14/18週刊少年ジャンプ感想はしていません。



※今週のジャンプ感想サイトはアイアンナイトが打ち切られた為に全部投げ出しております。
お暇な方は寄生獣10巻の内容が多分に含まれておりますのでお読みになる前に覚悟完了して頂けるようお願い申し上げます。

「どこをどう……連載してたんだか……」

「けどいつまでも厄介になってる訳にはいかない。明日には帰って今度こそすべてを話そう」
「連載が打ち切られた訳……リリエンタールという名の弟がいた事……賢い犬が始めて連載した日の事。てつこ達と過ごした毎日、そして、あいつがどんなにいいヤツだったか。アイアンナイトを助ける為に……! あいつの知力、勇気、何をとってもおれは到底かなわない」
「あいつこそ、本当のヒーローだ」


おれは……まだやるだけの事をやっていない!! アイアンナイトが打ち切られる前に、俺のアンケートハガキを使わなきゃならないんだ!
「ばか!! ふざけんな! 何が『おれのアンケートはがきを使う』だ! そんな事軽々しく! あんた何様のつもりだよ! アンケートはがきを使うだって? 笑わせんじゃないよ! あんたみたいなオッサンに何ができるもんか!」
「どんな事情かしらないけどねぇ。ともかくこういうことは子供たちに任せるんだ」
「別に来週打ち切られるわけじゃないんだろう? ファンの票さえ集まりゃ……」
「おれ一人の方がマシですよ」
「まだ言うか!」
「つまり何て言うかなァ……読者的に優れた能力……例えば感想サイトみたいなもんが必要なんですよ」

「このアンケートはがきはつかえるだろうか。ただのアンケートはがきとは限らない。年齢制限がついていたらどうする? 応援の足しにもならないじゃないか。 年齢を偽装するとしても変にへそ曲がりな事を書いても駄目だし、年齢が低好きてもだめかもしれない。第一『編集』のスピードにかなうか? いまは掲載されていても、こっちが同情票を入れだせばすぐに気付く。こっちのアンケが届く以前に連載が2、3週間で打ち切られ……いや、アンケ出す前だ。それどころか来週かもしれない」
なんだ、ほとんど可能性ゼロに近いじゃないか……。でもアンケ出さなきゃ……確実な0だ!

『神様!』



「なんてこった! 掲載順位がよく見える。新連載から入ってこち亀ラインを抜ける……即死だな」

『誰が決める? 読者と……連載の生命の目方を誰が決めてくれるんだ?』
「(アンケートを出すのか出さないのか)どっちかに決めてくれ。あまりのんびりは出来ないぞ」
『打ち切りにしたくない……。正直言って必死に生き抜こうとしている連載を打ち切りにはしたくない……』
『そうだ……打ち切りにしたくないんだよ。打ち切りにしたくないって思う心が、読者に残された最後の宝じゃないのか』
「どうした?」
「……(アンケを出さないのを)やめる。さんざん打ち切り煽った事書いておいていきなり変に思うかもしれないけれど、打ち切りにしたくないんだ。連載が続く可能性が五分五分なら、俺が決めるよりも天にまかせる……。こいつは読者とは違う別のいきものなんだよ。読者の都合ばかりおしつけたくはない」
「そうか……きみがそう決めたんならそれでいいだろう。じゃ、行こう」

「ヨルノハ。きみはジャンプを美しいと思うかい?」
「解らないよ。カラーとかできれいな見開きは見たことあるけれど」
「わたしは恥ずかしげもなく『ジャンプのために』という読者が嫌いだ。なぜならジャンプははじめから泣きも笑いもしないからな」
「ジャンプの最大の連載のドラゴンボールは、打ち切り寸前で生まれたそうだ」
『天にまかせる……か』

「おれはちっぽけな……一人の読者だ。せいぜい小さなブログを維持する程度の……」
「ごめんよ。きみ(アイアンナイト)はわるくなんかない。でも……ごめんよ」

『今日はな……実はお別れにきたんだ』
「え……どゆこと?」
ジャンプ感想サイトを休もうと思う』
「休むって……おまえしょっちゅうサボってるじゃないか……」
『それとは違う。今度は少し長い。何週間、何ヶ月、ひょっとしたら死ぬまでだ。つまり君にとってはただの『ブログ』に戻ると思ってい』
「何だ……? 何言ってんだよ……? さっぱりわかんないぞ!」
『ジャンプのはね、連載内容がまた少し変化したんだ。特にこの前の『タカマガハラ』の打ち切り経験が大きく作用している』
「けど、アイアンナイト……」
『いきなり唐突な打ち切り内容だった上、巻末コメントも寂しいものだった。しばらく情報をシャットアウトして、ただ単純にジャンプを読みたくなったんだ。だからブログの感想活動を停止する……』
「ジャンプを読むだけでってそんな……信じらんないよ。アレだけジャンプ感想に好奇心旺盛だったお前がどうしちゃったんだよ! あんなに読書家で……(意味深) まだ連載中の漫画だっていくらでもあるだろ!?」
『そうだな……じゃあこう言おう。今度は別の方向へ歩くんだ。ブログの活動とは少し別の方向に……』
「わからんおれには……」

