[ガメオヴェー]ポケモンBW:とりあえず第5世代限定。ポケットモンスター対戦初心者向け簡易攻略TIPS。その7。努力値の割り振り、計画編。

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「と、まぁ前回努力値の割り振りも決まったので、今回は実際に努力値を割り振ろうと思う」
「おお〜、ついに育成が始まるんですね〜! では早速野生のポケモンと戦ってレベルを〜」
「待て待て待て。育成をするポケモンは、その辺の野良ポケモンや、トレーナーとのバトルで安易にレベルを上げるのは禁止だ」
「ほえ?」
「前も言った努力値だよ。努力値ってのは、野生やトレーナーとのポケモンバトルに勝つことでもらえる見えない経験値のようなもんだ、ってのは言ったな? この努力値によってポケモンは若干個性豊かに育っていく。対戦用の育成ではその努力値をどの能力にどの程度振るか、まで考える事になる。よって無駄な戦闘は一切禁止。どのポケモンに勝てばどの努力値が入るのか、はまぁ攻略サイト様や攻略本にあるので、それを参考にしながら相手を選んで育成する事になるな」
「ええ〜?! じゃあどうやってレベルを上げるんですか〜? 努力値云々の前に低いレベルだとまずポケモンバトルに勝てないですよ〜?」
「ふむ。良い質問だな。その答えは大体3通りくらいある。

1:育成するポケモンに合った弱いポケモンと戦う。
2:ポケモン育て屋である程度レベルを上げてから努力値を稼ぐ。
3:戦闘の一番初めに出してすぐ交代や学習装置で、経験値と努力値だけ貰う。

って所だな」
「1番と2番はなんとなく解りますけど、3番の意味が解らないです〜。どういうことですか〜?」
「ま、軽く説明しよう。まず1番。これは一番解りやすいよな。弱いポケモンでも勝てる相手……すなわち最初の草むらに出てくるミネズミあたりから、希望通りの努力値を持ったポケモンを狩る。まぁ普通の育成ではあるんだが、これだと希望通りの努力値を持った相手に勝てない場合があるし時間もかかるので、あまりお勧めできない。努力値計算も面倒になるしな。というか戦闘面は後述の3で簡単にまかなえるし、そもそもレベルを上げればいい話なので3つの中では一番の悪手だとは言える」
「普通にやると育成はとても面倒、って事ですね〜」
「利点としては……養殖っぽさが無くなる、位かなぁ。気持ちの問題ではあるが、1から叩き上げでやってるんだぜ! っていうイメージを優先する人もいるだろう。まぁ効率厨房の俺達には無関係の事だ」
「わたしがポケモンを捨てられない、っていうのと同じ感じでしょうか〜?」
「そんなところだな。とはいえ

