10/34号ジャンプ感想 + ギャグ漫画家には十分な休みを取らせるべき。

「こういう事を言うのは俺の主義に若干反するんだがな」
「はぁ。なんですか?」
「なんか、カラーポスターのナルトを見て悲しくなった」
「ああ、あのもしもナルト一家が生きていたら、的な家族団らんの様子ですね」
「あれさー。エヴェの空想学園編と同じでさー。なんか見てて辛いんだよな。こういう感情をなんて表現すればいいんだろう。現実がそうじゃないから、その空想が綺麗に見えるのか? 壊れそうなモノばかり集めてしまうよ、的な表現なのだろうか。わからん。ただなんだか悲しくなったんだよ」
「しかし、朝食バラバラですね。米、パン、みそ汁、たくあん、ミルク……」
「見るべき所はそんな所じゃねーからw ま、さっさと感想行くか」
「了解ですよ」
−−−しったかジャンプ読者計画−−−
奇怪とんち噺 花咲一休:たかだかそんくらいでどや顔すんなw
死角を……作りました……と(`・ω・´)キリッ」
SWOT:殴野はポケモンか!
「殴野のストレートは岩をも砕くって話ですよ!」
いぬまるだしっ:とりあえずノリがよくなったら使えばいいと思います。
「フゥッ」「フゥッ」「フゥウ〜ッ」
−−−
「前々から思ってたけど、ぐああああ、といい、フゥ〜! といい、大石先生は天才だな」
「フゥ〜! は使い勝手良いですからね。いつ使ってもいいくらいですよ」
「そうだな。フゥ〜!」
「……そういう使い方しろとは……」
「フゥ〜! フゥッ、フゥッ、フゥウ〜ッ!」
「話を聞けよ!」
−−−
ナルト:ナルトおもすれー。
「ナルトが面白くて困る」
「困る事態じゃないでしょう。しかし、マダラ対ミナトのバトルは楽しいですねぇ。観戦者が居ないだけでこれほど面白くなるものなのか……」
「牽制クナイ → カウンター読みの転移からの螺旋丸 → ついでに転移クナイを付ける → 追撃のグランドヴァイパでダメージは加速した → 契約封印で九尾とマダラの隔離という目的も達成。展開も早くて胸が躍るな」
「さらっとブロントネタ仕込んでないでくださいよ。そして噂の九尾も3代目を中心に総力戦で村の外まで撃退に成功。村の未来の為に若い忍を待避させ、主力はこれより防衛戦に入る! みたいな展開もいいですねぇ。僕たち好みだ」
「ただそこで終わらず、ミナトが転移でさらに九尾の隔離に成功。転移連打でクシナとナルトを持って来て、封印の儀式の開始、って訳だ。このシーンとかすげぇ面白いよ。自己犠牲で封印の延長を望むクシナと、村のミリタリーバラスを考えても人柱力を完全に封印するわけにはいかない、と木ノ葉のリーダーらしく振る舞うミナト。ナルトにも関わらずすげぇ切迫した状況でドキがムネムネだ」
「ナルトにも関わらずってなんですかw しっかしこの切迫状況。本当に楽しいですね。ナルトの回想だろ、と甘く見ていた自分に喝を入れたい気分ですよ。そりゃ映画宣伝含むとはいえ巻頭カラーだけはありますわ。ナルトおもしれー。しかし、現在ナルトについてる九尾って本来の力の半分なんですね」
「うむ。そりゃあ現在でぐああああ、とかやられちゃうわけだ。ナルトが半分制御したら残り半分解放とかすんのか? ポテンシャルの幅上げフラグだったか。しかし、最終的には俺達のナルトがなんとかしてくれる、っていう結末になってしまうのが悲しい所だなぁ。結局ナルト頼みになっちまうんだから」
「それは仕方ないでしょう。運命に導かれし定めの子ですから」
「うーん。本当、主人公の出生設定って難しいよな……。マジでただの血脈優先が多い気がするぜ……。とはいえ、血脈平凡っていうのも……うむぅ。平凡型主人公つーと、ネウロの弥子、アイシルの瀬名、フープメンのユーホ、一応、バクマン。こち亀の両津、あとSKETDANCEのボッスンも普通……だな。特殊能力は無い。べるぜバブの男鹿も、一応両親普通っぽいな。めだかボックス……ってあれはダメか。ま、こんなもん?」
