10年07号ジャンプ感想+今週のリリエンタール

今週は言いたい事が多すぎるので久しぶりに感想を書いてみるの巻。
黒子のバスケ
 まさかの巻頭カラー:人気、あるのかなぁ。黒子のバスケは確かに面白いんだけど、もう私はバスケ漫画がある以上、フープメンを忘れる訳にはいかないんだと思う。でもがんばれ黒子のバスケ! 1周年で切りよい所まで来たし、展開も凡百のスポーツ漫画より全然熱いし、工夫もされてる。(3Pがどこからでも入る→上にブザービーターで止めを差す! 圧倒的なアジリティ→加えて変則バスケでディフェンス無効! とか。)これがもしブリー(ry
ワンピース
 雑誌で軽く読んでるだけの私が面白いのであるから、ファンで単行本全部持ってる奴のテンションは計り知れない。しかし故ににわかの私が感想を述べる訳にはいかないのであった。(なら書くな)。ただ、今まで身内だし、と様子見してたじいちゃんが最後の最後で出ばってくるあたり、もうこの漫画どこまで盛り上がるんだよ、と嫉妬せざるを得ない。
ナルト
 あまり感想書きたくはないのだが、頑張る!(`・ω・’)キリッ 幻術バトルは確かにつまらなくはないんですが、演出レベルで言えばクソ漫画になるのであまりおすすめ出来ない所。(幻術バンバン連打でまた幻術だろ、ワロス、となりかねない。というかなった)しかし感知タイプの人間が、どこでどう幻術を仕様したか、もしくは幻術かもしれない、と予測してくれるだけで十二分に面白くなる。チャクラの動向で何かが起きる、とか前兆もあるっぽいし。もっとがんばれカリン。しかし結局いつものタイマンバトルになっているのだから、せめて雨宮さんのようにテレパシーでもあって、カリンがサスケに伝えられればもっと深みが出ると思うんですが、そこまでは求め過ぎか。
トリコ
 オラァ、てめぇだよハズレは! → 愛情という家賃は、お前には高すぎて払えないだろう! キリッ もっとおまえらはサイレンを見習うといい。でもわかりやすくて展開的にもわくわくする上手い漫画だと思うですよ。なんというかアイシールド21と同じ感じ。安定して面白いので逆に感想書きづらいです。しかし愛情という家賃(ry は上手い事言おうとしすぎな件。
バクマン。
 とりあえず連載初期から思っている事は、サイシューの二人の好感度が低いのは私だけなのか、という点である。しかし今週のサイコーの中井さん説得は良かったです。「僕も絵だけなんです 中井さんは僕の希望でもある 中井さんには成功して欲しい、夢をあきらめないでください」中学から漫画家目指して高校、大学とろくに学生生活をエンジョイしていないサイコーにとってはもはや漫画家になる夢を叶える、という道しか残っていない。しかもサイコーはストーリーは書けないのだ。当然出る不安や悩みが劇中描写された試しはないが、この台詞だけでサイコーが中井さんを通じて何を投影していたのかがうっすら解る良い台詞だと思う。彼も年相応の若者なのだ。しかしサイコーはムカつく。間違いない! そして福田さんが出てくると急激に面白くなってくるぜ! 常に怒っているような奴は展開が早くて良い。そして彼は劇中一番人に気をやれる人だ。頑張れ福田さん。中井さんはちゃんとリンゴ作ってればいいと思うよ。
ブリーチ
 ATフィールド、展っ開! ……もう、感想とかいいだろ。
べるぜバブ
 森へくるとタカヤを思い出して仕方がない。THE、ENDォッ!
