11/48号ジャンプ感想 + ニセコイ:古味直志先生新連載

「あーもうダメだ。今週俺ちょっとバクマン。の感想まで休むわ。 って訳でバクマン。の感想も最後な」
「なんですか唐突にw いや、僕も今週のバクマン。はかなりピキピキ来てますけど」
「代わりは呼んでおいたから後は適当に頼む……。くっそがああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー……………」
「……よく分からないけど代理で来たわよ」
「はいはい。んじゃ適当にジャンプ感想本編やっていきますか」


ニセコイ:古味直志先生新連載

「ってわけでダブルアーツでお馴染みの古味先生の新連載ですね」
「えっと、ジャンプNEXTでやってた読み切りにちょっと設定加えて連載みたいね。基本的にはヤクザとギャングの娘の話で……変わったのは主に小野寺さんの存在かしら。」
「だからヤクザを出すなと何度行ったら解るんですか! 緑山ポリスギャングの二の舞はごめんですよ!w」
「少年ジャンプ読者絶対知らないから、それ」
「失敬。ほら、サンデーの西森先生なんかはヤクザを社会的強者、暴力の象徴として書きたがる傾向にあり、その結果あからさまに少年漫画としては不味い描写が幾つか出たりしているので、ヤクザを見る度にちょっと不安に……」
「いやいや、ぬらりひょんの孫もぶっちゃけヤクザじゃないの。ともかく。全うなラブコメやると見せかけて、結構ギャグよりの設定よねw 硝煙の香りのするヒロインとかw」
「舞台設定によっては格好良い煽りになりそうですけど、普通の学園ラブコメですからね。しかし……こういうとき先輩が居ないので僕が言いますけど、小野寺さん可愛いですね」
「うわー柄にもない」
「解ってますよ!w まぁほら。僕ら子供の頃の約束とか、幼なじみとか大好物ですし、おすし」
「はいはい。ともかく。両親の都合で上っ面の付き合いをすることになった一条くんと桐崎さん、それと10年前の約束のお相手の小野寺さんの胸ドキドキワクワクの三角関係、って事でいいからしら?」
「胸ドキドキワクワクw でも小野寺さんが10年前のお約束のお相手なんて言ってましたっけ? まぁ鍵とか持っちゃってるんでほぼ確定なのは解りますが」
「明言はしてないけど、一条くん、ストーリー中一度だって10年前の約束なんて小野寺さんに言ってないのに、小野寺さんが引き止める時に、10年前の事、とか言ってるしね」
「それは確かに。でもほら、死んだ姉とか、妹の持ち物で、小野寺さんが引き継いでる、とかいうオチもあるかもしれませんよ?」
「まー今週のノリを見てるとそう複雑な状況じゃないとは思うけどねー。多分二人が付き合ってるのが広まって、そのせいで小野寺さんが言い出しづらくなる、とかいう展開になるんじゃない?」
「そういえばブコメ三角関係なんてベタ中のベタですけどこう、真っ向から投げてきたのは久々じゃないですか? まぁ針栖川も順調にそうなりつつあるんですけど」
「あれは百合的な三角関係だと思っていたらそんなことはなかったわ! って感じだったからね」
「また話が逸れましたが……最初のカラーページの草原、まるで日本じゃないみたいですよね。広すぎるし、こんな岩がボコボコ出てる草原なんてあるんですか!w」
「思い出補正よw ほら、一条くんほとんど覚えて無いみたいだし。まぁよく考えると、後半の二人の会話のシーン、草が舞ってるのもその辺のイメージと連想しての事なのかもしれないわよねー」
「多分それはないですw それにあの、この学校の制服どうなってるんですかね? 主に女子のネクタイ
「えーっと……基本セーラー服っぽいけど、生地はもっとゆったりしてて、前の部分にネクタイ留めが付いている……のかしら」
「そして無駄に長いネクタイ? をその辺でちょろっと留めている、と。いや、前かがみになったシーンで垂れるネクタイとか、絵になるとは思いますが、本当になんだこれw」
「まぁ夏服が楽しみよね」
「後は中盤の一条さんのキレシーンですが、こう、思い出をバカにされると、なんというか辛いものがありますよね」
「まぁあのへん軽く流せないのも男の子、って事で。ちゃんと反省もしてるみたいだけど」
「どっちが悪い、って訳でもないんですけどね。桐崎さんもちゃんと手伝ってくれてましたし、一条くんも不器用ながら感謝してたみたいですし」
「しかし、あの棘付きのペンダント全力投球したら人は死ぬわよね」
「あれは本当に当たり所が良かったと言わざるを得ない!w」
「いやホント、当たり所が良かったら目に刺さってたわよ。見えないぞーペンダントはどこだーって、刺さってたんかーい! って感じで」
「全然笑えないです、っていうか怖い事言うなw」