「現行連載だとはっきり両親が普通って言われてるのはこち亀バクマン、SKETDANCE、べるぜバブくらいですかね」
「PSYRENも親出てきてるけどPSYの才能あるって言われてるからな。あれくらいならまだいいかもしれんが、伝説のなんたらの息子っての、多いよなぁ」
「努力、友情、勝利、ではなく、出生、努力、勝利ですね」
「うむむぅ。友情抜いちゃうか、そこ」
「努力はしてるでしょう? 修行シーンとか。でも友達と修行したり、成長したりするストーリーは少ないですよ。初期のライバルキャラなんて、最後まで残る方が希でしょう?」
「うぐぐぅ。キャラクターメイキングってマジ難しいんだな……」
ブリーチ:がんばる高校生。(というか小島水色さん
「なんかB級ホラーテイストで面白かったです」
「そだな。手元にあるアイテムでサバイバルしつつ、襲いくる驚異に対処する、なんかいいな」
「まぁ、適当にまごまごしつつ、単行本のおまけで登場したと思われる死神のアフさんも活躍し、市丸〆ですね」
「本格的に市丸さんがトリックスターっぽい感じにしたいんだろうが……この先どうなる。待て次回!」
「投げやりに締めましたね……」
「フゥ〜!」
バクマン。:一言だけいいたい。
「何? あの荒木先生が書いたっぽいNANDE!? っていう漫画」
「めっちゃ荒木絵でしたね」
「「超見たい!」」
「あと普通にコラボ企画が面白かった。黒子のバスケにユーホが出てきたら面白くなるだろう?」
「……それは……正直微妙……」
奇怪とんち噺 花咲一休:死角を……つくりました……と
「あのどや顔が忘れられねぇ……ぶっちゃけ、話の盛り上げ方がしょぼくね?」
「ま、結局の所、とんちですからね。とんちで命がけ。命がけの答えが四角が死角って、四角い仁鶴がまぁるく納めまっせっ的に言われても、ちょっとギャグですよね」
バラエティー生活笑百科か! 命がけのとんちを結構頻繁に行ってるっぽい描写もあるので、盛り上がる場面で急にカルマが悪人描写になる……っていうかカルマは最初から善人なんかじゃないよ、人を救いたい訳じゃないよっていうのはいいんだけど、急に俺はとんちさえ出来ればいいのだぁ! 勝負だ一休! みたいなキャラになっても、いや、なんか緊張感とか、緊迫感に説得力ないッス。鹿の足治したり、ちょっとした空腹のために勝負してんでしょ? たまたま病気を治す願いだったからって難易度が変わる訳でも無し。……ところで結局赤神様ってのは、永遠に老いないロリコン用に作られた玩具という認識でいいのか?」
「全然ダメだと思いますけど、それ以外に用法がないのも確かです。まぁ勝手に解釈すれば高名な画家の描いた絵に魂が宿った、ので付喪神扱いなんじゃないですか?」
「ふぅ〜ん。しかしさ。そもそもとんちってのは無理難題を適当に口先八寸でこなす事なのか?」
「禅問答の一種ですよね? まぁ詳しくは知りませんけど。これなら答えられないだろう! って出題者が思っている事に答えを出すっていうのは、さぁそれどうなの? って思いますけど」
「全体的に不条理感の漂う漫画だったぜ。多分一番の問題は、この世界に悪人は居なくて、あるのは人の世の苦のみという事。そしてそれはとんちじゃ救えない、だからとんちで救う! っていうねじれ具合なんじゃないかな」
「山場は主人公の命がけのとんち、なんでしょうけど、それは結局対価であって救ってるのはカルマですからね。結局カルマの力が人を助けているのであって、一休さんは助けてない。それって変わってないですよね。じゃ、人は人を助けられないって事でいいのか? おまえ、それでいいのか? っていうお話に終始すると思います」
「病気だから辛い、飢えが辛い、老いが辛い。で、カルマがそれをポーンと治す力がある。で、対価としてとんち勝負……。その命がけのとんちとやらは日常的にやってる訳だしな。ちょっとした飯とか、鹿の足の怪我の為に。はぁ。諸行無常の響き有り」
