クリスマスイブ特別企画。2011年、ジャンプ感想まとめ。

風向「「メリークルシミマス!」」
臨「メリ〜クリスマス……っあの〜?」
風向「「恋愛系三大イベントでの呪詛は基本!」」
月「あんたらねぇ」
風「そんな訳で今年もついにクリスマスがやってきてしまったな。って事で去年と同じくジャンプ感想の反省会をやっていこうと思。ちなみに去年のエントリはこちらに。クリスマスイブ特別企画。2010年、ジャンプ感想まとめ。
向「反省会っていうかただのまとめですけどね。なんだかんだで去年は07号からの感想でしたから。一年しっかりサボり無しで感想やってのまとめは今回がはじめてになります」
臨「そういえばもう一年も終わりなんですよね〜。なんだかんだ言って長い間やっていましたね〜」
月「あたしたちはほとんど何もしてないけどね。このブログもジャンプ感想ブログになりつつあるし」
向「いや、それはもう大分と前から(ry」
風「すまん、いや色々な意味ですまん。更新頻度とか以前は週3がベストだと思っていた時期が……俺にもありました」
向「ジャンプがあるから毎週更新だけはなんとか維持してるって感じですもんね。もっとテキスト量少ない更新でもいいから思いついたこと書けばいいと思うんですが」
風「それについてはふとした事はツイッターで書けばいいんじゃね? ってなってる感はある。個人的には週2ペース更新くらいは維持しておきたい、とは思っているので、来年から頑張る
臨「決意表明からして駄目っぽいです〜!」
月「はいわろ。脱線する前にさっさとやりましょう」
風「うむ。っつー事で今年の週刊少年ジャンプ、正確に言えば11年05・06号合併号から、12年03・04合併号までの46冊分の感想まとめだ。感想回数、全体に対する感想出席率、あとは一言感想だな。今回はそれに加えて、好:嫌:無の三点分配評価を導入してある」
臨「えっと、好き、嫌い、無関心に持ち点10点で割り振るんですよね〜」
風「参考までに賢い犬リリエンタールの個人的評価は8:0:2だな。ちなみにココ数年で一番人におすすめできる漫画、という評でもある。評価の詳しい内容については説明……というか過去の記事、ジャンプ感想おまけ。各人のジャンプ連載陣に対するあれこれ。そのいち。 を参照していただければ幸いかと思う」
向「一応の補足として、無関心のカテゴリは興味がない、というようなややネガティブなモノではなく、知らない、気にならない、など好きでも嫌いでもない要素、というかニュートラルな感情だと思っていただければ。って言ってて解りにくいですね、これ」
月「でも、これ多分今後事あるごとにやっていく評価方式だと思うから、簡単に解ってもらえるようなエントリは専用で必要かもね」
風「おっと、あと一番大切な事を言うのを忘れていた。今回の感想まとめはあくまで”夜葉”個人の感想、評価になっている。普段なら言わないような事も書いているので多少とげっちぃ場面もあると思うが年末という事で許してくれ
臨「理屈が全く通ってないですよ〜!」
向「去年も言いましたが、つまらない、気に入らない、面白い、ってだけの感想は面白くない、という主義ですからね。なので普段感想で取り上げない漫画も結構あります」
月「面白いけど言語化が難しくて感想やめた、ってのは今年何回もあったわね」
風「まぁ逆も」
向「それ以上いけない」
臨「えっと、あとギャグマンガは感想が書き辛いのでスルーしがち、とも言ってましたよね〜」
風「ギャグの解説って、下世話だしな、っとそろそろいい加減本編行くぜー!」
臨「ではでは今年のジャンプ感想まとめデータをご覧下さい〜」
月「そうそう、去年のデータがあるヤツは()の中に入れておいたから、参考までにねー」