ナルト:五影集合。

「なにこれ面白いんだけど」
「いやいや、貴女も何普通にナルトDISから入ってるんですか。最近は毎回すげー面白いですよ」
「天送の術で人間は耐えられないなら再生すればいいじゃない、とか、元から肉体が強靭だから大丈夫、とかそういうハッタリ好きよ。総本部だから通信、伝達手段は多いけど、現地へ行く準備はしてないのは当然とも言えるしね」
「ツッコミは無しだがマダラが再生した! ってセリフもまた間抜けてるけど切迫した状況を表してて良かったですよw 今俺達はマダラとの戦争中だと思ったら、本物のマダラが穢土転生した、とかゲンマさんも突っ込みたくてしょうがないでしょう」
「本当に何言ってるかわかんないものねw で、五影集合なんだけど……」
「実力者全員集合! って感じで盛り上がって来ましたね。本部の大将が出てくるほどの山場、ってのと、現地にいた土影、風影、そしてうちはの火遁に対抗するための水影さん、はからずも全員集合! となってますがなるべくしてなった最大戦力、って感じがワクワクですよ。……何か言いたそうですね」
「……あの、雷影さま、左手生えてない?
「さ、再生忍術……とか……? いや、なんか今週わざと左手見せないような展開でしたし、ほら、再生してたってオチかもしれないじゃないですか?」
「来週左手が普通に無いことになってたら来週も来るわよ」
「いや、さすがに間違えるにしては壮大過ぎるでしょう……? でもまさか……!」


めだかボックス:スーパー主人公

「っていうか、これ元から主人公の三つ巴狙ってるでしょ」
「いつだって正しく、常に勝利する者。最初は力なく、挫折を通じて勝利を目指す者、弱者を守る為に戦い、常に勝利出来ない者、とまぁ綺麗に三勢力揃ってしまいましたね」
「で、結局復活しちゃった球磨川さんだけど、これもまた安心院さんの封印解除の効果なのかしら? ほら、球磨川さんが死亡することで安心院さんの封印が解けて、能力が再び戻った、とかそんな感じ」
「その辺も西尾先生の事ですから理論立てて展開には含まれてそうですけど、ほらやっぱり女の子のキスで奇跡の復活! って方が格好良いじゃないですか」
「何の根拠も無く復活したら復活したで文句タラタラじゃないのあんた達は!w」
「理論だてて考えられるからこそ、無根拠でいたい、という矛盾! いや、今回は普通に喜界島さんのお気持ちを汲んだ、って感じでやるのがスマートですよ。ここで喜界島さんの気持ちなんか関係なく、ただ生き返るっつーんじゃ球磨川さんらしくないです。まぁ復活した所でその辺も含めて全部無かったことにするんですけどね!」
「どっちにしても喜界島さんかわいそうじゃないのw」
「っつーか本当にこの漫画はめだかちゃんが出てこないと最大風速で面白いですn
「いやーらいしゅうもたのしみよねーほんとにねー」


