10/41号ジャンプ感想 + 俺達の戦いはまだまだこれからだっ!

「正直に感想を言うぞ」
「ええ。いや、先輩はいつも正直だとは思いますが、まぁいいでしょう。続けて下さい」
「少年疾駆の最終回は、好きだが面白くはなかった」
「はぁ」
メタリカメタルカの最終回は、好きではないが面白かった。……おK?」
「……全然理解出来ないです」
「っつー訳で行くぞカモッ!」
−−−しったかジャンプ読者計画−−−

「説明しよう。しったかジャンプ読者計画とは、このフレーズだけ言っとけばとりあえず今週のジャンプ読んでるな、もしくは『予知夢』『自動書記』の能力があるな、と言えるフレーズを3つほど取り上げて破羅口ぃい!!!する計画である」

「恣意的に話の流れを歪曲してる場合もありますが、その辺は所詮”しったか”なので悪しからず、ですね」
−−−
保健室の死神:この漫画のオーディエンス力は多分ジャンプ一。それと円せんせい! それ文句じゃねーから! 完全悪口だから! 個人攻撃だから!
「ハゲ散らかせ七三!」
「文句を言うなら肉はやらん」
いぬまるだしっ!:フォオオオオオオ!
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
「フォオオオオオ」
「GO〜TO〜HELL」
「フゥウウウウ!!」
メタリカメタルカ:としこ宇宙へ……!
「越えてみせるさ!!」

−−−
「世の七三を全員的に回したな。保健室の死神は」
「七三なんてのはハゲの緊急回避技でしかねーんだよ! ふぁっく! という心波が届きましたね」
「だが……そんな既成概念なんて……」
「「越えてみせるさ!!」」
−−−

エニグマ:新連載、サイコホラー……? 俺の特技は自動書記!

「なんだ、あのキモイ生き物は?」
「で、でけぇー! とここはジャガーさんバリのリアクションを……ってジャガーはもう無いのでしたね……」
「そんな事でしんみりすんな! というわけで、お前全然能力以外でも普通じゃねーから! 境遇とか! と恒例のツッコミは全力スルーする。自分の能力を知って、境遇にもめげず、また目の前で起きた悲劇に対しても前向き。……うむこれは少年疾駆ばりにカックイイ主人公だな。見ていて好感が持てるぞ」
「さっぱりしていて、それでいて事態をしっかり飲み込める、なにより前向きっていうのはストレスレスでいいですねぇ。構図は並ですが、絵柄はまとまっていて綺麗ですね。コマも見やすいです」
「ま、それはさておき内容だが……。一話にして主人公の紹介、異世界へのご招待。皆の混乱、状況の簡単な説明をしっかりこなしていて、これは編集もプッシュするよなぁ、という力のいれ具合である。有り体に言えばおもすれー、だな」
「主人公の能力も大分と制限ありますしね。予知は絵日記で適当、眠らないとダメ。そして今回は時間制限3日という長丁場でのおにごっこ、ですか。こういうサバイバリティなの、サイレンの初回を思い出しますね」
「ま、こっちは欠損率低そうだけどな。後は名前が全員ひらがなかカタカナなんで、何かしらのロジックがあるのか、と思って簡単に考えてみた。以下。
 呼ばれ順。名字 と逆読み
 は く み ま く す は
 逆:はすくまみくは
 呼ばれ順 名前 と逆読み
 モ し ア ジ ひ タ ス
 逆:スタひジあしモ
 学年クラス出席番号順 名字 と逆読み
 く は は く み ま す
 すまみくははく
 学年クラス出席番号順 名前 と逆読み
 し ス モ ひ ア ジ タ
 逆:タジアひモスし
 ……あんまり芳しくはないね」
「ネーミングにミーニングは無いんじゃないですか?」
「上手い事言ったつもりか?」
「いやいやいやいや。まぁ、僕も簡単に名前だけでアナグラム考えましたけど。モシアジヒタス。アシタモジタヒ。明日も辞退。意味わからんですねぇ」
「ヒジモアタシ。肘もあたし。……何やってんだかな」
そもそもそういう推理漫画じゃねーからコレ!
「少なくとも、他の仲間がどんな能力なのか。そして協力は出来るのか。その辺がキーになりそうだな。いきなり不条理を連打でたたきつけるのは西尾先生の十八番だと思ってたが、コレはコレで期待出来そうだぜ」

バクマン。:成功したから身内誉めタイム

「まぁいいよ。身内誉めタイムはいつもの事だ。だが、俺が言いたい事は……解るな?」
「「「「犬かわいい!」」」」
「……色々混ざってましたけど?」
「まぁピースの可愛さは異常
「ふかふかですよ〜 よ〜 ょ〜」
「四匹ともかわいいわー。あの無表情がたまんないわねぇ……」
「そんな感想でいいのか……?」

ブリーチ:今一番ラスボスが必死な漫画!

