荒木先生絶賛のハイパーアングル集が真面目に欲しい件。

「と、言うわけでとってつけたかのようにペンタブ練習記の更新だな」
「ペンタブもあんまり放置しているのは良くないですからね。文章もそうですけど、絵もある程度触っておかないと筆は重くなるわ、劣化するわで散々ですから」
「と、言うわけでささっと行くか。今回のお題は……なんだろ? とりあえずカンバスサイズをいつもの512×384から、倍の1024×768で書き始めて、仕上げ後にサイズダウンをする、という試みをやってみた。って感じか? 本来は背中を描きたかったのかもしれんが、まぁお察し下さいという感じに落ち着いた。まぁともかくいくぞー」



「いつものようにラフからだな。前々回のようにまたすっぱだかから描いてるが……」

「下半身のバランスがなんか変ですよね」
「なんだろ。腰の部分を適当に省略したのがいけなかったっぽいな。後は尻。股関節部分も適当過ぎたっぽい、と今は反省しているが、この時点ではまぁこんなもんだろ、フフン、とか思ってたともかく進めよう。で、これを元に線画を描く」

「5×5の弱ぼかしなんだがまぁコレが一番線がぶれないかな……。いつもとカンバスサイズが違うので最初はちょっと苦労したが、慣れるとこっちの方が線が安定してくれるっぽい」
「で、ラフと合わせた画像がこちら、と」

「最近思ってきたのは、ラフで描いた線はなるべく生かした方がいい、って事だな。適当なラインの中でも、有る程度は線を重視した方が後でまとまる……気がする。でも今回はこの時点で多少下半身が弱いかなー、とか思ってた訳で、そういう時は素直にラフからリテイクするべきだったな」
「ま、今更ですけどね。色塗り始めたらもう止まらないですし」
「まーな。で、前々回と同様にここから服を考えるんだが……面倒だったので初回と同じ服を流用する事に。で、ラフと線画、合わせが以下」



「なんかこの辺から後悔臭が酷いですね」
「うーん。下半身が弱いと思ったら素直にスカートかなんかでごまかせば良かったなぁ……よりにもよってタイトスカート? を選択した自分が阿呆過ぎる。これだとスパッツと大して変わってねーもんな……とはいえ、ここから退けるはずもなく、惰性で絵を描く夜葉さんであった。というわけで恒例ジェバンニタイムだ」


「今回の影も上手く言えば大人し目、悪く言えば適当ですよね」
「なーんかな。大胆に影を使う作風は好きなんだが、いざ自分でやれ、って言われるとやっぱり日和る。今回はリハビリって事で一つ。そして今回も背景をやる気が無かったという適当理由により、当サイトのバナー風背景でお茶を濁してみた」

「……なんか今回全体的に適当過ぎません?」
「どうしてこうなった! しかし毎回徐々に目を開き初めて来ている当キャラであるが、それではキャラがぶれるなぁ、と考えて表情パターン変化だけは練習してみたぞ」


「またどーでも良いところだけ……」
「というわけで今回はこんなもんだな。っていうかこんなもんで勘弁して下さいorz」

「反省会としては、今回腰以下の脆弱性を解っていながらも作画を続けた事だとは思う。なんというかケツが小さい。っていうか無い。あと腰のひねり方が見えない。見せてないけど見えるようでなきゃいかんよな、とは思ったぜ」
「あんまり悪点ばっかりもアレですので、一応カンバスサイズを変更した事によって、全体的に線のぶれ具合が見た感じ少なくなりましたね。もうちょっと工夫すれば何というか良い意味で誤魔化しが効きそうです」
「線の修正も当然サイズが大きい方が簡単だからなー。まぁその分細かい作業もまた面倒くさくはなるんだが。とにもかくにも今回はハイパーアングル集が欲しくなる回であった、という事でオチとしよう」
「アレ、マジで買いますか?」
「実際アリだとは思うんだよなぁ……ともかく、今回はこの辺で」
「はい、了解です。お疲れ様でした。ノシ」