10/40号ジャンプ感想 + 少年疾駆打ち切り回

「……打ち切り日和だな」
「そーですね」
「……やるか」
「了解です」
−−−しったかジャンプ読者計画−−−
「説明しよう。しったかジャンプ読者計画とは、このフレーズだけ言っとけばとりあえず今週のジャンプ読んでるな、『しったかだろうと適当引用だろうとこのインターネッツの誇るべき感想サイトだぜ』『差別するなよ』。と言えるフレーズを3つほど取り上げてバカじゃねぇの−−する計画である」
「恣意的に話の流れを歪曲してる場合もありますが、その辺は所詮”しったか”なので悪しからず、ですね」
少年疾駆:きれいな終わり方してるだろう、ウソみたいだろ……打ち切られてるんだぜそれ
「10−0で負かせてやるよ」
「バカじゃねーの−−」
めだかボックス:もう何にでも使える汎用性の高さ!
『おいおい』
『名ばかりだろうと人数合わせだろうとこの箱庭学園の誇るべき生徒だぜ』
『差別するなよ』
PSYREN:お前も、なんだよ。”も”。
「お前も自分中心に世界が廻ると思ってるクチか?」
「まあ嫌いじゃないぜ、そーゆー生き方もの」
「廻らんけどな」
−−−
「今回は全般的に汎用性の高い台詞が多くてよかった」
「”10−0で負かせてやるよ”は個人的に超使いたい台詞です」
「”バカじゃねーの−−”も単発の合いの手としては素晴らしい破壊力だなぁ。もう全部ツッコミこれでいいだろ。打ち切りに比べたら全ての出来事が”バカじゃねーの−−”だよ」
「お前も自分の好み中心にジャンプの連載が続くと思ってるクチか? まあ嫌いじゃないぜ、そーゆー読み方もの」
「『おいおい。アンケ至上主義だろうと、鬼門のスポーツ漫画だろうとこのジャンプの誇るべき唯一の小学生ロリヒロインだぜ』『差別するなよ』」
「続かんけどな」
「バカじゃねーの−−」

ナルト:ちょっと最近真面目に面白いんじゃないだろうか。

「えー、大雑把に言って、身内殺しの業の深さに辟易しつつもそういう生き方しか出来なかった鬼鮫さん。同じく同胞殺しのイタチさんに奇妙なシンクロニティを感じていた。結構ドライに見えてなんだかんだで二人とも仲良かったんですね」
「そだな。まぁイタチさんは木ノ葉の犠牲になったのだ……犠牲の犠牲にな……だからな。自虐的な鬼鮫さんに思う所でもあったんじゃね? まぁ台無し風に言うと、俺は弟の為にやってるんで、お前のように無自覚な理由じゃねーよ、とか、最後まで貫き通せば罪も何かの理由になるんじゃねーの? って言いたかったのかもなー」
「で、最後に鬼鮫さんは仲間の情報を守るため、仲間に情報を伝える為に自ら死を選ぶ、と。仲間を殺して来た自分が、最後にはそれでも仲間の為に死ねる……んーどっちかってーと、仲間を殺してきた自分だから、仲間の為に死ぬのだ、って感じですかね」
「ナルト面白いじゃないか」
「至極普通に面白いので逆に困る、という意味の解らない事になってますがね」

