10/08号ジャンプ感想 + 今週のリリエンタール

PSYREN巻頭カラーにも関わらず表紙はぬらりひょんの孫……だと……。

PSYREN
 トンファーを持ち出す雨宮さん:確かにどんな武器だっていいけど、何故トンファーなんだw これでバールのようなもの VS トンファー というこれ、どんな漫画? な展開になり私は爆笑しているという。
 ピーピングラヴァーに独白する遊坂さん:見てるか? と言わんばかりの遊坂さんのキャラがいいよね。先週あたりからキャラのブレがない。彼は戯けながら、楽しみながら戦うキャラです。PSYで情報共有できるので、当然雨宮さんをおびき寄せる罠やらを考えているとは思うんだが……さてはて。そして毒ガスに飲まれながらメルゼスを消す夜科。通信も出来なくなったので、PSYを遮る何かを発動した、と考えるのが無難だろうが、一体何だろうね。新しい能力なのかしら。現にラストでヴンヴン鳴らしているし。私的にはメルゼスが夜科の周囲を超高速旋回しつつ、対PSYバリアを張っている、と予想したい。
トンファーとか狂ったアイテムを所持しながら物騒な警告をして、当然のように撃たれる雨宮さん:しっかり一度だけ警告し、冷静に状況を判断し、かつ運が良ければ死なないんじゃね、という肩を狙ってぶっ放す隊長さんが素敵です。先週の夜科さんばりに頑張ってる。撃っちゃったよ、この人、みたいな隊員達の動揺も素晴らしい。そりゃそうだよな! 自衛隊の仲間がやられているとはいえ、女子高生が現れて、トンファーとか持ってたら、とりあえずよくわかんないしどうしよう、撃つんすか? とかなるよ! そしてそれでも現状判断してちゃんと射撃した隊長は偉すぎる。
ハンマーストライカー黒宮さん。:隊員の殴られた表情がひでぇw しっかし、このなんでもかんでも殺しかねない雰囲気ったらありゃしないぜ! 不安でもあるが、ある種安心感もあるという謎仕様。これで夜科に対してはツンデレだった日にはもう(ry
ナルト
 カリン必要無い罠:なんでもいいけどサスケTUEEEしたいならもうサブキャラとか出すなよ。今週のカリンの扱いは酷い。ちゃんと情報伝えたらサスケは知ってました、ってなんだよファック!
銀魂
 あんぱん:あんぱん連打のページがすごい怖かったです。今週のジャンプで一番驚いたぜ。
ぬらりひょん
 特別盛り場でもないのに淡島さん単体バトルという、何を基準にした選別なのか謎な展開:とはいえこの漫画はとにかくその画力で妖怪らしさ、展開の盛り上がりを表現出来るので素晴らしいと思う。最後のコマとか泣きながら妖気だして臨戦態勢とか、わくわくせざるを得ない。
トリコ
 人間鎖鎌:分銅を持ちながら近づいてくるポギーさんはすごいギャグ図柄。一個骨が飛び出る様は、ギャグ漫画日和のムン骨を思い出した。ムンジャンプ!
めだかボックス
 暗殺成功! 宗像さん:感想しない、とは言ったけれど、ちゃんと暗殺大好き、という能力者、というのが明記されて私はとてもうれしいです。これで刺されたんだから善吉死ね! とは言いませんが、ちゃんと重傷扱いで、次回参戦とかは無理で、落ち着いて一度帰還してくれるなら、私は全てを許そう。そして警察だ! うぉおー! めだかー! うぉおおおー!(ファンファンファンファン……)みたいな王城さんを希望したい。
 次回、めだかちゃん、宗像くんを惨殺! にご期待下さい!
 ああ、でもなぁ。基本サーティーンパーティーはめだかちゃんの対比に書かれるからなぁ……。次号、貴様が人を殺すなら、私は人を生かす、などとのたまってめだかちゃんが善吉くんを超蘇生、とかしたら、次週も感想を書こう……。
 で、おまえら結局なんでのんきに解説してんの?