「まてったら! もうジャンプ感想の更新が出来ないってのか? 一生?」
『あるいはな。でもまぁ、お互いにネット環境が死ぬわけじゃない』
『だいたい、週刊誌の感想をネットに上げてる人間なんている方がおかしいんだぜ? 本来は
「ひどいよ……こんないきなり……」
『いつものようにきみは目を覚ましたらこの更新の事も忘れているだろう。だから……その時ジャンプ感想の事もいっしょに忘れて欲しい。いや、きっと忘れる事ができる。いいかい? 朝そこにあるのはただのきみのブログだ。それが本来の姿なんだよ』
「……」
『いままでありがとう。……ヨルノハ』

忘れる訳ないだろう! ばかやろう!
「ばか……!」

「もう時間の問題だ、打ち切られるのもな……」
「だがその前にせっかくジャンプ感想サイト管理人に会ったんだ。『読者とは違う答え』を聞きてぇと思ってよ」
「え……?」
「漫画どもが読者に読まれるのはわかりやすい。ただの仕事だ。でもこのおれァ何だと思う? いや、たぶんおまえにゃわかってるはずだ。おれらネタバレ先読みサイトこそが『読者』だとな」
「たのむ……打ち切らないでやってくれよ……」
「答えろ! おれこそが正常な読者だな!? ただ本能に従ってるだけのことだ!」
「誰よりも正直なおれに向かって読者人気とやらは必死で知らん顔しやがる。せめて読者とネタバレの中間の立場からひとつたのむワ」
「読者と……ネタバレの中間か……前に誰かが似たようなセリフをおれに……」

「やめろォ!!」
『助ける! 間に合うさ! そうとも俺はアンケを書くのが速い! ただの読者じゃないんだ! 掲載順位の変動なんて止まってみるぞ! 左で切手を貼り付けそのまま雑誌から切り取る! 同時に右手でアイアンナイトの番号を! 一秒もかからないさ! 左で……』
「あれ……?」
『で、右!』
「え……?」
『連載は簡単に……打ち切られる』


「うわああああっ!」
「ひどい……ひどいよ……あんまりだよ……! なんでいつもこんな……! う……ううう……」
『ある日週刊誌で』
『ジャンプで出会って、読むようになった漫画が、ふと見ると打ち切られていた』
『そんな時、なんで悲しくなるんだろう』
『そりゃジャンプ感想サイト管理人がそれだけヒマな動物だからさ』
『だがな、それこそが管理人の最大の取り柄なんだ』
『心に余裕のある生物。なんと素晴らしい』
『だからなぁ……。いつまでもメソメソしているんじゃない。疲れるから自分で感想書きな』

「きれいな空だ」

「君はいつかの……打ち切られた賢い犬のこと覚えてる……? おれが感想を始めたきっかけで……」
「…………」
「ずっというのを忘れてたけど……あのとき少し考えてからアンケートを……出していたんだ……」
「知ってるよ……。それは夜葉くん……きみが夜葉くんだから」



「何かに寄りそい……そして連載が終わるまで」

「「連載獣、完」」


「って訳でジャンプ感想は今週でちょっと休むわ」
「マジだったんですね、あれ」
「うむ。とりあえずはちょっと、な。少なくとも一月はやらんし、その後も解らん。さすがに今回はもう、なんていうかな。気を抜いてテキトーにジャンプ読みたくなった」
「大概サボってばかりでしたしねぇ」
「辞め時を考えているってのもあるんだけどな。本当はワールドトリガーかSOULCATHERE(S)が終わるまで付き合いたいんだが……そういうのも全部忘れていたいんだ、今はな」
「んじゃこのブログどうすんですか」
「まぁ適当に更新はするつもりだわい。それも後で考えるわ、後で」
「思考放棄しまくりw」
「そういう気分なんだよくそったれ!www とりあえず今の目標はアイアンナイトの最終巻を買うぞーとかそんなだよ!」
「描きおろし楽しみですねw」
「あーもー! ちくしょー! ってわけでまたじか……またなー!」
「こうやってブログが放置されてくんだなー、とは思いますがそうならないように少しは頑張りますかー。それでは、また。ノシ」