「結論として、おまえはおまえで人を救えよ。救う努力をしろよ一休、っていう説教がしたくなる漫画だった。という事でFAですね。何の為に仏門入ったんだおまえ」
「そもそも魔法みてぇな力で実際に苦難取り除いてどーすんだ。超常現象起こすのが宗教じゃねーだろ。漫画的表現ゆえに仕方ないとはいえ、宗教下地のくせに俗っぽい漫画で俺は涙目の件」
「そして何より時間が無かったのか、ラストページのパンアップの空が適当な描写で吹きました」
「超適当だな、あれ。……まぁ褒められるところが無かった訳でもなく、とんちの内容とかは確かに面白かったし、カルマと一休の掛け合いも面白かった。仲間っぽい雰囲気のカルマが最終的には最大の障害かつ救済っていうのもひねりが効いてるとは思う。けど赤髪様はマジ空気だし、一休は気軽に命かけすぎ。俺はこのカードを信じるぜ! の人ばり。後、病気なら治せばハッピーじゃない、っていう安直さでストーリーが続くとは思えない。その筋じゃあ、お前の望むように人は救えねぇってばよ」
「ま、でかい目的の為に俺達の旅はなんたら、ではなく、こういった小さい救済をずっと続けたいんだ、っていうストイックさなのかもしれませんけどね。こういうのが身に合った救済なんでしょうか? まぁカルマ自体があまりにチート性能なのでもっと色々できるんじゃね? ってなってしまいますけれど」
「それだ。できる事とやってる事の尺度違いが気になる、って事なんだろうな」
「しっかし文句ばっかり言ってますねぇ」
「うむ。ちょっと反省している。結局救済方法という点を除けば十分に楽しめる漫画であるのだがな。やっぱり主目的にもやがかかってるとアレコレ言いたくなってしまうのかもしれん」
SWOT:卍って人数何人いるんだよ!w
「画面内に一斉に見えるだけでも60人はいるんだが」
「これ、軽く200人くらいは居るように見えるんですけども」
「なっくるぼんばぁのダサさとかはどうでもいい。コンクリートの壁に穴をあけるような奴が人を殴ってはいけないとか、そういう倫理的な問題もどうでもいい。校 舎 を 壊 す な w そして何より質量爆弾の下敷きにして倒すとか 殺 す 気 か っていうか、死 ん で る ぞ、あれ」
「俺の勉強の邪魔をする奴はどんな奴だろうと(ry」
「あと、卍四天王っぽい女の生徒が完全にスルーされてる件」
「そういやもったいないですね。まぁ、蓮野さんがあまりぼこられない点から言っても杉田先生にリョナっ気はないんじゃないですか?」
「それもどーかなぁ。まだ判断つかねぇ。次の四天王も女いるしな。まぁ、主人公が女を殴って歯をぼろぼろにするという絵面はヤバイから、蓮野の相手役で女が欲しい、って事なのかもしれん」
「しかし、この漫画は本当にこのまま
 敵登場! → 俺の邪魔を(ry → 倒す → (こいつ……強いだけじゃない!) → 面白くなってきたor目障りな野郎だ……
 で続けるんでしょうか」
「ま、それでいいんじゃね? で途中で鰯田くんがダイナマイトでも巻き付けて死ぬんだけど、シリーズが終わったら復帰する、とかなるんだよ」
「蓮野死亡確認」
「鰯田ァー!」
めだかボックス:誰だよ! 善吉をノーマルとか言った奴! 出てこいよ! 今すぐ出てこいよウアアアアアアアアアアフタエノキワミーアーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いきなりぶっ壊れてんじゃねぇw」
「そしてリョナ吉くんの再誕ですよ」
「そりゃ足刺されたら防衛反応するだろ」
「それもそーか。じゃ特に言うべき所はなかったです」
「……なんかあっさりだね」
「もういいでしょう。なんか運動部の子が靴隠されて困ってた頃が懐かしいです。ま、正直あの頃はあの頃ですげぇつまんなかったけどな!