「た、たこだこれー! しかしやられたらやり返すっていうの、この漫画の必須テクニックですすよね」
「テクニックとは物は言い様だなw 変身されたら変身しかえす、ってか? とにかく藍染さんマジ必死」
「しかし一護先輩も余裕過ぎません? こんなもんかよ? こ、こんなもんかよ?! つい数ヶ月前まであまりの戦力差にビビッてた一護先輩とは思えないこの強気!」
「しかし、変身すれば傷回復だっつーのに余分に変身使ったよなぁ、ってもうそういうレベルの話でもねーのか」
「おめーのご託は聞き飽きた! これが さいごの げつがてんしょうだ ! ! !
ぐ あ あ あ あ あ ば か な こ の わ た し が ー
「で、
「だからねーよw
「ま、しかし。相変わらず久保先生のクリーチャー造型は楽しいですね。なんかよくわかんないくねくねしたもの、目、歯、技の謎エフェクトはまさに久保先生です。……誉めてますよ?
「なら確認するなw」

保健室の死神:なんで白衣をはだけてるんですかハデス先生! そして花巻さんは何を顔を赤らめているんだ!

「そりゃ、お前……まるだしっに……って言わせるなよ……
「誰も聞いてねー!」
「まぁカラー映えしない連中だな。特に左の方
「左の方は……ねぇ? でも右はカラフルでしょう?
途中から出てきたキャラばっかじゃねーか……!
「さて、本編です。女子と組んだら気まずいなぁ、とか言っていたアシタバくんのお相手はいつも見ている校長先生の上、後半は猿にすげ替えられるという酷い結末なんですが」
「これ、ひでぇよなぁ! 内心アシタバくんは藤くんのようなアクシデントを若干期待していたに違いないのに!」
「言い切りますか、そこ。そして最後は操さんの登場……ですかね」
「たぶんな。少し重い話になるので、その前の一服の清涼剤って訳だ。相変わらず緩急が上手いが、本格的に今週はゆるみッ放しだぜ!」
「よるのは しっているか こんしゅう やすだくんは ひとこまもでてこない
「なん……だと……?」

めだかボックスなんというか、久方ぶりにまじめにこの漫画を誉めたい。いや、いつも誉めて無い訳じゃないんだよ? ほら、かわいさ余って憎さ百倍っていうかさ、言い訳じゃないんだよ! 本当なんだって! 信じてくれ、おい、なんだその包丁はうああああああ(ry


めだかボックスあらすじ。

善吉「お前、それでいいのか?」
不知火「何いきなり話しかけてる訳? あたし元々こういうキャラじゃん」
善吉「ならOK」
不知火「OwwwKwwwなわけねーwww」
善吉「俺……お前のそういう人を食ったような所、す、す……好きだからよ……」
不知火「( ゚Д゚) ポカーン」
善吉「俺達、この戦いが終わったら、焼き肉行こうなっ! じゃっ!」
不知火「あんたは本当に甘いよ……でも、あんたは食えないかな……。あまりに甘ったるくて(ry」

「おもしれーとは言ったけど、正直前半パートはどうでもいい
「こらこら。それは僕の台詞でしょう」
「おう。領分侵犯だったか。すまぬ。しかし、今週は面白いなぁ、マジで。というか不知火さん関連が面白いのか?」
「しかし……なんだこのラブコメw」
「本当。善吉くんはたまに紳士だから困るよ。こういう時、君が本来取るべき行動は蹴り連打だろ!」
「つまり?

善吉「不知火! お前なにやってんだよ!」
不知火「あー、あたしって元々そういうキャラじゃんさー」
善吉「ならば俺が治してやんよぉー! オラオラオラオラオラオラ!!
不知火「ドヒィー
善吉「やれやれだぜ」

と?」
「うん。正しい善吉だと思うw」
「しかし球磨川さんもキャラがぶれないですね。初戦に最強キャラを持ってくる。これ普通は主人公側が考える作戦だろ!w」
「いやぁ、しかし今週はホントに面白かった。各キャラの特性が出てた。っても善吉(偽)と不知火さん、球磨川先輩くらいだけどな」
「(偽)ってw めだかちゃんも平常運転でしたよ?」
「ああーっ? 聞こえんなぁーっ」
「だからそれは僕の台詞ですってば!」

メルヘン王子グリム:長くなってきたのでダイジェストで行くぞぉー!

「ギャグはともかく彼女とくっついたのは楽しかった。もともとラブラブじゃねぇか!」
「ラブラブてw まぁそうですね。破天荒なキャラに振り回される一般人が幸せになると楽しいのは勇者学からの伝統ですから」
「あれ、単行本だと夢落ちらしいぞ」
「……ふざけるなァ!」

メタリカメタルカ:越えてみせるさ!!