個人の感情を優先してもいいじゃない ゲームだもの ポケモンは電子世界で生きているんだもの やめたげてよぉ べるを

ってのも真理だろう。では次。2番だが、これも単純だな。ポケモン育て屋で戦えるレベルまで育ててもらう。育て屋に預け、レベルを上げて貰っているうちは努力値は一切入らない。なので戦闘できるレベルまで預けてしまおう、というのがコレだな」
「ほぇ〜。育て屋でレベルが上がるだけでは努力値は入らないんですね〜」
「うむ。まぁこれが俗にあるイメージ、預け屋で育てた方が普通に育成したポケモンより弱い、という根源になっていると思われる。野良戦闘と育て屋で別々に同じレベルまで育てたのなら確かに預け屋で育てた方が努力値が無い分弱い。ま、レベルと同じで努力値の成長にも頭打ちはあるし、努力値の成長はレベルよりよっぽど低い値で成長が止まるので、結局はステータスを極力無駄が無いように純正培養した方が強くなる、っていうのはミンナニハナイショダヨ
「ま、まぁそうでなければ育成する意味がありませんからね〜」
「ただし。預け屋には欠点もあって、預けている間に覚えた技はガンガン上書きされていく、というものがある。今回のようにタマゴ技を遺伝させた時などには注意が必要だ」
「え〜と、もしそのタマゴ技を預け中に忘れてしまったら、どうすればいいんでしょうか〜?」
タマゴから育成やり直し。タマゴ技は一度忘れてしまうとどんな手段を持ってしても二度と思い出す事は無い。タマゴ技を遺伝させた時は、一気にレベルを上げずにちょくちょく様子を見てステータス画面で忘れたくない技は極力下の段に入れ替える、という工夫をしてくれ。後で泣きを見るぞ」
「そういえばステータス画面で技の位置が変えられましたけど、そんな使い方があったんですね〜」
「預け屋で技を覚える時は上から順にどんどん下へと上書きしていき、5つ目の技を覚えるときにまた最上段の技を忘れてループする。まぁ3〜6程度レベルが上がる度にチェックしていれば4つ枠全てを忘れることもないだろう。ま、この辺はちょーっと面倒ではある。重ね重ね言うがタマゴ技はやり直しが聞かないので注意してくれ。他の技であれば忘れても後で思い出せるが
「えっと、そのポケモンが本来覚える技であれば、フキヨセシティのポケモンセンターの右下の家族が忘れたり思い出したりさせてくれる、ってQ&A2でやりましたね〜」
「うむ。とはいえ変わりにハートのウロコが必要なので、ポケモンブラック持ちの人であればブラックシティで購入、そうでなければホドモエシティ、センター左の家でのイベントで入手するように」
「えっと、指定された技を覚えているポケモンを見せるとハートのウロコを1枚くれるんでしたっけ〜?」
「一日一回限定だがな。まぁいざというときに無いと困るので、ウロコは余裕があればチェックしておくのがベストだな。あと進化前限定で覚える技も、進化後には思い出すことは出来ないので注意が必要だぞ」
「ところどころ取り返しの付かない要素があるので、技の選択は要注意ですね〜」
「って訳で最後の3。努力値ってのは戦闘に勝利すると得られる、と言ったが正確に言うと、経験値を得た時に対応した努力値が入る、というのが正しい。つまり、戦闘に先だしで引っ込めた場合や、学習装置を使っている場合でも努力値は入る
「ほぇ〜……ん? でもそうすると経験値のように努力値も半分とか、そんな感じで入るんですかね〜?」
「引っ込めた場合や、学習装置を使っている場合、経験値は半減したりするが、努力値は全てのポケモンに同じだけ入るぞ。という訳でお手軽に育成したい場合はこの3番を行うことになるな」
「えっと、育てたいポケモンに学習装置を装備させて、後は強いポケモンでひたすらに戦い続ければOK、って事ですよね〜?」
「うむ。後はネットでも見ながらどのポケモンがどの努力値を持っているかを調べながら、努力値のカウントをすればいいだけだ。非常に簡単だろう?」
「あまりにも簡単そうで、ちょっと拍子抜けしちゃいます〜」
「が、実はこれ、簡単そうに見えて結構面倒なんだぜ! 前回でも言ったが今回のエンブオー素早さの努力値を212で調整する。ちなみに一匹ポケモンを倒して手に入る努力値の最大は”3”だ。ひとつのパラメーターにつき、ではなく一匹について3。つまりポケモンによっては攻撃の努力値が1で、防御の努力値が2の奴もいる、という事だな」
