モンスターハンター初心者講座。皆とやってみようモンスターハンターポータブル３。その１。キャラメイキングと武器。

→モンスターハンター初心者講座。皆とやってみようモンスターハンターポータブル３。その２。村クエスト、集会所クエストについて。
風：「よーし、全員集合したなー。って訳で今回はＭＨＰ３、モンハンことモンスターハンターポータブル３を行う」
向：「モンスターハンターはＰＳＰのソフトの中では一番の知名度と売り上げを誇るソフトですね。元々はＰＳ２で発売されており、時勢に沿ってオンライン用ゲームとして開発されていたようです」
月：「へぇー。ＰＳ２での発売が２００４年ね〜。２００４年前後っていうと、ラグナロクオンラインとかが全盛期の頃かしら？」
臨：「ほぇ？　モンハン、ってＰＳＰのソフトじゃないんですか〜？」
風：「ＰＳＰ本体の発売は２００４年だが……ＭＨＰ、モンスターハンターポータブルの発売が２００５年の１２月って所だ。ぶっちゃけ、知名度でも売り上げでもＭＨＰシリーズの方が売れてるからな。そう思うのも無理は無い」
向：「方が売れてるっていうより、ＭＨＰシリーズが売れすぎなんですけどね。シリーズの全てがそれぞれ１００万本以上の売り上げ。ＭＨＰ２Ｇに至っては廉価版合わせて３５０万本以上とか……バケモノですね」
風：「ま、普通の人が想像する”モンハン”っていうと、ポータブルシリーズになるだろう」
月：「電車の中とか、待合でやってる人も見るものね。マクドとか、中高生が長時間居座ってモンハンとか日常茶飯事らしいじゃない」
向：「社会人だとカラオケボックスでモンハン、っていうパターンもあるらしいですよ。ＰＳＰだけに仲間さえ居ればどこでも出来るってのが良いですね」
風：「ま、場所をわきまえないプレイが問題になってたりもするらしいがな。聞きかじった話だと、どっかの有明では徹夜でモンハンやって並んでる奴らが問題になっているとかいないとか……まぁそんな事はどうでもいい。早速だがモンハンの基本的な攻略というか、今からモンハンを始めたいけど、どうすればいいのかわからない！　今度知り合いとモンハンやることになったけど、変なプレイでがっかりされたくない！　という人向けの攻略講座にしたいな」
向：「初心者手引きとパーティープレイの薦め、って奴ですね」
月：「あたしも妹も初心者だし、どうなるか知らないわよー」
臨：「よ〜し！　がんばります〜！」
風：「って訳で各人分のＰＳＰとＭＨＰ３だ。さっさと起動してキャラクターメイキングしやがれぃ」ﾎﾟｲﾎﾟｲﾎﾟｲ
向：「ああちなみに。キャラクターメイキングで男女性別が選べますが、違う点は防具のグラフィックだけです。一部名称そのものが違う防具はありますが、性能は同じですので、対して気にせず作ってくださいね」
臨：「はいはい〜。じゃあ女性キャラを作って、っと。かわいい装備とかたくさんあればいいんですけどね〜」
月：「じゃ、あたしはおっさんキャラでも作ろうかしら。ボイスは当然１９番、っと」
風：「大塚明夫ボイスじゃねぇかｗ　あ、面白黒人枠は俺にとっとけよ？」
向：「ルイスとかコーチですね。わかります」
月：「なぜＬ４Ｄ。そこは普通映画のタイトルとかが出るんじゃないのかしら？　っていうかあんたもさっさと決めなさいよ」
向：「僕は前作から似非シャクティと相場が決まってｍ（ｒｙ」
臨：「えっと、この髪型と〜、色と〜、声はどうしましょうかね〜♪」
向：「……キャラクターメイキングって人によっては結構時間かかりますよね」
風：「そういえば今回から漢字、ひらがなも入るようになってるから、前作のアルファベットオンリーで慣れてる奴は名前入力は注意しろよー」

基本事項。モンスターハンターの流れ。

風：「モンハンの簡単な流れから行こうか」

１：村で装備やアイテムを準備をする。
２：クエストを受ける。
３：フィールドに出てクエストをこなす。
４：クエスト成功、失敗、時間切れで帰宅。
５：クエストで得たアイテムや素材を使って装備やアイテムを補強。
　以下１へループ

