14/29号週刊少年ジャンプ感想+斉木楠雄のΨ難2周年

斉木楠雄のΨ難も二周年かー」
「おーい! 開幕もっと他に言う事有りませんかね?」
「と、言うわけで恥ずかしながら帰ってまいりました。という事で今週だけジャンプ感想やるぞー」
「今週だけ、とか言っとく事で軽く予防線を貼るんですね、解ります」
「いや、最近ツイッターの方で感想書いてたりするんだが、やっぱり文字数制限が面倒くっせぇのと、会話のドッチボール形式ならもっとぶっちゃけられるのになー、とか思ったんでな」
「要するに今回の更新は気まぐれ、と」
「つまりはそういう事だ。まぁ御託はいいからジャンプ感想本編いくぜー!」
「うぃーあー」


斉木楠雄のΨ難

  • 二周年

「「いつもアンケートハガキで三番目に面白かった漫画に挙げてくれてありがとう!!!!!!!1!!11111wwww」」
「こんなん草生えるに決まってるだろ! いい加減にしろ!」
「まぁそれだけ安定した人気とも言える訳ですよ。ほら、そんな事バクマン。で言ってたでしょう」
「そんな話だったか?w ともあれ二周年とかめでたい話だ」
ぼくのわたしの勇者学が1年チョいの連載でしたしね」
「そんなんだったのか……。そんで本編は噂の空助が出てきた訳だが、空手裏剣とか使いそうだよな」
「節子アカン! それ風助や! つーかネタが解っんねぇですから! 今の子供には!」


暗殺教室

  • 自転車

「自転車と老人の事故が増えてる、って交通安全系の講習じゃあ飽きるほど言われると思うが、自転車にのった老人が怪我するんかい!」
「意外とそういう事故も多いんじゃないですかね。ほら、自転車に乗りながらスマホとか結構見ますし」
「あれはマジなんとかならんかな。普通に危ないだろ」
「そらそうなんですがジャンプ感想で言う事じゃないですね」
「せやな。まぁ問題は、これなら殺せんせーを殺せるかもしれないぜひゃっほー! とか思ってた頭で、老人を怪我させて罪悪感に苦しむ、とか本末転倒で面白いよな、とかなんとか」
「あー。まぁ殺せんせー暗殺はもう倫理観の範疇外になってるといいますか……」
「E組の暗殺に対する現実感の無さ、ってのはこのブログの感想で何度も取り上げてるんだが、まぁそのくらい重要な事だと俺は思ってるんだけどなぁ……。この調子だと本当にその辺はスルーしてしまうのかもしれない」
「いやいや。渚さんの特性の話もありましたし、ビッチ先生も軽く触れてましたからその辺は大丈夫でしょうよ、多分」
「今はまだそのくらい殺せんせーの暗殺が絵空事だからかもしれんが、今週地味にこれなら殺れるかも、とか言ってたのでその辺触れてくれたら嬉しいなぁ」


NARUTO

  • 溶岩地獄

「そもそもオビトの時点でナルトとは関連性の薄い人物だった訳だが、それがマダラとなり更に縁遠くなり、カグヤになるに至り最早文字通り神話クラスのお話となってしまったでござるの巻」
「そらもう、ここまできたらなるしかないでしょうよ」
「何によ?」
「神話に、です」
「ひぇー」
「似てない比叡の真似はやめて頂けますかね?」



ハイキュー!!