ハンター×ハンター
 超面白れ(ry
 っていうよりも、ヘタッピマンガ研究所Rで出てきている冨樫さんがすげぇ愉快。
ヘタッピマンガ研究所R
 飲み会に顔出す暇があったら漫画を書け:これから仕事あるんで、なんて前置きはいらねぇ、むしろ逆にカチンとくるという。そんなことはどうでも良いけれど、村田さんって、稲垣さんと仲悪いのかな……。それはともかく、犬の仮面とかリアルに気まずいんでやめてくださいよ! 爆笑しちゃったじゃないですか! 後、解っていた事ではありますが、基本はパク(ry……オマージュから入る、というのは、マンガ書きとしては基本事項ですよね。このご時世、単独でなにかのオリジナルを作成出来る奴なんて一握りも居ないんだ。よくあるモチーフ、いわば王道から、どう新しい何かをひねり出すか、が作家性なんじゃないかな、と思うですよ。本当に新しいモノが作りたいなら新しいジャンルを作り出す位しか、もう残っていないと思うんだ。
保健室の死神
 スパッツ! スパッツ!:……こういうのはかなり屈辱なんですが、最近の保健室の死神は、欠片も面白くはないけど、キャラがかわいい、という所感。よくわかんないけど、美作くんの気持ちが少し解るよ。でも君がいる限りこのマンガは終わりに向かうだけだと思うんだ……。しかも、次週はのぞきだという……これは喜ぶべきなんだろうか。自分で自分が解らないぜ!
今週のリリエンタール
 犯人はてつこであった:案の定原因はてつこさんであった訳ですけれども。
 過去の失敗を恥じて自分なんて消えてしまえばいいのに、などと言う誰もが持つトラウマ。
 その気持ちから逃げようと思っても逃げられない。武術で倒して(忘れて)消そう、と思っても消えない。なんとかしろ、と言われても、どうすればいいのか解らず立ちすくむ、と、そういうお話だった訳ですけれども。これは多分小、中学生には伝わらないと思う。でも美しい流れだ。それに比べてさくらくんはなんともクール。人のトラウマに対して、おまえの心次第でこいつを消せるってことだぞ! はやくこいつを消せ! と非常に淡々としているあたり、彼の性格が伺える1コマかと。特にてつこが自分でなんとか出来ないと解るや否や、彼はおおよそてつこが犯人だった、という考えにも至っていたのでしょう。気付いた時点でごむぞうに指示して処理するのがおれの最良だった、などという完璧超人もびっくりの思考をかまします。なんと賢い子。本当に賢いのはリリエンタールよりも多分さくらくんの事だよ! だから賢い犬ってことはてつこの下僕で犬呼ばわり(ry これがハルヒだったらてつことさくらがイチャコラして終わるんですが……終わったっけ?
リリエンタールッ、てつこッ、危ないッ!:うそだ……ごむぞうを……殺したなどと……ウソをつくなああああああーッ!! よくもごむぞうをー、と泣き叫ぶリリエンタールがかわいいよね。
ひかっちゃうリリエンタール:今までの展開が全て他人の気持ちを具現化していた、という訳で、今回はリリエンタールの気持ちが、何かを具現化するのではないか、というのが予想ではあるのですが、さすがに王道過ぎるか。さくらの気持ちを具現化、はもうやってしまっているので、考えられる筋としては、
1:リリエンタールの光が、てつこのトラウマではなく、やさしい気持ちを具現化する。てつこのトラウマも浄化して、町も元通りに。疲れて眠るリリエンタール。リリエンタールと、うさみちゃんを二人でおんぶして家に帰る。『やれやれ世話のかかる犬だわ……でもありがとうリリエンタール』でハッピーエンド。
2:リリエンタールのてつこを思う気持ちが対怪物兵器を生み出す。巨大リリエンタールVS巨大てつこだ! いっけぇ! わたくしめのリリエンタールDX! パンチだリリ! 特撮エンド。
3:ハンサムのさくらは突如反撃のアイデアが閃く。光とかあんまり関係なかった。現実は非情であるエンド。
といった所か。相変わらず幼女てつこは素直そうでかわいいというのに、なぜ三白眼になってしまったのか……。だがそれがいい
ではまた次回。