黒子のバスケ:ギャグ回

「結構あたしは黒子のバスケのギャグ回も好きなんだけどね。今週の白眉は、黒子の『ボクもう影やめます』かしらw」
「なんたるブルジョワジー! ブルジョワヌー! 相変わらずリコ先輩の料理ネタは鉄板ですよね。トンデモ食材+サプリメントのコンボは何度やっても意味がわからないw 部員も全員訓練されすぎです」
「試合終わったのに皆汗が止まってないからねw」
「まぁ汗の種類が違いすぎるわけですが。そして火神さんは同棲していたという件。ブルジョワ一人暮らしといい、何たるアメリカンスタイル! もう火神くんは死んでいいんじゃないかな
「落ち着きなさいw しっかし金髪眼鏡縞パンとか、これもまた大盛りよね。全国の黒子攻めファンが泣いてるわよ」
「そっちこそ落ち着け」


ブリーチ:スタイリッシュ回想

「四人同時回想とかスタイリッシュよね。えっとちょっと枠外の柄が変わってて、横ノイズが雪緒くん、手裏剣柄が沓澤さん、縦線がジャッキーさんで、黒ベタがリルカちゃんね」
「だからあの銀城さんのセリフもリルカさんがそう聞いた時の回想になるんでしょうね」
「んで、今週の展開ちょっと面白かったんだけどわかりづらそうだからちょっとまとめるわよ」
1:蒼火墜で人形の右手に穴が開く
2:回想してる間にルキアが氷を伸ばして右手の穴から袖白雪を出す
3:リルカの足元で月白発動。
4:周囲氷結するも寸前で気づいたリルカがダイブ。左足だけ凍結してしまい行動不能
5:完全優位になったルキアが説得を試みる。
6:リルカがくしゃみでルキアを人形から強制排出する事で射程を縮め、最終奥義 ←今週ラスト

「とまぁブリーチらしからぬ展開であたしも驚きを隠せないわ」
「いや、そこまで驚く事ですかね」
「」


ぬらりひょんの孫:若菜さん

「これが噂に名高い乗せられるってヤツよね」
「ああ、まぁ舞台に上がると完全にステージが違いますからね。相手の土俵に乗ればそれが畏れか……それはともかく若い若菜さんが出てきたわけですけど」
「全然笑えないんだけど」
「ギャグじゃねぇよw とはいえ、今のリクオさんの状況とは違って、妖怪の世界に飛び込もうってする若菜さんの物語も、また面白そうですよね」
「まぁぬら孫はどっちかっていうと人間社会に溶け込む感じの話だからね。とはいえ銃まで手に入れるのは人間社会に溶け込み過ぎじゃないのかしら」
「だからヤクザはやめろと何度(ry」


クロガネ:

「勝っても負けてもアレなので、引き分けなのは当然だったわよね。それはともかくすっとぼけたさゆりさんが可愛いんだけど」
「そーですか。でも結局人形状態のさゆりさんを見てるんだったらもう、明日の練習試合でクロガネくんが弟子だってモロバレだと思うんですけど」
「別に隠す必要ないじゃない。むしろライバル宣言回だったでしょ、今回」
「つまり次回は負けフラグ、と。だから先々週の展開をこの後にやっておけと小一時間」
「ま、ほら。クロガネくん練習を甘く見てる節があるしね。ここで一発大きく負けておいて、強くなりたい! って感じで修行回に繋げばいいじゃない」
「でも練習試合は二試合あるんですよ? まぁ別の学校ですけど」
「えっマジ? どっちも負けるとか、格好つかないわよね。って事は二回目はさすがに勝つのかしら」
「だからそうすると前述した練習に熱が入るクロガネくん、という構図も練習試合までの数日って話になっちゃうんですが。まぁ一ヶ月でも二週間でも間があるだけマシという話ですかね。今のところクロガネくん剣道始めて3日ですし」
「しかし、さゆりさんは竹刀が専門っていうならなんで辻斬りを真剣で行ったのかしら?」
「ほら、真剣だと誰だってマジで避けるじゃないですか。回避性能試験ですし」
「ああ、納得。でも、あれ切られたらどうなるの?」
「んー、現実じゃないですしね。失神とか?」
「適当ねw」