ぬらりひょんの孫
 こんな時でもご当地妖怪ネタを外さないあたり、作者の余裕を感じますよね。そして現れる百式観音! 出るか千手パンチ! そんな事より次ページからのトレジャー新人漫画賞に10代が多すぎる。4割くらい10代だぜ。バクマン効果か……。
リボーン
 白蘭さん、D4Cの下位互換の件! それ以外に特に言う事がねぇ。でも両手ブーストで飛んでいくツナさんは格好よかったよ。
PSYREN
 という訳で本番だ。あの時と同じ症状:あの時って、回想シーンだったはずなんだけど、あれかな。雨宮さんがジャックでもしたのかな。流石我らの雨宮(ry 油断していないはずの祭先生がつい手を握ってしまう、など歴史の強制力等という話を聞かされわくわくする。今までの未来編は現在変えちゃったら意味無いんじゃないの? ではなく、未来を軽く知ってるなら強制力の逸らし方も考えろよ、JKというSF素人に厳しい設定だったという。さすがストキン出身の岩代先生だぜ……。伝えるかバカ:弥勒、射場、遊坂の三人の対比がとてもよいよね。非人道的な行為をしつつ、人道的に葛藤していた射場、射場を見過ごしながらも、研究室を完膚無きまでに破壊して出て行った弥勒。友情を装い、射場を監視して、最後には殺す遊坂。泣きながら死ぬ射場、戯けて断ずる遊坂、無表情に月を見る弥勒の三人の対比が各キャラを立たせ、かつ目下の敵遊坂に対して敵愾心を煽る描写ですよね。
 今すぐ治さねーと、と警告→と同時に発砲準備→祭先生はマジかよ、という表情でそれをちらり→余裕しゃくしゃくの遊坂→台詞途中なのに即死攻撃発動→(゜Д゜)ポカーン→……警告はした→なんつーガキだよ…!?→殺れてねぇ! という表情の夜科。なんていうか、ブリーチに見習われたい位の完璧さだ。 特に、警告→発砲までの早さと、発砲した後での、「−−…警告はした」っていうのがヤバいね。そして告げられる制限時間(ってもこれは遊坂の独り事だけど、雨宮さんも当然認識はしている)と雨宮さんの参戦。こんなに参戦が頼もしいヒロインって他にいんのか? 少なくとも夜科が少し隙を作れば瞬殺してくれそうな程度には信頼感がある。さすがスーパークールアンドアナーキー。しかしここで重要なのは祭先生は対軍隊相手でもそれなりに勝てる要素があるものの、夜科くんに至ってはPSY持ち以外には攻撃不可という要素もあり、また主人公補正で殺人も出来ない以上、軍隊や一般人に見られて不都合なのは夜科君達の方だというのも大問題だ。例えば監視カメラの画像が残っていて、夜科達が国家権力から狙われる、とかいう展開になると非常に厄介だが、それでも岩代先生なら上手く料理してくれそうで頼もしい次第だ。そしてバールのようなもの。解ってらっしゃる!
銀魂
 銀魂の感想は苦手なんだ!オチも含めて特に言う事は無いが、Gを描写するのだけはやめてくれるとあなたやさしいボクうれしい。
こち亀
 まぁ、人生RX−7計画が面白かったのは事実だ。人類総ガンダム。いいね。
スケットダンス
 あ、藍染隊長! 出てる漫画間違えてますよ! プリンとサムライか! → それは言うたらアカンやろ!の流れ。二人とも仲いいよね。何とかしてくれボッシュートン〜! という訳で司会者キャラになります! とりあえずこのキャラは大分と美味しい。以後も楽しめそうな展開です。っていうか、ドN野郎ってなんだ……。
ハンター×ハンター
 う、美しい とか、一瞬ユダ様が浮かびましたがそんな事はなかったぜ! さりげなく百式観音の横に出演しているキルアのじっちゃんがちょっと面白かった。
保健室の死神
しおりちゃんはかわいいね。でも美作くんはなんでこんなビジュアルのキャラがこの漫画に居るんだろうか……何狙ってんだ、あれ。もっとマイルドなキャラ考えろ……! しかし皆仲良しでいいよな。
いぬまるだしっ
 たまこ先生がうんこを我慢している姿が……後は解るな。
めたかボックス
 説教があるから後で。
彼方セブンチェンジ
 本編とは全く関係の無いツンデレあたりからちょっとにやにやしっぱなしだった訳だけれども。何で満身創痍なんだよ! とか普通に笑ったもの。私は今〜問うているんですよ! とかも面白かったし、相変わらず面白いんだが、急に萌え要素を入れようというあたり、テコ入れ、なのか、と不安です。
今週のリリエンタール インザ ジャンプ感想
 今シリーズ終わってから、とか惰弱な事考えてましたけど、それではいかんという事で頑張ります。化け物が犯人を追っているなら、皆ばらければ良いじゃない、という誰でも考え付きそうな事を言うのか、桜君が、と思いきや当然のごとくそんな訳ねぇ! 2対2で分かれようという提案をして、じゃあ犯人探しだ、という事になると思いきやそんな訳ねぇ!