  • 楽しむ為の

「スポ根ってさ」
「はいはい」
「そのスポーツやってるだけで楽しい、ってキャラがやっぱ主人公になりがちだと思うんだよ」
「当然ですよ。んでやってみたら才能もあって努力して強くなる、っていうのが王道でしょう」
「まーそうなんだけれども。でも実際そんな奴らは一握りでさ。やっぱり多くの選手はなんていうか、ちょっと違うんだと思うんだよな」
「そらそうでしょう。みんながみんなそんな天才、主人公補正だったら派手過ぎてやってられないです」
「んじゃーよー。そういう一般人達が、才能も無くてそんなに強くもないのに、それでもスポーツ楽しむってどういう事だよ、ってなるじゃん」
「負ける事を楽しむ……っつーのはマゾ過ぎますかね。んじゃ、やっぱりそのスポーツが好きだから、とかになるんでしょうが」
ハイキュー!!を見ていて俺が面白いな、と思うのは、そういったスポーツの楽しみ方というか、動機についてこの漫画がとにかく丁寧な所なのだよ」
「ふーむ。今週の、『遊ぶにはまず遊び場が必要』だとか、『勝負事で本当に楽しむ為には強さがいる』、だとか、月島さんあたりのエピソードもそういやそんな感じでしたかね」
「っていうかメインの登場人物全員が殆ど、『自分がどうしてバレーをやっているのか、バレーに何を求めているのか』って事には触ってると思うぞ」
「ふむふむー。単行本持ってる訳じゃないんで詳しくは追えないんですが、確かに振り返って見れば大概のキャラでは動機関連について丁寧だったような……?」
「照島くんなんかは、『自由に楽しくバレーをやりたい』っていう動機がおもくそ描写されてるじゃん」
「まぁそのまんま言ってますからね。楽しくない時間がやってきても楽しんで見せますよ、って言うくらいですし」
「うむ。んで、じゃあ実際に、劣勢になって自由にやれなくなった時、照島くんはどーすんの? っていうのを描写するのが物語の面白さだと思うんだよ。んで、そういうのがハイキュー!!は本当に丁寧だよなぁ、って、そういう話」
「うーんわかりづらい!w」
「なんつーんかなー!w ほら、俺なんかは楽しく自由にやるライバル高校、って考えたら、最初は自由気まままにやって、主人公側が堅実な動きで優勢を取ったら、あとは総崩れー、みたいな展開にしちゃいそうなんだけれど」
「うーん。凡百ですねw」
「うるせぇ。そこで相手高の選手を捨て鉢にしないで、じゃあ楽しくない時間が来た時に彼はどうする? 彼の周りはどうする? っていうのをしっかり描くのがハイキュー!!だな、と」
「今週のマネージャーの三咲さんの動きは本当に良かったですもんねぇ。回想でしか登場しない前キャプテンとか」
「あの辺はまさにハイキュー!! と言った展開で本当に良かった。彼等は間違いなく日向や影山とは関係無いしこれから先も関わる事は無いだろうが、それでも物語に影響を与えているし、登場する意味がある。そういうのに俺は面白さを感じているんだ……」
「遠い目やめて下さいw」
「まぁ詰まるところはやハ今お、という事である」
「適当オチもやめろw」


火ノ丸相撲

  • 何者でもない僕達へ

「と、いう流れでこの火ノ丸相撲も、キャラクターの動機とこれからについて非常に丁寧で好感度が高かった」
「佑馬さんの下りは三週もかけただけあって、丁寧でしたよねぇ」
「ハイキューで日向達がバレーに夢中なように、相撲に夢中で真剣に日本一を目指している潮や、石高の相撲部を見て、自分が何をやっていたのか、どうして彼等はそんなに相撲に夢中に成るのか、って自問する所は本当に丁寧だったと思うね。だからこそそんな相撲がどういうモノなのか、知ってみたいと舞台に飛び込むっていうは……うーん。スポ根だなぁ。と」
「でたー、スポ根びいき」
「うっせーw でもマジで、『ダチ高を一歩でたとたん俺は、何者でもないんじゃねぇか…』って台詞は本当に良い台詞だと思うよ」
「他人が真剣になっているのを見て初めて、自分が何も真剣に取り組んでいない事を知る、ですか。今までお山の大将してたヤンキーがスポーツに真剣に取り組む、とかベッタベタですけど熱いですよね」
「相撲をその見かけだけで馬鹿にして、本気で日本一を目指しているヤツを笑う事がダセェ、とか、相撲の格好はむき身の己! とかセリフ回しも非常に格好よかった(小南感」
「っていうか普通に潮さん格好良いですよね」
「うむ」


ワールドトリガー

  • 通信最高!

「もうこの漫画は当然のように通信システムとオペレーターシステムが強くて、俺はもう毎週ご満悦であるよ」
「さいでっかw 僕としてはユーマさんの印の使い方のプロっぷりにも驚きですけどね」
「あれなー。蹴りで奇襲して『鎖』設置、『鎖』に『錨』仕込みで敵の見えない刃に重りを仕込む、とかそこだけ見てもウヒョー! ってなるわ! なんで『錨』って『射』と組み合わせて射撃してんだろうなー、って思ったら、『錨』自体は接触式の罠としても使える、ってことなんだもんなーかーっ!」
「それもレイジさんの予測の結果、っていう辺り、こっちはバックアップの妙でウヒョー! ですよ! なんだこの漫画面白過ぎる!w」
「相手もマントが当然のようにシールド状態だしな! 錨相手にも動じないぜ! 必要最低限の言葉のやりとりも非常に面白い」
「結局アフトクラトルの事情はどうなってんですかねぇ」
「兎にも角にも雛鳥が必要、みたいな雰囲気だが……その辺はまぁ展開次第だなー」
「うーん投げやり感想w」
「まぁとにかく毎週すっげぇ楽しみである」
「それも毎週言ってますよね」


