君が殺人鬼でも、美少女でも、私の心は一つです。

萌えと恐怖って似ていると思うのですよ。
どちらも理屈じゃないっつー所や、状況を鑑みると特に。
例えば、
いつも可愛がっている人形が
1:殺人マシーンだった→ホラー
2:美少女に変身!?→萌えアニメ
結末はど−にしろプロセス一緒じゃね−かと思う昨今。
どっちにしたって、まず間違いなく有り得ない状況に達するのが目的です。
誰かに殺されそうになったり、複数の美少女といちゃこらする状況ってのは存在するでしょう。交通事故に遇うよりかは大分低い確率でしょうが。そしてその過程をすっ飛ばす、というよりワープするという点に近似性を見ます。
つまりは牽強付会。おしつけこじつけです。
そして多分これらのジャンルでは過程などどうでもよかろうなのだぁ理論が成立している模様。
理論を求める殺人はミステリーになり、必然を要する恋愛は青春ドラマが担当区分です。なので特別文句は出ません。貴様の求めるものは他にあるので不満ならそっちいけよ、です。多様化社会は住み別け社会へと変貌していきます。
しかし、この一つの事象を求めて他を無視するという方式はなかなかアレな予感がしますね。
幸福感を求めてプロセス不要とか、まさに麻薬の事ですけど、つまり全部はそういう事ですか?
ではまた次回。