スケットダンス:謎マーク

「あの、色々感想は全部置いておくっていうか、今週の展開には特に言う事なにもないんだけど」
「ないのかよ!w いや、まあいいです。続けてください」
「あの、ページ左下に時折書かれてるスケット団のマーク、あれ毎週あるんだっけ?」
「え? なんですかそれ」
「ほら、先週のスケットダンス見てきてよ」
「えっと……いや、無いですけど」
「じゃあ今週の不自然なまでに散りばめられたあのマークは何なの? そして最後のページの生徒会案内君は何なの? キャンペーンなの? 来週あたりのスケットダンスアニメの番組最後の宣伝枠で、今週のジャンプのスケットダンス本編に書かれていたマークの数は? 正解者全員にスケット団特製Tシャツプレゼントとかなの?」
「解りづらいw いや、でも本当になんなんでしょうね、あのマーク……。うーんこれが気になりだすと本編よりもこっちの方が気になるな……」
「一応スケット団のマーク6個に生徒会のヤツが1個だったけど、こんなの覚えてたところで貴重な記憶容量を潰してる気がしてならないわ……! 悔しい! でも気になる……!」
「なにこのもやもや感想w」


いぬまるだしっポケカレは無料!

「いぬまるで、ソーシャルゲームDISが多すぎるんだけど最近w」
「いや、その話題は危ないのでやめましょう。ソーシャルゲームも面白いですよね! 俺はどっちでもいいけど!
「社長は黙れw 自分で振っておいてなんだけど、やったこともないのに余計なフォローはいらないわよ!」


ハンター×ハンター:チードルさん

「チードルさんかわいいわよね。あの漂う黒幕臭さえなければ」
「まあ、なんというか今週の言い回しでかなり黒幕臭はありましたけど、やっぱりなんだかんだでパリストンさんが、会長の言う苦手なヤツなんじゃないですか?」
「って言っても、会長の趣味に合わせてキャラ付けをしてない例外はパリストンとジンだけでしょ? でもジンは別に会長の事を嫌いでもないし敵対視してる訳でもない。だったら逆にその例外じゃないヤツが会長の苦手なヤツだった、ってオチも十分あるじゃない。会長に似ているのが嫌、なんて、偽物が嫌、ってよりも会長自体が嫌だったって言ってるようなもんだしね」
「まぁ、確かにパリストンさんは会長派と対立してると見せかけて、本当はすげぇ会長大好き、って感じだったら面白いとは思いますよ。逆に見た目とかは会長に合わせておいて、内心では会長なんてクソ食らえ、っていうのがチードルさんだったら、それはそれで面白いとも思いますけど」
投票で死人が出るかも、なんて言ってるのもチードルさんだけだしね。パリストンの行方不明ハンターなんかもパリストンが地下に潜らせてる工作員、っていう見方があるかもしれないし。色々な可能性を見ておくのがハンター×ハンターを楽しむコツだとは思うわよ」
「まぁ色々予想すると予想(笑)になっちゃうんですけどね」
「先週の感想もずいぶん予想()だったしねw 別にアルカちゃん普通に応答できるじゃない」
「それは結構予想外でした。まぁお願いに関しては全く別の何かが発動しているって事らしいんですけど、それよりも死亡者のパターンが解ったのは大きいですよね」
「ああ、全世界の腐女子歓喜しそうな展開だったわね」
「そうじゃねぇよw いや、まぁキルアの最愛の人がゴンだと思ってるヒソカとか、キルアは自分が大好きに間違いないと思ってるイルミさんとかも面白かったですけどね」
「死亡者と長い間連れ添っている人間が死ぬ、ね。で、簡単なおもちゃの取引でさえ13人死ぬ、か……どーすんのかしらコレ」
「やっぱりほら、ゴンの足の指先だけ直してくれ! お願いは分割手数料無料で頼む! とかですよ」
「そんなの何万回お願い聞けばいいのよw いや、何万回とか分割したお願い聞いてOKなんだったらそれでもいいけど」
「結局来週も楽しみだなー、って事で一つ」
「すっごいなげやりw」