総感想回数46回(42)。全感想回数3回(3)。
全感想以外の平均感想数:8.826作品(8.146)。

連載タイトル 感想数 感想出席率 好嫌無三点評価 一言反省
逢魔ヶ刻動物園 3回(5回) 7% 2:2:6 終了:個人的好みは別として、あの動物園の雰囲気は優しくて好きかもしれない。思い出補正。
べるぜバブ 5回(6回) 11% 1:1:8 面白いつまらないじゃなくて、解らない、というのが正しい感想。これ以上は聞かないでください。
現存!古代生物史パッキー 5回(NEW!) 11% 5:2:3 始まったばかりのギャグマンガ。デザインの秀逸さが光る。頑張れパッキー。
戦国ARMORS 6回 13% 2:4:4 終了:正直読切の方が好きだった。そもそも戦国の面白い人物が軒並み居ない年代が舞台とか誰得。
銀魂 6回(9回) 13% 3:2:5 長編の感想は言い難いし、短編の感想はギャグで更に言い辛いだけなんだからねっ! か、勘ちg
超能力者斉木楠雄のΨ難 6回(NEW!) 13% 5:2:3 連載じゃないけど最早連載扱いでいいだろ。麻生先生には来年も頑張って欲しいです。
ニセコイ 6回(NEW!) 13% 5:1:4 古味先生のストーリーテリング、嫌いじゃないんだ……。まだまだこれからだが期待したい所。
怪奇噺花咲一休 7回(NEW!) 15% 5:2:3 終了:好きだがキャラ周りが若干地味過ぎたか……! セリフ回しが非凡どころではない。
DOISSOL 7回(NEW!) 15% 1:6:3 終了:勝歩さんのキャラクター。それに尽きる。サブキャラ達は軒並み結構好きです。
LIGHT WING 7回(9回) 15% 7:0:3 終了:好き。ネタにもなるし面白い。漫画感想ブログとしてこれ以上の事はなかった。残念。
エニグマ 8回(9回) 17% 2:2:6 終了:物語後半の光速ステップはある意味では覚えていたい。シリーズ移行の難しさを知る。
ST&RS 8回(NEW!) 17% 3:3:4 つまらなくはない。光る面も多い。けれど素直に楽しむにはどこか引っかかる。そういう漫画だと思う。
いぬまるだしっ 8回(13回) 17% 5:2:3 安定の掲載位置。とはいえギャグが面白かったです、では感想にならないのは去年と同じ。
メルヘン王子グリム 9回(NEW!) 20% 5:0:5 終了:優しい漫画だったと思う。ただ今思えば年齢層は上目だったかもしれない。
トリコ 9回(15回) 20% 5:2:3 安定の看板漫画。安定故に逆に感想が書きづらい。書き甲斐のある展開も多くもっと触りたい感じ。
鏡の国の針栖川 10回(NEW!) 22% 2:3:5 そっと目を閉じてしまいたい。けれど叶先生が私は好きだから……。ぶっちゃけ2点でも色眼鏡。
保健室の死神 11回(24回) 24% 5:1:4 終了:今思えば全然嫌いじゃなかった。いや、むしろ好きかもしれない。そんな気持ち。
黒子のバスケ 12回(13回) 26% 6:0:4 今やど安定のジャンプ看板スポーツ漫画。ど安定過ぎるので言う事が無いという。
家庭教師ヒットマンREBORN! 12回(12回) 26% 4:2:4 新シリーズのワクワク感は異常。感想数的には安定なのかもしれない。
クロガネ 12回(NEW!) 26% 4:4:2 一瞬一瞬凄く面白いと感じる場面も多いけれど、どう考えてもおかしい場面も。剣道という色眼鏡も込み。
ぬらりひょんの孫 13回(18回) 28% 3:3:4 やはり羽衣狐様が強すぎた。主に感想のしやすさという意味で。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 14回(8回) 30% 3:2:5 今年は面白い展開多かったなー、という印象。しかし読むのは間違いなく最後。
HUNTER×HUNTER 17回(10回) 37% 7:0:3 蟻編終了、新展開とことしもはんたーがみられてうれしかったですまる
ONEPIECE 17回(12回) 37% 5:1:4 新しい気持ちで見られたのが感想数アップに繋がった感じ。安定の看板漫画。
magico 18回(NEW!) 39% 5:2:3 今年の新連載での最大数感想。初期のハイスピード展開は今思い返しても異常。
SKETDANCE 18回(14回) 39% 1:6:3 これは私が悪い。純粋に読めず、つい粗探しに終始してしまうので自重したい所。
NARUTO 30回(30回) 65% 6:2:2 感想レギュラー分水嶺。年度後半からの安定した面白さはさすが看板漫画。ビー様無双とも言う。
BLEACH 35回(32回) 76% 6:3:1 新展開とみせかけて安定したブリーチっぷり。安心のブリーチクオリティ。感想言いやすいです。
バクマン。 42回(29回) 91% 2:7:1 去年から感想数大幅アップ。サイコー大先生の挙動から色々な意味で目が離せない。
めだかボックス 45回(38回) 98% 6:4:0 最大数感想。意図して休まなければ100%。とはいえ現在トップレベルの面白さなのも事実。