「えっと、それはつまり……一番効率の良い相手と戦っても70回以上戦わないといけないって事ですよね〜? それで努力値212だから、あと努力値は300近く残ってます……つまり1人目のポケモンを育成するのに最低でも170回以上戦わないといけないって事ですか〜!?」
「育成の面倒さがわかってきたかね?」
「さすがにそれは面倒すぎますよ〜! それで1人目なんですから、6人そろえるとしたら1020回も戦わないと……!」
「ちなみに以前やった高速クリアの総討伐ポケモン数は213匹だから軽く5倍だ。やったねたえちゃん! クリアが5回できるよ!」
「な、長すぎますよ〜! どうにかならないんですかこれ〜!?」
なるよ
はい〜?(´・ω・`)」
「どうにかなります。って訳でどうにかする方法も伝授する……が、その前にエンブオー努力値でも確定しておこうか」
「は、はぁ〜……(´・ω・`)」
「素早さは前回どおり212で調整する。ゼブライカエルフーンと同じ速度だな。で、耐久だが、種族値130、性格補正有の不一致弱点100技を100%耐える調整にする」
「……ほにゃ〜?(´・ω・`)?」
「性格一致130に耐えられれば種族値90前後のぬるいアタッカーの一致90技なら余裕で耐える。具体的にいえばHP努力値124、防御、特防に28づつ。HPは一応4の倍数+1調整にしているがあんまり意味はないな。残りは132、攻撃に振っておく。限界まで絞っているのでちょっくら心もとないが、一致弱点なら種族値HP、防御共に100の努力値無しまで確定範囲。初撃のニトロを含めればHP、防御の種族値が90、90くらいまではニトロ→フレアごり押し確定。猛火も発動しやすいだろう」
「(´・ω・`)」
「簡単に言うとサブウェポン筆頭のじしん、サイコキネシスを確定で耐える調整って事だ。攻撃力もまぁそこそこ。って感じ」
「全然意味が解りませんけど、HP128、攻撃132、防御28、特防28、素早さ212努力値を振るって事だけ解りましたよ〜!」
「この調整はなんだかんだで結構適当だけどな。大将としてのラスト出しか、先手で1対+猛火発動1撃、ってのが理想ではある。一応の弱点として、鈍足アタッカーのエスパー、地面タイプ、ジュエルアクロバット当たりは鬼門だな。水タイプもハイドロポンプはもう涙目。不一致だとしてもアクアジェットがとにかく怖い。って感じだ」
「なんだかんだで結構弱点は多いですよね〜」
「うむ。特に地面、エスパーはサブウェポンでも同倍が精一杯だからな。攻撃特化でもないので急所が発生しなければ突破は不可能だろう。複合タイプで弱点が付けないのであれば諦めて交換するしかない。まぁその辺は仲間で補ってくれ」
「仲間、ですか〜」
エンブオーが、エスパー、地面に明らかに弱いのはわかっただろう? ならエスパー、地面タイプに有効な仲間を作る、という方針が決まるわけだ」
「ほむほむ〜。そうやって仲間を考えてパーティーを作成すれば目的があって仲間選びがしっかりしそうですね〜」
「ま、パーティを組む際に一番重要なのはエースを誰にするか、って事だぁな。とりあえずは三匹、エンブオーを中心に補うような形でパーティを作成……したいんだが、このペースでいつまで掛かることやら……。ともかく次回は実際に努力値の割り振りを始める。また割り振りの手助けアイテムも紹介する予定だ。って訳で今回のまとめ」

1:努力値は目に見えない経験値。なのでしっかり育成するならメモ必須。適当な野良戦闘、トレーナーバトルは禁止。
2:ポケモンにはそれぞれ1〜3までで努力値の設定がされている。目的の努力値を持ったポケモンを、育てたい分だけきっかり倒す準備をしよう。
3:努力値を得ずにレベルを上げるにはポケモン育て屋さん以外有り得ない。学習装置では努力値がしっかり入るので注意。それを利用した育成も可能。
4:たまご技、進化前の技は忘れないように注意。一度忘れると二度と思い出せません。それ以外はフキヨセシティで思い出し可能。
5:今回のエンブオーはHP128、攻撃132、防御28、特防28、素早さ212の努力値でがんばります。

「なんというか、今回は色々知識先攻でわたしはいっぱいいっぱいです〜」
「まぁ仕方ない。ぶっちゃけ積み調整型の育成準備の面倒臭さは異常。これが耐久や、速攻アタッカーだともっと簡単になるんだが……それもまた後でだな」
「はい、次回で一応エンブオーさんの育成は完了ですかね〜?」
「そーなりゃいいけどなー。んじゃ、また次回」
「はい、それではまた〜ノシ」
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