バクマン。:嫌な予感しかしない件。

「ドラマCD → 2年やっても単独表紙がもらえない某助っ人漫画」
「ノベライズ → 超低空飛行で表紙2回。今にも打ち切られそうな某超能力漫画」
「「誰が打ち切られそうな漫画だよ!」」
「そんな事より相変わらず小豆さんとサイコーのメールがキモいです」
「それは相変わらずとして。それより一連の流れがブラックな香りがするのは俺だけなの? まぁ恣意的に配役セレクトするのはよくある事なんだろうけど……でも、こいつらもはや身内だし……考えてみろ。もしも。まぁ誰でもいいけど、仮にべるぜバブの田村先生が自分の彼女をヒルダ役に抜擢してたら……!」
「まぁ、大騒ぎですわな。しかも無名のアイドル声優もどきならなおさらでしょうね」
オーディションもねーと来た。いや、形だけやられて、やっぱり小豆さんに決めた(`・ω・´)キリッ とかサイコーに言われても殺意の波動だけど。……考えれば考えるほど、やっぱりなんか舐めてるよな」
「うーん……うーん……? どうなんでしょう。一応彼らの昔からの夢です……けどね?」
「これでインタビューとかあったとして
『うわー、わたしぐうぜん安之城舞のルックスとそっくりですぅー』
『ほんとうだぁー、すごいぐーぜんー。略してスゴグー』
とかなったら俺はその号のジャンプを燃やしてもいい。そうだな。メールのやり取りからも解るが、このぐーぜんそうなっちゃった。テヘ、的な雰囲気が気に入らないのだろう。もうすぐ夢が適うかもしれない! 待ってろよ小豆! ぐらいアグレッシブに言ってくれれば逆によかったのに、このなんというか地味な背徳感はなんなんだろうね。万引きの見過ごしってこんな感じなのかしら、っていう雰囲気……気にしすぎか、俺」
「ま、なんにせよ僕たちのサイコー小豆ペアに対する信頼度は低すぎるって事で」
「これで声優抜擢された小豆さんが酷評されればいいのに。全然雰囲気あってねーよ! 俺らの安之城たん汚すな! とかで暴動おこったりしないかな?」
「ああ、アニメ化の夢はかなったけど小豆さんの実力が足りなかったエンドですか。それはそれでいいですね。今度はお前が頑張れ! みたいな。で今度はサイコーが調子に乗って謎メールを出すんですね。解ります」
「キャバクラで足の小指の間接が一つ少ない事話すと超盛り上がるんだぜ」
「どういう意味?」
「えっ?」
「そうだね!」
「……そこまでくると最早お似合いカップルなのでは?」

ブリーチ:一護先輩TUEEEEEE!!!!!!!!!11111!

「TUEEEEEE!!!!!!!!!11111!」
「誉めてないですよね! それ絶対誉めてないですよね!?」
「TUEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!11111!!!」
「まぁアレですね。相変わらず黒と白の対比を念頭に置かれておるのだなぁと言うのはいいんですが、なぜか今回お互いの武器に関してしっかりとした描写が無いです。腕と剣が同一化しているらしいんですが……。なんで直接描写してないんですかね?」
「うーん。その辺のネタ晴らしに何かあるんじゃねーかな? 一護TUEEEEEEEEE!!!!!!!11!! 10−0で負かせそうだなw」
「バカじゃねーの−−……!」

めだかボックス:くやしい……でもおもしろい……っ!

あらすじ紹介。

球磨川「お前ら規律違反してっからリコールなw」
めだか「ちょwww生徒会則とか本気にするとかwww私も忘れてたわwww阿久根市長かwww」
阿久根「ねつ造すんなwww」
球磨川「ねつ造じゃありませんー。ちゃんと半数以上ありますー。まぁ全員転校生だけどwww」
めだか「転校してきたばかりの奴らでリコールとかワロスwwwそれ生徒の総意とかいわねーからwww」
球磨川差別すんなよ(`・ω・´)キリッ
めだか「ならお前生徒会役員やんのかよwwwリコールした奴がやんだぞwww」
球磨川やる気満々に決まってんだろ(`・ω・´)キリッ
めだか「なwんwてwマwイwナwスwww
球磨川「じゃ、マニフェストはこれねwww基本的にマイナス13組が支持基盤なんでそれを優遇するよwww」
めだか「やっぱ生徒会則じゃだめかぁ……ならこっちは黒箱塾塾則でいくよwww」
球磨川「塾www則wwwそれ今の箱庭”学園”関係ねぇしwwwそもそも何年前の遺産持ってきてんだよwwwバwカwかw」
めだか「生徒会則は前例が無い(`・ω・´)キリッ 塾則は前例がある(`・ω・´)キリッ」
球磨川前例主義とか前時代過ぎて話wにwなwらwねwぇwww不遡及くらい守れwww
めだか「果たし合いになるだろう(`・ω・´)キリッ
全キチ「(やっぱり箱庭学園の生徒会長はめだかちゃんしかいねぇ……!)」
球磨川「オッケー! くだらねーけど付き合うよwww果たし合いってwww原w始w人wかwよwwwm9(^Д^)プギャー
めだか「 生 徒 会 戦 挙 だ 」