感想数406回(335回) 読み切り感想17回 計423回。


読みきり単発感想群

読切タイトル 好嫌無三点評価 一言感想
青の祓魔師 4:4:2 ジャンプSQからの出張。SQでも読んでいるが読切としては面白さより悪点の方が目立った印象。
IPPONバンビ! 5:4:1 しっ! 今思えばあの1コマだけでずいぶん評価が高い。多分読切陣の中では一番エロかった。
ENMA GAVEL 3:4:3 盗んだバイクでカッ飛ぶ。ところどころ思い出し笑いは出来るが良い意味では無い。物語の粗が目立った感じ。
月水金はスイミング 6:2:2 やさしい話。面白かったが連載になったらやわらかストーキング話になる気しかしない。いや、それも楽しそうだけど。
遊戯王ゼアル 3:2:5 スーパーかっとびング! 連載のような引きだったが読切。エクシーズルールとか一般読者はまず解らないだろう。所謂番宣。
ハイキュー! 4:1:5 四ッ谷先輩の怪談の古館先生の読み切り。すごくストレートなスポコン。少し甘目な評価かも。言語化が難しい
タカマガハラ 6:3:1 金未来杯一番手。あらすじ詐欺w 下着にヒル。ちょっとの設定変更ですげぇ化ける漫画の気がする。絵画オチは笑った。
−SINS− 2:5:3 そこでコケる振りをしながらキスです! 駄目なら死刑! どういうことなの……!w そういう意味では面白かったかも。
ツキミのソバ 4:4:2 落ちモノブコメ。感想で言う事があった、という事で+評価。まとまっていたかな、とは思う。
ムラハガネ 7:1:2 ゴツイ作風。連載も見てみたいと思えるストーリーと圧倒的画力。後はネタ犯罪者。振り返ってみれば結構好きかも。
HUNGRY JOKER 4:4:2 金未来杯優勝作品。24時間以内にずっと獲物を狩る事を強いられているんだ! 光る所は多い。
WOLF×LED 5:4:1 真っ直ぐな主人公と眼鏡ヒロインさえいれば自分は満足かもしれない。全然嫌いじゃないがこじんまりとした感じ。
実力派エリート迅 7:0:3 賢い犬の葦原先生読切。テンプレにも関わらず主人公がエリート過ぎるだけで色が違う。安心の葦原クオリティ(色眼鏡)
ケルベロス 6:1:3 見た目のポップさと違ってハードな内容。絵柄とのギャップが逆に良かった、のかもしれない。
競技ダンス部へようこそ 8:0:2 超青春。嫌いな所が思いつかないレベル。今年の読切では間違いなく一番面白かった。
レンゴク 5:2:3 保健室の死神藍本先生の読切。相変わらずのちょび髭キャラが微笑ましい。ストーリー、絵柄も十全。あとはオカンパワーか。