「終わったなぁ」
「そうですね」
「何がよかったって、本当に絵に描いたようなエンディングだったのが面白かったぜ。最後浮きに浮いて宇宙空間で戦ってたぞ。あいつら」
「おめーらどこまで飛んでんだ!w 演出の都合とはいえ、やりすぎでしょう」
「そういう所が面白かったぜ。とりあえず最後だから詰め込もう、やるだけやってみよう、っていうのが良い。そういう点で言えば少年疾駆よりもメタリカメタルカの方が楽しめたのは事実だ。まぁ好きか嫌いかは置いておくとして」
「しかし、ウニタイトスティンガーってなんですかw 棘だからウニ? バカか!w 不覚にも爆笑してしまいましたよ。こんなラスト直前の小ネタごときで……!」
「後別に鉱石名叫ぶ必要もないからな! したり顔でファントミニウムとか言ってんじゃねー! 姿消してるのばれるだろ!」
「もうホントに最後に楽しくなったなぁメタリカメタルカ!」
「打ち切りには勝てんぞ。水野先生」
「へっ」
「「越えてみせるさ!!」」

PSYREN:影虎さん最強説。

「影虎さんTUEEEEEE!!!!!1111!!!!!」
「TUEEEEEEEEE!!!!1111!!」
「もはや殺すことすら不可能って! どういうこったよ! 盛るな朧!w」
ドラゴンボールよろしくズボンはすりむくだけですよ!(`・ω・´)
「で、もう片方はリアルにドラゴンボールやってるわけだけど」
「空飛んで、気の応酬、ですか。本当にドラゴンボールですねw」
「いいよな。戦闘のリズムと音楽のリズム、そして葬送曲。これが祭先生の実力ってわけだ」
「戦闘のセンスで戦う祭さんと、ガチのタイマン影虎さん。いいですねぇこういう凸凹コンビ」
「何しろ強いしな。そしていつも通り岩代戦闘では必要以上の会話は無い。毘沙門・叢でさえ台詞じゃないんだ」
「でも何をやっているのかが解るというか、スピーディーさ重視ですね。大接戦で大規模戦闘なのがよく解ります」
「この辺の戦闘描写を説明したがらない、っていうのは岩代先生頑張ってるよな。やっぱり自分で考えた能力者の能力はいちいち説明したくなっちまうだろ。まぁ今回は朧が説明でかなり盛ったけど」
「ですね。戦闘中にはほぼ無駄口がない。これはもうずーっと徹底されてますから」
「信者補正だねぇ。そしてその戦禍の中、PSYの拡散を見て笑む天戯弥勒。いよいよラストバトルだな」
「実際これからどうなるんですかね? マジで倒して終わりですか? 僕のスト様改変ネタが火を噴きますよ?」
「落ち着けw まぁ、妥当な所では天戯弥勒を倒して、現代に帰って俺達の戦いはまだまだこれからだ、か、そのまま全員未来に残って俺達は未来に蒔かれた種なんだ! ENDだな」
漂流教室ですかw」
「で、もしも続くとすれば、これで一応未来……つまり過去を改変する事によって発生するパラレルワールドの平和を確保できる訳だ。そして一度このパラレルが改変されるという事はサイレン自体が無くなる可能性がある。なのでこのシリーズでパラレル未来編は終了。朧とテツオを置いて皆は帰還。本格的に死んだらアウトの現代編。VS W・I・S・E編が始まるって寸法だ」
「うあー、それ厳しいですかねぇ? エルモアウッドの皆は子供ですし、朧とテツオくん、エビバデさんが居ないの寂しいですよ」
「まぁ、逆に人間であるヴィーゴやらシャイナを仲間に出来る可能性もある、と考えればまだ明るいよ。エルモアの婆っちゃも生きてる訳だし。戦略は立てやすい」
「未来での戦闘経験を含めて、現代戦をやる、って訳ですか……」
「ま、そうすると未来が全滅するエンドもあるんだけどなー」
「あー、それ考えてなかったです。色々あったが結局天戯弥勒は討伐出来ず、世界は崩壊する。エルモアの皆の助力で、なんとか公衆電話までたどり着くドリフターズ。残された者が言葉を残し、そして皆は現代へ帰還する……とかですか」
「ま、その筋もあらーな、って感じやねー」
「うむむむ。打ち切りの不安に駆られながらそういう鬱展開にも怯えなくてはならないとは……ジャンプおもしれー……!」
「超信者補正だけどな!」
−−−
「という訳でメタリカメタルカが終わった」
「そーですね。でも代わりの新連載、エニグマは面白そうじゃないですか。最近新人の入り抜けが激しいですから、ここでいっちょ新風が吹いて欲しい所ですよ」
「そーだな。来週もまた新連載だし」
「だか、サッカー漫画。テメーはダメだ
「おいw そんなに少年疾駆が残念だったのかよw 諦めろ」
「なんでサッカーなんだよ……フープメン黒子のバスケの関係じゃあるまいし……! これで黒子のバスケより面白くなかったら僕は許さん! 許さんぞぉー!」
「というわけで、また次回だな」
「はい、ではまた。ノシ」