風：「こんな感じでモンスターを狩って素材を集め、その素材から強い武器を作り、その武器で新しいモンスターへ挑む。端的にいえばそういうサイクルだな」
臨：「ほむほむ〜。こうみると結構単純なんですね〜」
向：「マップだけ見れば、武器や防具、道具などを準備するための街とドラゴンなどのモンスターを狩りをするフィールドを行ったり来たりすることになります。当然ですがフィールドは複数あり、今回だと、渓流、砂原、水没林、孤島、凍土、火山の計６フィールドです」
月：「ふーん。で、そのクエストとやらは一体どのくらい時間がかかるわけ？」
風：「モノにもよるが、５〜３０分、って所だ。一応制限時間は５０分とはなってるが、そこまで掛かる事はまず無い。当然難度が高いクエストほど時間が掛かるが、平均すれば２０分はかからないだろう」
向：「街での準備も含めて一回３０分、と見るのが妥当ですかね」
月：「ふむふむ。ミニゲーム集よりは歯ごたえがあって、ボードゲームよりはお手軽、ＲＰＧみたいに積み重ね要素有りって感じなのね。了解了解」
風：「という訳で次は武器の簡単な紹介だな。各人何を使うのか考えておけよー」
向臨月：「了解すー」

武器について。

風：「では各人、ユクモ村の左上にある訓練所で１時間くらい適当に武器を触ってみてくれ。話はそっからだな」
向月臨：「あいあいさー」
臨：「よーし何からやりましょうか〜」
月：「あたしはとりあえず上から順に触ってみようかしら」
向：「まぁ僕は経験済みなんでアイルーとプーギーと戯れてますよ」ﾃﾝﾃﾃｰﾃﾚﾚﾃﾝﾃﾌﾟｷﾞｰ！
風：「その間に簡単に武器の説明をしておこう。語りだすとキリがないので、簡単にな。参考までに俺は弓は２Ｇから通して６００回くらい使ってるが、他の武器は２Ｇの訓練所で上級訓練までコンプ済み、Ｇ級訓練はクリアまで、ＭＨＰ３の訓練所は全部Ｂランクでコンプ済みって感じなので、重ね重ね参考程度に」