ピックアップ。

風「って訳でまとめ終了だ。後は……それぞれ連載についてひとつ、好きな事でも印象に残った事でもいいから適当に語ってもらおうか」
月「あたしは怪奇噺花咲一休かな。一々一休が格好良いのよね。セリフ回しも一々面白いし。主人公が特別な力も無いのに怪異とか妖怪に立ち向かう、っていうのもコンセプトとしては面白かったと思うんだけど……まぁだからこそ絵面が地味になっちゃうっていうか……」
風「一休は本当に惜しかったよなぁ。まぁ噺毎に数話使うシリーズ形式の連載だったか、取り上げる噺ももっと最初から全力全開で行った方が良かったかもしれん」
臨「絵柄もまとまっていて綺麗で、セリフも小気味いい〜、なんていうか見ていて楽しい漫画だったと思いますね〜」
向「読切版ではシェンロン状態だったカルマさんがただの役立たずになってたのも問題のような。せめて行使できる力が少なくともその時不思議な事がおこった、的な要素は欲しかったと思います。あの敵か味方か解らないドキドキ感が読切ではキモだったと思うんですが。まぁ初期設定ってのは本当に難しいですよね……」
臨「えっと、わたしは読切のムラハガネが面白かったな〜、って思いますね〜」
風「意外だな。ああいう絵柄苦手っぽそうだが」
臨「なんていうか、凄いがつ〜んとしてる絵でしたよね〜。主人公の武器とかすごかったですし、敵の、筋肉ムキムキの人とかもあの、色々な意味で印象に残るというか〜」
月「まぁ絵柄で言えば今年一番インパクトがあったかもね。金未来杯は正直ムラハガネだと思ってたからちょっと驚いたわ」
向「僕はLIGHTWING……と言いたいんですが、仕方が無いのでめだかボックスについてでもお話しましょうか」
月「いや、むしろあんた以外に誰がめだかボックスの話をするのよ」
向「前々からメタい漫画でしたけど、今年は特に顕著だと思いましたね。安心院さん自体はそれほど良いキャラクターだとは思いませんが、彼女出現以降、良い意味で舞台が掻き混ぜられている。僕の考えが変わる程度には面しr……まぁいいでしょう。そう、確かに今のめだかボックスは面白いです」
風「球磨川先輩が仲間になったのが一番でかいと思うがな。まぁアニメ化もして絶好調、って所だろう」
月「多分今年ジャンプで一番”この漫画”ってセリフがあった漫画だと思うわね。皆してどんだけ舞台を俯瞰視してんのよ」
向「僕……この更新が終わったら、来年のジャンプ感想は意図してめだかボックスの感想を抜くんだ……!
風「無理だろw」
月「無理ね」
臨「無理ですよ〜」
向「あんたらなw(#^ω^)ピキピキ」
風「っつ事でラストは俺だ。当然ながらジャンプ感想書きとして打ち切り漫画の中でも一番好きなLIGHTWINGの話をしよう」
向「まぁ今年終了の漫画の中で唯一単行本買いましたしね」
月「惜しい漫画をなくしたわよね……開幕の100対1からしてトンデモ漫画系統だったけど、ああ進化するとは思わなかったっていうか」
臨「そういえば第一話からキーパー2人とかいましたよね〜w」
風「最初はなんだコレw とか思ってたけど、読んでる内にこっちもリヒトにつられてた感じだな。登場人物全てがリヒトにつられて本気でサッカーを楽しんでいく、なんだかんだで真っ直ぐな主人公は格好いいよなー、ってそういうお話かもしれん」
月「思えばストーリーも不真面目な万年1回戦負けの高校が全国に行く! みたいなスポコンのお約束みたいな展開だったわね」
向「後はおまけ漫画で『あの人』ことシアンさんの名前についてくっだらねぇ事やってるのも好きですねw 名前の漢字を分解して組み立てると闇黒になるんだよー! な、なんだってー! とか」
月「えっと、焛童心亜……って、火が連火ってのはちょっと厳しくない?」
臨「それより”日”の文字が抜けてますよ〜」
向「だから”あの人”を敵に回すという事は日が消える……つまり太陽は拝めないって事なんですよ---! 地球は滅亡する!
月臨「「な、なんだって〜!」」
風「LIGNTHWINGは先輩たちやサブキャラのキャラが立ってからの関係が良すぎるよなw 二つ名開放もワクワクしたし、ライバルキャラの『あの人』も面白かった。うん、ここまで面白いのに、どうしてこうなった!」
月「それが……打切りのぬくもりだよ……
向「失って、初めてわかる、大切さ
臨「なんで二人して悟ったような瞳になってるんですか〜!」



風「つーわけで、この一年。当ブログ風向臨月(偽)をご覧頂き、ありがとう御座います。って事だな」
臨「はい〜。ここまで付き合って下さって、本当にありがとう御座います〜」
向「また来年の今頃も同じようなエントリが書けるようにしたいですね。という訳で来年もお暇があればまた宜しくお願い致します」
月「来年こそはもう少し違う話も混ぜながらやっていきたい所よね。ジャンプ感想は完走できたけど、それ以外今年ボロボロだからね」
風「んじゃ、最後にまたお約束のセリフでも言ってお別れにしよう」
臨「はいはい〜」
向「呪詛の準備はOKです」
月「やめなさいw」
風「んでは……」

風向臨月:「「「「メリークリスマス!(`・ω・´)(`・ω・´)(`・ω・´)(`・ω・´)」」」」



風「いやー、終わった終わった」
向「こう、感想っていう不確かな物が結果として数字になると幸せですよね」
月「なにその典型的理系脳こわい」
臨「と、とにかくおつかれさまでした〜」
風「つー訳でまた適当に飯を」
向臨月「「「奢り(ry」」」
風「略すな」
向臨月「「「なら可(〜)」」」
風「なにそれこわい」
向「という訳でまた次回お会いしましょう」
風「はいはい。んじゃまた次回。ノシ」