「もう、めだかって生き物は消えた方がいいんじゃないでしょうか」
「いやぁ、今週は本当に笑わせてもらったなぁ! 本気で面白い。球磨川先輩は本当に良いキャラだよ!」
「もうツッコミどころ満載で僕はもう……! もう……!」
「開幕から、生徒全員の表情がいいよね」
「『ぇぇーーーー! あのめだかちゃんに彼氏なんか居たの? ありえねー!』って顔ですもんね。全員が全員
まぁ確かにありえねぇけどそれとちゃんとした手続きとった相手にさ、お前は転校生だからダメ、過去に前例無いからダメ、とかめだかちゃんは本当に現代人? なんだよこの旧世代の考え方は。球磨川先輩は悪いっていう先入観ガチガチで自分が見えてないぞ。転校生の分際でやけに校則に詳しいと思ったぜ、とか言ってる場合か!w ちょっとは自己反省をしろ!w」
「やっぱり生徒会長はめだかちゃんしかいねぇとか善吉くんが言ったときはもう、ダメだこいつ……! 早くなんとかしないと……! でしたよ。ダメだ。本当にこいつはダメだ……」
「一方球磨川先輩は相変わらず非常に正しいな。マイナス13組が支持してくれるのだから、そのために学園をよくしよう、って解りやすい。手続きも正当だし、言ってる事も不登校者を集めて生徒会総会をやろう、ってだけだからな。今の所。不登校ニート予備軍を構成させて、社会不適合者をなんとか学園っていうプチ社会で更正させよう、っていう超善人にしか今のところ見えないなぁ。そしてそれがいいよね。例えば彼がこれで悪人だとしても、逆に本当に善人だったとしてもキャラが深くて楽しい。これ、球磨川先輩だけでこの漫画8割おもしろさ持ってるよ
後の一割がめだかちゃんのキチガイっぷりですね」
残りの一割さっすがめだかちゃん! とかいうオーディエンスな。ワンピースなくても十分面白い漫画揃ってるよな!
「だからそれ誉めてませんって!

保健室の死神:男前カット

「非常に厨二」
「好感が持てますね。格好良く、男らしくなりたい、って言うのが」
「っていうかそもそも男前カットってなんだよw」
「ハデス先生も同じような病魔を知ってるのか、もしくは男前カットの本人がそのような事を言っているのか、男の心得を知ってましたしね。なんというか影の主役は経一というか……出番ほとんどないのに経一のキャラが深まり、刀哉のキャラも生きていた、という愉快な回でした」
「で、オチはいくら男前に振る舞ってもダメな時はダメ! っていうまさに厨二オチ。うむ。後はパンチr」
「さーて先いきますかー」

PSYREN:スケット団ス!

「祭先生ー!」
「影虎さんー!」
「というわけで今週も面白かったね、で済ませたくなってしまうので行くぞ。朧がグラナにやられ、グラナは夜科を発見。対決希望。逃げられないと解るや戦闘態勢の夜科と、残戦力を考慮して不安がる雨宮さんの描写がいいな」
「対してグラナは戦えればいいんだよ! っていう彼らしいパーソナリティと表情です。で、ついに夜科が戦闘か、とわくわくさせといて……次ですよ!」
「祭先生ー!」
「影虎さんー!」
「不覚にもマジかテメー! って思ってしまったよ。これ、すっげぇ感動。おれはこれで影虎さん大好きになったなあもりにも頼もし過ぎるでしょう!w」
「影虎さんの台詞がいちいちクッセーんですよ! だがそれがいい! そうだよな! このクサさが影虎さんだよ! そら夜科くんもクサい台詞吐くわ! もうこの疑似師弟関係がもう好き過ぎる!」
「ジュナスも超ビビッた表情だしなぁ……。もう全体的に漂うこの余裕……というか、なんだろう。余力っぷり? 影虎さんと祭りさんが居ればもう楽勝じゃね?」
「しかし、そんな風に楽しく読了した僕の脳裏に、また不安な四文字が浮かんで来るのです……」
打ち切り……!
「なんでこんなにクライマックスやってるんですか! 前回のみえるひともこんな感じで盛り上がってたら打ち切りなんです! ちょっとペース落としてもいいんですよ!」
「まだだ! まだ終わらんよ! だってまだまだ打ち切り候補はPSYREN面白いもの! がんばれ岩代先生! ノベライズも買う事にします! (`・ω・´)キリッ」