武器名	概略	特徴	得手	欠点
片手剣	初心者向きというよりも、玄人向けのオールラウンダー。	特徴は抜刀状態からのアイテム使用（ガード状態で□）。罠や各種投擲球玉、回復や食事等臨機応変に戦える。	高機動、動作良好、ガード可能、属性、状態異常が豊富等高性能。	致命的にリーチが短く、ダメージも低め。
双剣	片手剣からガードを無くし、より手数を増やした二刀流。	特徴は常時スタミナ消費の鬼人化。（抜刀状態で△＋○or納刀状態でＲ＋△＋○）。	手数が多くさらに手数の増える鬼人化により属性次第では瞬間火力は抜群。	リーチが短いのは片手剣から変わらず。ガードも無いので避けタイミングはシビア。またスタミナ管理も重要項目。
大剣	比較的初心者向きだが、ガードを使えるかどうかが向き不向きの分水嶺。	特徴は△ボタンホールドでの溜め攻撃。今作では溜め過ぎは威力減衰なので注意。	高威力、長射程で、剣を利用してのガードも一応可能。また溜めの一撃はかなり爽快。	抜刀時は致命的なまでに鈍重。属性、状態異常の恩恵は受けにくい。
太刀	ガードを無くし、手数多め高機動になった大剣。	特徴は練気ゲージ。一定量相手を切ると切れ味アップ。またＲでの鬼連斬コンボの最終段を決めても切れ味アップ。	機動力とリーチの長さから初心者でも比較的扱い安い武器。	特徴である錬気ゲージを溜められない場合の攻撃力は低い。また斬撃の範囲が広すぎる点も一考。ガードも不可。
ハンマー	数少ない打撃属性を持った武器。扱いにくさでは多分全武器随一か。	特徴はＲホールドによる複数段階の溜め攻撃。	高い攻撃力、打撃属性、頭部ヒット時のめまい、疲労蓄積など専用の効果が多い。	ガード不可で動作は鈍く、射程も短い。機動力はやや高い。
笛	若干リーチの伸びたハンマー……だが本質は特徴にある。	特徴は演奏。笛毎に設定された音色を演奏することで、自分やパーティのステータスを向上させることの出来る。	モンハン唯一の支援武器。またリーチが長いので場合によってはハンマーより楽な人も。	単純な攻撃性能はハンマーに劣る。正直戦闘中の演奏は面倒。また演奏をすると敵に狙われやすくなる。
ランス	ガードに特化した武器。基本戦闘はガードしながらの張り付きだが、多段ステップでの回避も出来る使用者の特徴がよく出る。ＭＨＰ３になりやや動作に幅が増えた。	特徴はカウンター(ガード中○)と突進（ガード中△＋○）。	幅広い攻撃をガードして即座に反撃可能。リーチもそれなりで弱点攻撃を極めればかなりの強さ。	抜刀時の速度は最低、納刀作業も遅い。またガードのスタミナ管理、ガードの可不可を見分ける必要がある。
ガンランス	ランスの一部モーションを削り、接近爆発攻撃を加えた武器。特徴であるガンをどれだけ使用出来るかがランスとの違い。	特徴は時間リロードの特殊ガン、竜激砲（ガード中△＋○）と全弾発射のフルバースト（特定モーション後に○）。	ランスよりも手数が多い。また竜激砲の一撃も魅力。	ガンを使わないと完全にランスの劣化。またガン使用による武器の劣化が激しい。
スラッシュアックス	斧モード、剣モードの２つを使い分ける特殊な武器。斧モード時も剣モード時も斬撃扱いなので注意。	特徴は剣モードでの属性開放斬(剣モード時に△＋○)。	リーチに優れ瞬間火力は高く、属性開放の効果も優秀。	ガード不可で鈍足はかなり致命的な欠点。動作も若干重く、手数も少なめ。
ライトボウガン	ガンナー装備。ガンナーは共通で遠距離攻撃可能だが、専用の弾丸を使用し、前衛武器に比べ防具は別装備で守備力が著しく低い。	特徴は速射。特定の弾丸で攻撃する際、自動で複数弾連射する。	やや動作が軽く、抜刀状態での移動速度も早めでステップ回避もできる。搭載できる弾丸も幅広く、属性、状態異常などあらゆる戦場に対応可能。	紙装甲。瞬死もありうる。また弾丸準備が一苦労で場合によっては現地調合も必須。全体的にダメージも低い。
ヘビーボウガン	ガンナー装備。位置取りと回避行動の見極めが重要な純後衛武器。	特徴はしゃがみ撃ち（抜刀状態で△＋○）。大量リロードから始まる固定砲台モード。	一撃の大きさはガンナー中最大。また固定砲台モードでの火力は圧巻の一言。	ライトボウガンに比べ著しく動作が重く、抜刀状態の機動力も低い。また使用できる弾丸の種類もライトボウガンに比べて制限されている。
弓	ガンナー装備。ガンナータイプでありながら弾丸を使用せず、弾切れも無い。代わりに射撃毎に矢を番える必要がある。	特徴はビン装着（瓶所持時に抜刀状態で△＋○）と曲射（射撃ホールド時に△を押さえながら○）。	ビン装着による状態異常、曲射による部位ピンポイント攻撃とスタミナ奪取などやれる事は多い。また弓は相手との距離で攻撃力が変わり、位置取りが最重要な武器。	他ガンナーに比べ攻撃種類の豊富さでは劣る。また基本的な攻撃力は雀の涙。

風：「流石に１２種類もあると説明だけでも長いな。って訳でそろそろ１時間だが、何使うか決めたか？」
臨：「えっと、何使ってもいいんですよね〜？　……う〜ん……よし、ハンマーでもやってみますよ〜」
風：「ハンマーか……マジで？」
臨：「なんというか、おりゃーって感じがいかにも狩人さん、って感じが出てていいかな〜と」
風：「初心者がハンマーは結構茨の道だとは思うが……まぁこういうのはフィーリングで選ぶべきだからな。良いだろう、サポートはまかせろー（バリバリ」
月：「じゃ、あたしは片手剣でもやろうかしら？　一応初心者向け武器ってカテゴリなんでしょ？」
向：「ソロプレイだとちょっと辛く感じるかもしれませんが、比較的使いやすい方ですよ。回避、ガード、アイテム……一通りなんでも出来ますし」
風：「それじゃ、俺はランスでもやるかね。流石に二人がヘイアイルータッシー！　な状況では俺は死ねんしな。それにランスの強化された動作、興味あるんだよな」
向：「カウンターとかフロントステップとか、今回かなりテコ入れされてますからね。……それでは僕が弓をやりましょうか。一人くらい後衛がいないと始まらないでしょう」
風：「ってな感じで。今回はわざわざ被らないように武器を決めてから始めているが、まぁそう上手く皆の武器が被らない、って状況は少ないだろう。武器かぶりを気にするのであれば武器は一応前衛×２か、前衛、後衛の両方を使えるようにしておくとよい。急なパーティプレイの時にも幅が出てくる。理想的なパーティ像ってのは、

