書いたエントリが消えたのでやけくそ気味にペンタブをいじるの巻。せっかくだから俺はあけおめイラストを書くぜ。

「というわけで、あけましておめでとう
「はいはい。なんだかんだと激動の2011年もようやく終わりましたね」
「うむ。という訳で心機一転ペンタブを買い直してみた。BAMBOOのCTH-670だな」
「予算的にはもう少し抑えるつもりだったんですが、素人のお遊びとはいえ、なんだかんだで描写範囲は重要ですよね」
「今まで使ってたペンタブが古い型でアスペクト比が対応してなかった事とか、ちょっとサイズが小さいな、と思っていたからな。良い機会だったとは思う。まぁ逆にサイズが大きすぎて扱いづらいという状況にはなっているんだが」
「以前の感覚で書こうと思っても、思いの外ポインタが動いてなかったりしますからねw すぐに慣れるとは思いますが」
「前置きはこの辺にしてささっと上げていこう」
「例によって当サイトは思いついたかのようにイラストを上げる場合がありますが、そういう場合は折り畳み記事にしてありますので、周囲に気を配り、各自覚悟完了の上ご視聴ください
「普段は画面がほぼ文字面だけになるように、とある程度謎の配慮をしている。これなら勤務中や授業中、家族にぱっと見られても問題ない安心仕様!
「いや、ツイッターのプロフ絵が既にアレなんですけどね」
それはそれ、これはこれ!(キリッ
「では例によってラフから。書く前の大雑把なテーマは辰年だな」
「年末年始ですからねー」

「後で壮絶に後悔するハメになるんだが、辰……竜を書くのが面倒だから着ぐるみで、いや、着ぐるみは着ぐるみで難しそうなんでパーカースタイルなら簡単でいいじゃん! リハビリにゃちょうどいいぜ。的な雰囲気でやった。今は反省している
「毎度の事ですがモデルはウチのアホの子です。そしてこれをもう少し真面目な線にして……」

「少し腕の位置が調整されてるが、それよりももっと調整する所があったんじゃないか、と思わなくもない。後はパーカー独特のゆったり感がもっと欲しかったかな……。特に胸周り、脇あたりは毎度貧弱な気がするのでちょっと注意しよう。そんな訳でラフと下書きを合成するとこんな感じだ」

「……というか、あの、フードがだんだんカエルに見えてきたんですけど」
「もうすこし真面目にデザインするべきだったと思ったね。って訳でそれをアドリブでなんとかして線画を起こす。最早線画を書く時は全部曲線ツールで書いちゃってるなぁ。手書きで線書く所なんて目くらい、しかもその目も曲線ツール使った方が楽っていう」
「筆圧で線の強弱をつける人は直引きだと思うんですけどね。……まぁ、強弱云々の前に直引きだと綺麗に線が引けませんから」
「まぁ本当の地獄はこれからなんだがな」

「どうしてこうなっったw」
「うーん。この時点で結構真面目に、コレジャナイ感が漂って来たので、ちょっと線画を修正する作業を始めている。具体的に言うとラフの方がよかった、というよくある状況どころか、なんでラフのようにならなかったのか、という自問自答が始まったからだ」
「という訳で修正の経緯を以下略」


「後は恒例の線画+ラフだな。今回は下書きだけど」

「まぁ修正しといてなんだけど、やっぱりラフの表情になるように一生懸命になるべきだったな、と今は思っている」
「書ける絵に修正する、っていうのは正直絵かきとしてどうなんだよ、って話ですからね」
「書けない絵を書けるようにする方向性の努力ならまだしも、諦めとかよくないよな……って訳で少し反省して色々作業を追加する事になったんだが。ともかく後は恒例の適当に色を乗せて行きましたタイムだ」


「ちなみに謎グローブが寂しかったので即興で爪をつけた。手間の割には格好良くなったと思っている(キリッ」
「そもそもこのグローブが謎過ぎるんですが」
「そしてここまで描いてふと思った訳だ。やっぱり絵面が地味過ぎる、と」
「気づくのが遅っせぇw」
「まぁ色合いも緑と緑がかぶってしまった……。って感じだしな。全体的に地味だと
言わざるを得ない。竜はレッドドラゴンを意識して赤に……という案もあったんだが、面倒くさくてボツった。やっぱり赤を中心に書くのは難しいよね……」
「本音漏れまくってますけど」
「という訳で、ここから少しパーカーの柄を考える事にした。具体的に言うと、DQNの代名詞である竜柄を入れよう、と思った訳だ」
「無視すんなw あとDQNの代名詞とかさらっと言わないでください」
「まずは適当に下書きをして」

「そこそこ目立たない色で地道な作業をする事数十分」

「薄緑のヤンキー仕様のパーカーが誕生した」

「なんだかだんだんガチャピンに見えてきましたよ」
「うん、ちょっと今回は真面目に手抜き……というよりも、前準備を抜きすぎだな。もうちょっと構図とか表情は考えてから書くべきかなぁ……。いや、そもそもこれはあけおめイラストの紹介のはずだ……何をネガってるんだ! という訳で、まぁともかく完成したので、後は適当に文字で飾りつけて終了だな」

「テーマはあけおめイラスト。コンセプトとしては……ノリノリで着ぐるみパーカーを着たものの、辰ってこんな感じだっけ? くらいの中途ハンパな笑顔と羞恥心、という所だったんだが、もはや無理矢理コスプレさせて台本を言わせてる感になってしまった。今は反省している
「しかし、相変わらず言うのは一瞬感がパないですよね。何時間作業してましたっけ?」
「適当だけど完成まで10時間じゃないか?」
「ドン引くくらい時間かかり過ぎですよねw」
「まー地道にやってこう。今回は結構その場その場で絵を変えていったが……これはあんまりやりたくないな。竜柄作業自体は面白かったんだが、コンセプト通りに行かないのはちょっと精神衛生上宜しくない事は解った」
「線とか処理はどんな絵でも練習して上達出来るとは思いますが、構図ばっかりは意識しないとどうしようもないですからね」
「その辺踏まえて次回は頑張りたい。まぁともかく去年は当ブログをご覧いただきありがとうございました。って事で締めようか」
「また今年もお暇があれば風向臨月(偽)を宜しくお願いします
「って訳でまた次回だな。ペンタブも戻ってきたし、ラフでもなんでもいいから一日一枚”仕上げる”って練習をするぞー」
「それでは、また次回。ノシ」



「追記:少し修正してみたけど、蛇足感」