バクマン。:PCPは犠牲になったのだ……

「ってわけでそろそろバクマン。感想やりますよー」
「もう呼ばなくていいんじゃないのw」
「……………ぅぅぅぅぅくっそがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
「まーた荒れてるわねー」
マジ、これ、ちょっとありえねーよ! 俺は新連載をやりたいから、PCP邪魔なんで別雑誌行くわ、って事? 読者を舐めてるって話どころじゃねぇよ! 打ち切りを、ジャンプを、いや、漫画を舐めてるとしか言い様がない」
「今週の展開はマジで驚きましたね。服部さんの葛藤自体は感動的だと思うんですけど、結末が酷いw」
「本ッ当に今週はマジでクソ過ぎる。リバーシを週刊連載でやりたいっていうのは解るよ。面白いネタができたらそれを書きたくなるのが漫画家だろうからよ。描けるんだったら二本同時連載だっていいかもしれない。昔の漫画家なんて何本も連載抱えてたんだからな。まぁ過労で入院したヤツが言うセリフじゃねぇよボケ、とかいうツッコミが真先にくるけどな。でもそんなことよりも俺はやっぱりPCPに全力を尽くすのでもなく、PCPをきっちりと終わらせるでもなく、PCPを島流しにしたサイコーが本気でムカつくわ。物語っつーのはな、終わってこその物だし、終わらせる為に物語書くんだよ! リバーシの方がおもしれーのになりそうだからPCPはアニメ化絶対しないし、もう面倒なんで月刊にしますチョリーッス! ってバカを通り越してもう死ねよ! 本当に死ね! 今すぐ死ね! お前らみたいに自分の作品で何描きたいか、何を伝えたいかも考えてねークソみてーな奴が漫画を描くから七峰くんみたいな子供が騙されて道を踏み外していくんだよ! いや、彼は踏み外してない。彼はサイシューにハブられて社会的に抹殺されただけだ。本当にクズだな! サイコー先生はよ!」
「なんでここで七峰くん擁護なのw」
「ああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーもう言いたいことが全身から飛び出したくて爆発寸前なんだよ! PCPは人気漫画で、それを楽しみにしてる読者の事とかもう完全に頭にねーもんな! 月刊になっても人気があるから新装刊の雑誌で手助け出来るんじゃねぇかな、くらいに考えてんだろ? もうジャンプで1位は取れないし、アニメ化もしないから、ってもうアイツらの中でPCPは死んでるんだよ!! クソが!!!!!!!!!!!!!!! この世界の読者はそんな死んだ漫画を読まされてるのかと思うと吐き気がするし、その上その漫画のファンは必勝ジャンプも買ってね!wwwwwww って思わされてるのかと思うとまた怒りがこみ上げてくるわ! クソが! で、結局俺達は読み切りがちょっと好評で、瞬間的にとはいえ新妻エイジを超えられたから、って調子にのってリバーシは漫画界に残る最高傑作になる、とか連載もしてねぇのに言ってんだろ? 読者をバカにするのもいい加減にしろよ!! なんでナンバーワンを目指すのに、限られた状態でベストを尽くさないんだよ! で、ベストを尽くす為に何でもするって言うんだったら、PCPについてしっかりけじめをつけろよ! タントみたいに自分で終わらせるんだろうな、本当にサイシューはクソだな、って楽観視してたらこのザマだよ! もうココまで来るとクソ以下の汚物だよ! けじめも付けない、一本で集中するわけでもない。でも俺達は最高の漫画をかいて見せる、どの口が言うんだよ! 作品一つも真面目にやって終わらせられないヤツがどうやって最高の漫画を描くっつーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!ヴォケが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「クソがクソが言い過ぎですよw ちょっとは落ち着いてくださいw」