少年疾駆:朝希チカ。そのヒロインの名前はしばらく覚えていようと思うんだ……。

「すげぇ幸せな気持ちになりながら、連載終了を見守ったよ」
「……まぁアレですね。フープメンとは違った終わりの綺麗さがありましたね」
「まぁフープメンと比べると見劣りするのは間違い無いがな。まぁ良い最終回であった」
「しっかし、皆六年後だというのに仲良いですね。これが運動部の繋がりという事か……」
「いや、でもサポーター連中もサポーターとしてずーっと仲良しっぽいしな。応援が過激過ぎて出入り禁止とか、これがもしも連載続いていたら試合毎にサポート力が充実してたのかなぁ、とか思うと残念だよ。例えばブブゼラ鳴らしまくって騒音出しすぎで追い出されるとか。そんな感じで」
「今更むなしい妄想ですけどね」
「(´;ω;`) 狭山くんと駒沢くんが仲良い描写とか、御崎FCの皆はやっぱりずっとサッカーやってるんだな。敵味方に分かれて。それが少しなんというか寂しいが楽しいぜ。しかし、なぐさめてくんねーの、とかどこ狙いだよ!」
「俺達、って言ってますから、狭山くんと駒沢くんは同じ高校なんでしょうね。仲良し女子グループの小夜子さんと美結さんは仲良くテレビ観戦。小夜子さんは駒沢くんとはどうなったんですかね? それとコーチは大学生から社会人へ。スーツ姿がイケメンです。監督は変わらず酒飲み。陣明と久原はユース選抜に抜擢されていて……」
「これもいいなぁ。派手な動きをするFWより、中盤支配キャラがJユースの選抜とか、ちょっと思う所あるよな。結局大鳥少年は阿久井と同じチームになってるし……何より陣明は高校生にしてイングランドリーグに移籍、と」
「しっかし、大鳥少年が相変わらずの好青年でいいですよ。ひがみ全開でつっかかる。負の感情がしっかりあって、でもそれが分かりやすい。そして、絶対に俺が追いついてやる、この前向きさ、10−0で負かせてやるよ、って自負心。バランス感覚の取れた熱い主人公だ。本当にこの主人公は良いキャラしてますよねぇ」
「仲間には恵まれ、分かりやすい自己陶酔キャラ。些細な事で熱くなるが、それも大きな目標の為、ってな」
「だから朝希チカさんも、探しに来るたび遠くを見てるから、何も言えなくなってしまう訳ですよ」
「しっかし高校生にも関わらずチカちゃんは幼児体型変わらず可愛いな。そして阿久井はアホだな」
「何が”はぁん”だw」
「ま、ともかく。結局皆サッカーが大好きで、そして何しろ主人公は皆を楽しませる力がある。仲間がいて、ライバルがいて、おまけにヒロインが居ればいいんじゃねーか。見ろよ最後のシーン。まぁ狭山くんは若干不機嫌だが、それでも皆楽しそうに大鳥少年を応援している。この、なんつーのかな。主人公を応援する楽しさがこの漫画の良い所だったと思うな」
「つまり僕たちが言いたい事は……」
「「バカじゃねーの−−」」
−−−
「終わってしまったな」
「そーですね。べるぜバブのアニメ化とか、そもそもワンピースの四週休暇をスルーするくらいでしたし」
「うむ。なぜワンピースに触れなかったのか、自分でも謎。まぁいいんじゃね。しばらくは10−0で負かせてやるよ → バカじゃねーの−−で食って行けるよ。そして俺は忘れない。朝希チカちゃんの幼児体型かわいさを−−」
「よるのはしっているか さらいしゅう さっかーまんがのしんれんさいがはじまることを」
「は?」
「始まりますよ」
ふざけるなァ!バカじゃねーの−−」
「では、最後に附田祐斗先生の最後の巻末コメントでお別れしましょう。
『毎日勉強になることばかりでした。拙い漫画でしたがありがとうございました!<祐斗>』
では、また次回」
「きみがいなくなってから、ジャンプががらんとしたよ。 でもすぐなれると思う。だから心配するなよ、リリエンタール」
「そこは少年疾駆だろ!」