」
「そういや一周年人気投票でサブキャラの名前もしっかり出てましたね」
「あのへんの細やかさも葦原先生だと言える。ネイバー側どころか茶野隊のメンツも名前出てるからな」
「でも3バカの名前は3バカ1号〜3号と新3バカ以下略なんですが……!w」
「3バカだからね。仕方ないね」
「くっそwww」
「じゃあ俺、リリエンタールに投票して帰るから」
「ふっざけんなwww」


食戟のソーマ

  • メインヒロイン

「うーんこのヒロイン力」
「さっすが田所さんやー!w ヒロイン力がパネェっす!」
「たまにはこういう息抜きで楽しく食事作って、うまー、っていう
回もいいよな」
「そうですね。料理を競うのも確かに面白いんですが、楽しく料理、楽しく食事っていうのは見てても面白いもんですからね」
「うーん。餃子食いたくなってきたなw」
「今度作りますか」
「そりゃいいなw って最早感想になってねぇぞw」


i・ショウジョ

  • インターフェース

「前回で一旦区切りだっ訳ですが、結局このインターフェースさんは何をやったんですかね? 目的がわかんねーのはいいとして、別にキーパーソンにもなってませんし」
「説明したらあとはポイーだよ。ポイー。イチャイチャしてればいいんだよ!w」
「さいでっかw ってそれじゃただいるだけじゃねーか!w」
「しかし女子に慣れる為にフィギュア趣味に走るとか思考がもう終わってるなこの主人公……」
「絶望的にやばいですよねw フィギュア趣味というだけで好感度の低下が著しいといいますか。いや、偏見なのは重々承知ですけどね!」
「しかしまぁ……やっぱりウィルスとしか思えないな、このアプリw」
「魔法でケータイと言えば魔法のアイランドとかいう」
「やめろ。やめてくれw」


ハイキュー!

  • 勝つ意思

「そしてハイキューはハイキューで相変わらずこう、なんていうのか、弱者の描写が恐ろしく上手い……っていうのもなんか違うなうーん」
「今週の扇南の人たちはまた良いキャラでしたねぇ」
「簡単に言えば修行した烏野の噛ませ犬なんだが、ただ捨てキャラとして置いておくんじゃなくて、一人の、ストーリーのあるスポーツマンとして描いてるっつーかよー。しかもそれがただ敗者の無念と後悔で終わる訳じゃなくて、スポーツマンらしい爽やかさがあるというかうーん言語化できえねぇー!」
「感想サイトにあるまじき発言www」
「いやーもう俺こういう展開に弱くてさぁ!w アッキー君主将とかいうヤンキー特有の謎敬語のキャラがさ、多分これ3年のアッキー君主将は真面目にバレーがやりたくて、ヤンキー君達を集めてとりあえずチーム作って頑張っててさ、それでやっと試合に出れたと思ったら相手白鳥沢で、ヤンキー君達全員やる気ナッシングになっちまって、それでも一人で勝つ為に全力でやってて、それでも勝てなくて。でも誰のせいにするわけでもなく、一人で悔しさで泣いてて、それを見ちまったヤンキー君がやりどころのない怒りに拳を振り上げるシーンとかさぁ! もう感動もんでさぁ!」
「ノリノリっすねw」
「3ページでどんだけ積めるんだよ畜生!www くっそ!w その一人で頑張る姿ってのが初期の日向に若干リンクしたりするしよー!」
「僕としては顧問の先生の心の折れっぷりも結構リアルで良かったと思いますけどね。皆が皆武田先生のようにポエミィじゃないといいますか、生徒の心をケアできる訳じゃないといいますか」
「あれもよかったなー!w 上手く生徒の心をなだめようとしてるんだけど、そうじゃない感っていうかさ」
「そしてすかさずアッキー君主将のフォローも良かったです。あれも格好悪いってのが月島さんと軽くリンクしてるんですかね」
「うむ。そしてスポーツマンはただ勝つためにフィールドに立つ。立たなくちゃならない。とりあえず戦おう、じゃなくて、勝つ為に戦わなきゃ勝てんのだ。だから絵空事でも、実際には無理でも言葉に出して自分を鼓舞するヤンキー君の姿は確かに浮いてるが、格好悪くなんて無いんだ」
「そしてそういう戦う気持ちにしっかり返答できるのが、烏野のメンツ、って事ですよね」
「うむ。日向や田中先輩はノリノリやで!w 相手を馬鹿にする事も見下す事もない。こちらも勝つ為に全力で相手を迎え撃つ。これぞスポーツマンだし、ハイキュー!!の面白い描写なんだよなぁ」
「一方、黒子のバスケではチームメイトすら見下している展開が始まっt」
やめて差し上げろwww あっちはあっちで違う方面でアプローチしてんだろうがwww」


SOULCATHERE(S)