SOULCATCHER(S)

  • 変身

「「だ、だせぇ〜!!!!」」
「管崎先輩の妖精姿がおもくそ似合ってないといいますか……! 装飾がお遊戯会レベルと言いますか……とにかくダサい!w」
「いや、実際今お遊戯会中だからそれでいいっちゃいいんだけども!」
「それはそれとして、演奏中の会話が、『心が通じ合う』の表現だとは驚きましたね」
「いやまぁあれは別にあのままでも気にしなかっただろうけど、よく考えたら会話してるのは初めてか?」
「そういやそうでしたっけね。結局管崎先輩とは打ち解けられず、ですか」
「やっぱり4人揃って……もしくは5人揃って初めて完成なのかもしれんな」
「そして黒条さんの本格始動ですが」
「あれなー。心が見えるから苦しんでいて、音楽を始めて救われて行く神峰と、音楽をしていて苦しんでいて、心が見えるから救われている黒条、と非常に対比的なんだよなぁ」
「『やめなくてよかった』のコマが天地逆だったり、とあからさまなくらい描写してますしね」
「黒条も言ってるが、やりたいことは神峰と同じ……と対比しながらその実二人は同じような事をしている、っていうのがひっじょーに気になってるのだ」
「常々その辺は纏めたい、っていってますもんね」
「まぁこの辺は本編が言及する前にちらっとやりたいな」


HUNTER×HUNTER

  • 大変な変態

「解ってた事だけとパリストンさんが変態性癖過ぎるな」
「こう、ヒソカさんみたいに、見た目からしてぶっ飛んでると、ある程度心の準備ができるといいますか、変態耐性が上がるといいますか、そういうのがありますが、一件普通で、話が通じるように見せかけてその実クズ野郎、となるとこれはもう手がつけられないですよ! 大変な変態です!」
「ハンター協会やらネテロ会長に対する親愛というか、好意がバリバリ見えてるあたりが逆に違和感なんだよな。本人がそれに自覚的で無自覚、っていうのも更に」
「自分が異常だと理性的に解っているから大丈夫、の危うさですよね」
「それと暗黒大陸にゴン達どうすんの? の問題であったがその辺は前回の選挙とは逆にからめてで、レオリオとクラピカから取ってくるとは思わなんだ」
「レオリオさんの相変わらずの友達想いっぷりが涙を誘いますよね」
「相手が素っ気なさそうなだけに、なおさらな」
「そんなレオリオさんだからこそ、ハンター協会の旗印になれる、っつー事なんですかね。チードルさんの率直な言葉が気持ちいいです」
「実際本当に危険そうなんだよなぁ!w」
「っていうか正直今のクラピカさんがゴンさん達と一緒にのほほんとやれる気が微塵もしないんですが、そういうのもそれで見てみたいですね」
「まぁ今のサスケェみたいな雰囲気になると思うぞ」
「……そういやそっちもそんな感じでしたね(遠い目」


BLEACH

  • 馬鹿避けろ!

「「お前が馬鹿だバーカ!!!!1111」」
「ナイフを相手に投げて相手が受けようとしたのを叱責するようなもんですよこれ」
「全く意味が、解らないwww 先週のプチ月牙天衝舐めプといい、一護先輩は本当に頭がおかしい」
「そして当然の用に女キャラはリョナられるのであった」
「もう本当に気持ち良いくらいBLEACH! 感想終了!」
「最早感想になってねぇ!」
「一応褒めてるぞ」
「フォローになってねぇっていってんでしょうが!」



「と、言うわけで久々のジャンプ感想もとりあえずここまで、だな」
「なんだかんだで4時間くらいかかってるんですがそれは……」
「途中ゲームとか挟んでたし、しゃーない。言いたいことがある時はこんなもんだ」
「そんなもん……でしたかねぇ?」
「まぁ来週やる、とは言わないがまた気が向いた時にでも感想しようと思う」
不定期更新っていうのが一番無責任で楽ですからね」
「そういうこったな。という訳でまた次回」
「うーん、嫌味が通じない。それではまた。ノシ」