バウワウ![成田良悟]

読書感想2回目。
もう一つの風向臨月の(どう見てもあちらが本家ですありがとうございました)ナルカに薦めてもらった数多の本の内の一つ。
彼の感性とは似ているモノを感じるというか、あちらがこっちの範囲をカバーしている気がするので、いつか彼も知らない良作を発掘してやんよオラァ! という意気込みで本は探すようにしています。
でも私の直感はレベル低いんだよなぁ。
以下感想。
ベタなガンアクションがやりたかったんだ、という雰囲気バリバリと言えばバリバリなんですが、何故か異端に見えてしまうのは私の色眼鏡だろうかと悩む所です。
人口の島の中での権力争いを中心に2人の狗が交差する。ベタな展開はしっかりおさえつつ、銃弾を素手で掴んだり(色々説明省いてます)、銃を横に構えたり、リアルワイヤーアクションをしたりと好き勝手やってます。
だがそれが良い。
一言で言えば葛原恰好いー、です。
ストーリーもそうですが挿絵の配置と構図がイカしているのでかなりハイテンションに読んだ記憶が。
とはいえ最後の挿絵の文字は爆笑したけどな!(そういう場面ではありません)
成田良悟の作品読んだのは確かこれが最初だったような気が……。バッカーノも読んでみたいんだよなぁ。
評価:B