桜「あの化け物を使役してる奴を判別する方法を思いついたぜ」
リリエンタール「ほ、本当なのですか桜!」
桜「ああ、化け物使いは分散した奴を追ってくる……」
てつこ「嘘でしょ桜!?」
桜「ああ、嘘だぜ、だが間抜けは見つかったようだな」
一同「はっ!」
うさみ「渋い、渋いねぇ……まったくおたく渋いよォ……」
その上、どうやってあの化け物を止められるかを自分なりに思考し、犯人を気絶させれば何とかなる、気絶させるならてつこが一番安全性が高いだろう、しかしどうしてもやりたくないならおれが自分でやる。「おれはおれにできること」しかできない、一番マシなアイディアは出した。などとおよそ12才らしからぬ才気煥発をしている桜はイケメン過ぎる。
 そしてリリエンタールは本当にやさしいよな。自分が責められちゃうんじゃないか、と不安になって、つい心情を吐露してしまったうさみちゃんもぼろぼろ泣き出す始末だよ。まずは原因である自分の責任を認めて、その上一緒にあやまってくれる。さくらはかしこいし、てつこはやさしいから、いっかいおこっただけでゆるしてくれる、などと光り輝く背景と共に言われればなぁ。そして私が犯人なの、と泣きながら訴えるうさみと葛藤するてつこ。てつこは本当にやさしいこだよね。っていうかこの世界は本当にやさしいんだ。見ていてうれしくなるくらいにやさしい。その辺がメイン読者の小中学生にちゃんと伝わっていてくれるといいんだが。その割には次のページでゴムぞうが気絶させるけれど化け物は消えない、という急展開だし、この不条理ホラーも葦原先生の得意分野だよな。素晴らしい。
私は毎週とても安定してこれを見ている訳だが、順位的に胸がドキドキして仕方ないという色々な意味で楽しいジャンプ感想を書いています。頑張れリリエンタール!
ねこわっぱ
 なんでもいいけど、この漫画はリリエンタールとは真逆に毎回悪意を持った人が出てくるよな。そして別に優しいというよりもただ無邪気なタマがなんとなく活躍するっていう……。この漫画でほめられる所は安全なゾーンと女神は皆脱衣寸前という所だけだよ!
あねどきっ
 親父にネグレイトされた少年Kこと、コウタ君の前に現れたのは謎の家出女子高生なつき。どんどんと裕福になっていく家庭からは暖かみが消えてゆく、と一人家を飛び出した。そんな二人が出会ったのは偶然では無かったのだろう。保護の必要なコウタと、住む家の欲しかったなつき。そんn もういいだろ。
ピューと吹くジャガー
 たまに入るクールダウンの回なのに、ゲストが派手過ぎてクールダウンできねぇ、などとギャグ漫画を知った風な口を叩いて、感想の代わりとさせて頂きます。

追記:めだかボックス感想はあまりにもひどい内容だったので、(いろいろな意味で)削除しました。次回の日記でフォローする所存。
ではまた次回。