前衛×２、笛１、後衛１

のバランスだな。笛が味方の支援。後衛が状態異常、前衛×２はダメージソース。特に相手ダウン時にまとまったダメージの取れる双剣、スラッシュアックスあたりが有力前衛候補ではあるが、あくまで効率重視の理想図なのでこれに拘る必要は全く無い」
向：「まぁ全員前衛とかは普通ですしね。さすがに全員後衛、笛が２人以上とかだと少しバランス悪いですけど」
風：「そうなった時にサブで使っている武器があると多少編成を考えられるので、余力があればサブ武器は一つ持っておくのが紳士的だな」
月：「でも、前衛と後衛って防具違うんでしょ？　単純に必要な素材とかお金２倍よね？　両立するの大変じゃないの？」
風：「後衛やるような奴は基本的にマゾだから、前衛もやってくれ、って言われたら大概は悦ぶんじゃねぇかな？　マゾくて」
向：「いや、それは２あたりまでの話で、ソロ時にオトモが２匹つれていけるＭＨＰ３では後衛でもそこまでマゾくはないような……」
風：「細けぇ事はいいんだよ！　ま、レア素材なんかもあるから実際両立は結構大変だな。とは言ったものの、初心者はそんなの気にせず一つの武器だけ頑張ればＯＫだな。これは重要な事なんでしっかり言うが、初心者は、何をやったら無難か、よりも何をやったら楽しいか、を優先するべきだ。バランスを考えるのは慣れてからでいい。まずはゲームは楽しむことが優先。自由に振舞うのが楽しければそれが優先だし、効率良く狩りをするのが楽しいなら効率を、仲間の援護が楽しいなら援護をそれぞれ優先するべきだ。この辺の楽しさってのは当然各人違うだろうから、それは各自サムシング探してくれ」
臨：「わたしはやっぱり狩りのゲームですからどか〜んと相手をやっつけたいですね〜」
月：「で、気苦労するのはあたし、と。まぁそういうのキライじゃないけどね」
向：「そんなに他人のフォローばっか考えてても息がつまりますよ？」
月：「あんたが言うの、それ？」
向：「まぁ支援するなら笛か、アイテムが使用しやすい片手剣はうってつけでしょう。少なくとも納刀動作の遅い近接系は支援しにくいです」
風：「そろそろ脱線してきたので今回はこの辺で切るぞー。次回は実際に狩りを始めるまでの準備についての説明をしよう」
向：「という訳で本日のまとめいきますか」

１：狩りのサイクルは大体一回３０±１０分程度。準備→狩り→帰宅でワンセット。
２：武器によって仕様が大きく違うので、最初は色々な武器を触ってみよう。
３：武器選択は好きにしろとしか言いようが無い。単純に強い弱い、簡単、難しいという話でもないので。
４：編成を気にするのは慣れてからでＯＫ。

月：「……なんというか、全っ然初心者講座になってないわよね」
臨：「好きな武器を選ぼう〜(｀･ω･´)ってだけですからね〜」
風：「武器選択、キャラクターメイキングは悩むだろうからな……。時間に余裕を取ってもいいと思った。一から説明しないと気が済まない性分なのは解っていたが、ここまで長くなるとは思っていなかった。今は反省している」
向：「などと供述しており……」
月：「本当に収まらないからさっさと終わりにするわよー！」

月：「まだポケモンも終わってないのにどんどん派生していって収拾付かなくなったりしないでしょうね」
向：「いや、もうすでにいくつか放置してるシリーズももごもご」
風：「ポケモンは資料を作っているのでもうちっとかかるかも。年内に……とは思ってたが、そうそう上手くはいかんっぽいな」
臨：「っていうかもう大晦日ですよ〜？」
風：「むぐ。本当にずれ込んだなぁ。色々あったって事でお茶濁そう。まぁあれだ。来年からがんばる」
向月：「「ダメだこいつ……早くなんとかしないと……」」
風：という訳で、今年も閲覧ありがとう、夜葉先生の来年の活躍にご期待下さい！」
月：「ま、最後くらいはまたお約束で締めましょうか？」
臨：「というわけで〜！　今年は閲覧ありがとうございました〜！」
風向臨月：「「「「来年も宜しくお願い致します」」」」」

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