「はー、落ち着いたけどまだ許せねーわ。所詮、打ち切りを経験して無い奴は自分の描いた漫画に対する態度が違うよな。新しい漫画ならいつでも描けるじゃん、みたいな。そんな訳ねーんだよ。そんなわけねー。パッと見どんな糞漫画、打ち切り漫画だって、作者は真剣に、自分に描けるだけの最高の漫画を描いてるに決まってるじゃねぇか。確かに人気低迷とか、打ち切り決定でトンデモ展開する漫画もあるかもしれねーが、それでもちゃんと終わる。終わってようやく一つの漫画なんじゃねーか。冒頭だけ、さわりだけ面白く見える漫画なんて、どこにでもある。でもオモシレーって言ってずっと覚えて貰える漫画ってのは、そんな漫画じゃないだろうが。いつだって人間様が覚えてるのは過去の出来事なんだよ。今も続いてようがなんだろうが、俺達が面白いって思ってるのは終わったストーリー、終わった話だ。未来の話は一見美しい、希望に満ちた話に見えるだろうが、そんなのはまやかしだろ。雑誌にのって、単行本になり、俺達の手元にある漫画が全てだろうが。それなのに、あいつらはまだ評価もろくに定まってない漫画を殺して……いや、もっと酷い、飼い殺しにしてやがる。ストレートが狙えるのにツーペアでホールドしてやがる。そうやって自分の手札を減らした状態で、俺はまだストレートフラッシュが狙える、とかのたまってやがるんだ。見えてる札はまだハートのエースだけだってのにな」
「なんか格好良く例え様としてますけど微妙ですからねそれ」
「っつーか編集に対する態度も気に入らねーよ! 結局編集を選り好みしてんじゃねーか! 服部さんがいい、って、それ新人担当をこき下ろした七峰くんと何も変わらなくねーか?」
「だからサイシューの行動は常にブーメランだって何度言ったら解るんですか」
「とにかく今週のサイシュー大先生は本当に大先生だったよ。驚く。シュージンはまだ若干ためらいがあるが、サイコー先生は一気に飛び出す本当に大先生だと思ったよ。ちょっと来週辺りはバクマン。はスルーしたい。そのくらいあったまった」
「なんだかんだいって、週刊少年ジャンプで連載してて、人気のある漫画を一本創刊に引っ張ってこれた佐々木編集長がやり手、って事よね」
「そしてついでにトラブルメーカーを動きづらくさせた瓶子編集長もさすが、って事ですか。結局僕達は編集部に踊らされた哀れな犠牲者の一人に過ぎないって事ですね……」
「ウオオー!! 亜豆!! ウオオーー!! かしら?」
「それだw まさにサイコー大先生ですw」
「お前らもお前らでまともに話聞く気ないだろw」
「「Exactly(その通りでございます)」」



「って訳で今回は終わりね」
「ところで、なんで小野寺さんはメガネしてないんだ? どうしてなんだ? そこはフツー眼鏡っ娘を出すだろ!」
「知りませんよw」
「まぁ担任の先生はよかったな。眼鏡が」
「それも知らないわよw」
「って訳で個人的にはニセコイがど真ん中ストレートで幸せだったので、その後のバクマンが本当に憎くてね。今は反省はしていない。後悔もしていない。ニセコイを何度も読んで心のケアに務めた次第。小野寺さんかわいいよ小野寺さん」
「全然駄目じゃねぇかw」
「ん、で次回は現存古代生物史パッキーが新連載、と。これもNEXTでやってたわよね」
「落ち物系ギャグだったと思う。こっちもどう変わってるかな。まぁ今の俺はもうニセコイを待つ日々なわけだが。早く俺のこのささくれだった気持ちを癒して欲しい……」
「もー埒があかないから終わりにしましょーか。んではまた次回」
「はいはい。んじゃまたね」
「本当、眼鏡があれば完璧だったのにな……」
「いつまで言ってんだw」