  • 一年終了


「んで、地味にリアルと同時進行しているSOULCATHERE(S)は1年が終了したみたいだな」
「連載開始はもう少し後ですが、怒涛の一年でしたね」
「こちらもこちらで一年前……入部当時とリンクした描写があって中々感慨深かった。あの頃は皆敵対気味だった吹奏楽部も、今や半数以上が神峰の事を理解して心を隠さずに見えるようになっている。ばらばらだったやる気もまとまって来てるしな」
「こちらもこちらで全国に向かう、っていう希薄が出てきてますよね。主に邪悪な笑みでw」
「あの邪悪な笑みは本当に良いよなw やる気に満ちてるのがありありと解るw」
「谺先生の反応も上々で、最後まで精進して欲しい、可能性があるって事だけで、今の神峰さんには十分、希望のある展開になってるんですよね」
「最初は本当に四面楚歌だったもんなぁw それが今の皆のいきいきとした表情と笑顔があるってだけで同じメンツなのに景色は変わるもんだ」
「こうやって相手の心を変えていって、表情が変わっていくのがこの漫画の楽しい所でもありますよね」
「地味に後輩の登場も示唆されてるし、来年どうなるかも非常に楽しみである。が、その前にさくらまつりというイベントが有るわけだが……」
「表情からするに恋愛がらみのイベントですかね?」
「うむ。待ってた」
「なんだその満面の笑みはw」


アイアンナイト

  • 一年後

「あああもうやだーやだーかえるーおうちかえるー」
「何言ってだこいつw」
「だから唐突な時間経過は辞めろっつってんじゃねーかよ! ふっざっけんな!」
「うーん、残念ながら仕方ないとしか。っていうか感想やりましょう」
「お、おう。本編は非常に熱い展開でまとまってるながらも良い所がしっかり出ていた。武器の加工も鉄平の武器だが、やっぱりメインは熱量というかな」
徹甲弾を熱で溶かすシーンはアクション的にも中々格好良かったですし、熱源棒ぶっさして融解させるシーンもまたすげぇ活かしたキメコマになってましたよ」
「ありゃ格好良かったよなぁ。それでも相手が地味に生き残ってて、ラストは桜山さんが決めるのもまた良かった」
「実際殆ど暴走状態でしたからね。それだけじゃなくて別の要員も合って勝利する、というか油断した所をしっかり仕留められる味方がいる、っていうのが良いんでしょうか」
「桜山さんは良いキャラやで、っていうか自衛隊と連携するヒーローがやっぱり格好いいわ。……その、世間受けするかどうかは置いておいて……」
「仕方ないですw」
「そして無表情のままの翼ちゃんやら、意味深に呟く雪ちゃんやらがありつつ……時間経過だよ……!」
「一年後www」
「もう少年疾駆を思い出しちまうだろーがくそー!w とはいえその後の展開はすげぇ良かったよ。街を守るゴブリンのヒーロー。自衛隊の装備と、加工した武器、マントを翻して人々を守る為に戦う鉄平。この展開をもうちょっと早く、もうちょっと早くお披露目できなかったもんなのか……!」
「武器加工してそれに名前付けるのはやっぱり面白かったですもんね。ともすれば雪さんの防具とかも作れる訳で」
「それどころか自衛隊の簡易防衛基地やらターレットなんかも作れそうな雰囲気だったもんなー。んで通信装備もちゃっかりしてるし。こういう防衛戦の妙はワールドトリガーでもやってたが、上手く描写してくれるとサバイバル感が出てすげぇ面白いんだよ! どっかの銀の弾丸を作ってた自衛隊もどきとは違って
「死体撃ちは辞めろっていってんでしょうがwww」
「主人公のキャラクターは愚直で熱血。ヒロインは謎めいていてでも主人公の背中をしっかり守れる優秀なサポート。絶望的な世界観、でも地味に有効な近代兵器、すげぇ面白い要素は揃ってるし、実際これを上手く処理する話し筋とそれを迫力あって描ける画力もある。んでしかもこれ新人の読切の頃から2年近く描いてるんだろ? 屋宜先生がこのキャラクター達にどんだけ思い入れあるのかとか想像するだけでもココロが痛むわ!w」
「丁寧に書いてる表情とか見るにすっげぇ大切にしてそうですもんねぇ……」
「なんていうかさ、どことなくSIRENのような雰囲気のある漫画だと思うんだ。いや、こういう例えをすること自体が良くはないのは解ってるし、類似品って言う訳じゃないんだが」
「まぁ解りますよ。荒れ果てた大地に真っ直ぐな主人公とちょっと斜に構えたヒロイン。まぁヒロインのキャラはある意味正反対かと思いますがSIREN初期のサバイバルホラーの展開を続けたらアイアンナイトのようになるのかな、くらいは思ったりします」
「だから、ってわけじゃないがやっぱりこの雰囲気が結構好きなんだよなー。ジャンプにはあまりない。いや、HACHIが似た舞台設定だったもんでその特異性が薄れてたのも問題のような……うぎぎぎぎ」
「あんまり考えこんでも心に悪いですよw」
「くっそー! 自分が考えてるより俺は多分ずっとアイアンナイトが好きなんだろう。来週の事を考えるだけで心が苦しい。もっと、いや、もう少しだけでもいい。鉄平と雪の話が見たい。見たいんだよくそー!」
「……ジャンプ楽しんでますねぇ」
「そらどーも!w」



「って訳で感想サボったのは心が痛かったから、って事でいいかな?」
「よくねぇですw」
「この生殺し感はリリエンタールと同レベルの辛さである。今見てくれてる方には悪いが、恐らく来週は感想無いから、その辺宜しくゥ!」
「堂々とサボる宣言やめてくれませんかね!w」
「……まぁ結構真面目にアイアンナイトが終わるならジャンプ感想は少し休むかもしれんな」
「ま、どうせ悲しみ更新はするんですからその時考えましょう」
「うむ。って訳でまた次回」
「はいはい。それではまた。ノシ」