「ちょw荒れるなw」
「いまm(ry」
フタエノキワミーアーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
いぬまるだしっ:たこのパウルくん。ちなみに巻末コメントで秋本先生がパウル君を(ry
「とりあえず森田先生に謝るべきだなw」
「許可取ってなかったのかよ! あの弁当面白かったのにw」
「ジャンプの未来とか適当ぶっこいてるのもよかったな」
「そうですね。ギャグ作家はもっと大切にするべき。休みを与えて給料三倍……はいいけどうすた先生はさっさと休ませるべきだと思います」
「本当に疲れてそうだもんなぁ。いい加減うすた先生は休んでもいいと思うんだ……」
PSYREN:融合合体! アマミヤソード! クズリュウスタイル! アーーーーーーーーーーーー!
「ああああああああ、熱いなぁ。なんでこんなに熱い展開なのに後ろのほうなんだよ」
「ま、そう文句を言わないでくださいよ」
「おまえが言うな!w さっきまで文句ばっかりだっただろ」
「フゥ〜ッ!」
「……とりあえず、今週は見所盛りだくさんなんで、紹介してくぞ。まずは伏線回収のノヴァ修行。妖刀との融合を果たす雨宮さんはどうなる! っていうので引きだな。そしてヒリューくんがPSYREN旅行一回目で遭遇したアルフレッドと同タイプっぽいタブーをフルボッコ。成長が伺える。電力維持でがんばる晴彦を微笑ましく眺めつつ、そういや神経制御塔ってまんまデザインがバロックの神経塔だよなぁ、とか感慨に耽る。で、舞台は移ってカイル達。マテリアルハイで高機動のカイルに対抗する為、フィールドを冷気のレールで囲い、機動力を上げていたグレゴリ03号。温度低下で生身の肉体のカイルとフレデリカには影響有り。フィールド属性変更なのでグレゴリ03号の攻撃力+1000! みたいな感じで押されるカイル。こんな世界で何の為に生きているのか、と問うグレゴリ03号。どんな世界であろうと戦えればそれでいいという彼に対し、夢と希望で生きている。生きている理由なんて幾らでもある、と星将と対比するように答えるカイル。それと同時に完成されるサイレン。異変が起こっている、と登場人物全員に知れ渡り、おのおの不安や決意の表情のカット。サイレンだ、と一人つぶやく霧崎。間髪入れずに作戦を実行するフレデリカ。いっけぇー! 俺のバーニングなんちゃらー! 太陽が照らされドルキ様のように落下していくグレゴリ03号。そしてその瞬間発動される日輪……! 勝負はまだまだわからんぜ!」
「日輪で太陽光を曲げるっていうのが良い伏線ですよねぇ。太陽が弱点だけど太陽光はグラナが曲げられるぜ! っていう」
「休め03号! いい戦いだった! ってグラナかっけぇ! こっからが本格的な戦争だ!」
エルモアウッド側としてはグラナをなんとかしないと意味が無いですからグラナ攻略にかからねば。しかし逆にグラナも太陽光を曲げる為に外に出ていなければならない。となれば当然護衛も必要でしょうし、内部が手薄になり、進入している二人が行動しやすくなる……そして主人公達は間に合うのか、早く来てくれアゲハー! とか、来週も楽しみですねぇ」
−−−
「というわけで、今週もこんな感じで」
「時間に余裕があったとはいえ、長々しましたね」
「うむ。さすがにだれたのでそろそろ切り上げよう。ではまた次回」
「はいはい。それでは、また。ノシ」