やる気があれば誰でも出来る! ペンタブ、CG初心者講座。その6:ペンタブレットの不具合について。

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風「……こそこそ。という訳で第6回目を」
臨「やっと見つけましたよ〜! 何を普通に始めようとしてるんですか〜! っていうか今まで何やってたんですか〜!」
風「ゲームやってた」
臨「(´・ω・`)エッ……」
風「ゲーム やってた
臨「(´・ω・`)
風「ゲ ェ ム を や っ t
臨「もういいですよ〜! それで、あれから少しペンタブを弄っているんですけれど〜……」
風「うむ。画像編集ソフトについて何も説明してないのに絵を描いてたのか。殊勝な心がけだな。どれどれ」

風「まぁ前のよりはまだ描けるようにはなってるが、この辺がペイントの限界のような感じがするよな。線のガクガク具合とかは、もう仕様だし」

前の

臨「うむむ〜。一応マウスよりは書きやすくなってるとは思うんですけれど〜……。それより、ペンタブレットなんですけど〜……。なんだか少し使いづらい時が有るんですよ〜」
風「初期設定はやったがペンタブレットによくある問題については、話して無かったからな。具体的にはどんなんだ?」
臨「描こうと思ってペンを動かすと、描き始めの反応が遅かったり、時々ペンタブレット自体がまったく動かなかったりするんですよ〜。パソコンを再起動したりすると治ったりするときもあるんですけれど〜」
風「ま、その辺もまとめてよくある問題の解消法としてちょこちょこやるか」


たった3つの冴えたやり方。

風「と、言う訳でペンタブレットの問題に対応する方法を3つ教える
臨「ほぇ? たった3つでなんとかなるんですか〜?」
風「正確に言うともう少しある。が、基本的に出来る事はそんくらい……というか、その程度しか知らん
「ぶっちゃけこういう周辺機器の対応策ってのは大体同じような問題に行き当たるんだよ。PC周辺機器のトラブル対応の基本も兼ねてる。ま、気軽に見てやってくれ」
臨「一気に信頼度が低くなったような〜……」


ペンタブレットの書き始めの反応が悪い場合。

風「って訳で一番初めに説明するのはペンタブレットの設定ではなく、OSの設定だな」
臨「OS、というとウィンドウズとか、マッキントッシュ、とかですよね〜」
風「……そういえば俺、ウィンドウズ機の前提で色々説明してたな……。他のOSの場合は知らん」
臨「な、投げやりですね〜……」
風「まぁ他のOSまともに使ったこと無いからなぁ。こればっかりは各自なんとかしてくれ。ともかくこの講座はウィンドウズ機の前提でやる。むしろWindows7前提と言ってもいい。それ以前のWindowsも多少仕様が変更してるかもしれんが、大体やることは同じなんで、ある程度参考には出来るだろう。ともかく実際の説明に行くぞ。んで、ペンタブの書き始めがおかしいとか言ってなかったか?」
臨「そうですね〜。とりあえず動くのは動くんですが、書き始めが引っかかるというか……なんだか反応が遅いんですよね〜」
風「って訳で、タブレットが遅れて反応する、とか引っかかる、って場合はペンタブレットの故障やドライバよりも、OSのフリック入力の設定が問題になっている場合が多い」
臨「フリック入力、ですか〜?」
風「携帯電話……スマホとかアイフォンで使われている機能だな。指先で突いたり、スライドさせて文字を入力するアレだ。簡単に言えばペンタブレットでも簡単にPCを操作できますよ、って機能だな。WindowsVista以降から搭載されている」
臨「なんだか便利そうな機能ですけど、それが問題になっちゃうんですかね〜?」
風「まぁぶっちゃけた話、使えない。っていうか邪魔だ。タブレット本来のドライバと競合するんだかインプットの反映タイミングが同じなんだどうかは知らんが、Vista以降でペンタブレットを導入すると、まずタブレットがかなり使いづらいと思うはずだ。OSのフリック入力機能がPCに負担をかけて重くなるし、そもそもタブレット自体の反応が悪くなる。って訳でフリック入力機能の解除する必要がある。って訳で以下画像を含めて説明しよう」
風「よろしくお願いします〜」


OS側タブレットの設定画面の出し方。

風「まぁこの辺は慣れた人なら説明する必要は無いと思うんだが、本格的にPCの設定とか弄ったことありません、って人の為の講座なんでな。バカ丁寧に描くぞ。って訳でまずはOS側でのタブレット設定の出し方だ」
臨「OS側、っていう事は別の設定もあるって事ですよね〜?」
風「それが前回やったドライバだとか、メニューのプログラム一覧から行けるペンタブレットの設定だな。基本的にPCってのはドライバが無くても最低限の動きはしてくれるもんなんだ。マウスとか、キーボードを使うのに、ドライバを入れたり、マウスの設定を弄らなくても使えるだろ?」
臨「えっ? マウスとかキーボードに設定ってあるんですか〜?
風「あるよ!w 全然あるよ!w 前回のペンタブレットのボタン設定みたいにある程度やれるよ! ……まぁ普通はそういう反応だよな。って感じで新しい部品をただぶっさすだけでもPCは動く、が、今回はそのPC側の設定と、タブレット側のドライバや設定ソフトが競合しちまってるのが原因って訳」
「う〜んと……。パソコンさんがどっちの設定を使えばいいのか困ってる、って事ですかね〜?」
「まーイメージとしてはそんな感じでいいよ。っつー訳で前置きが長くなったがOS側の設定の呼び出し方だ」

「まずはOS側設定の基本、コントロールパネルの呼び出し方だ。タブレットを使う以上、何度か使うだろうし、他のあらゆる動作でも使うからこの際覚えておけ。左下のウィンドウマーク……スタートボタンから、 スタート → コントロールパネル だ。スタートから出るウィンドウの右側に普通にあるぞ」
臨「結構色々な項目があるんですね〜」
風「何しろスタートボタンだからな。基本的にはPC内のどんな部分にもスタートからたどり着く事が出来る。当然っちゃあ当然だな」
臨「普段シャットダウンの時くらいしか使ってませんよ〜?」
風「まぁデスクトップのショートカットでネットくらいしか使わない人にはスタートじゃなくてシャットダウンボタンだよな。って訳で次に向かう。次はOS側のペンタブレットの設定を呼び出す」

風「前の画像から継続して コントロールパネル内の ハードウェアとサウンド → ペンとタッチ をクリックしてくれ」
臨「えっと〜、はーどうぇあとさうんど〜を(まごまご」
風「正確に文字の部分をクリックしても良いが、別にアイコン部分をクリックしても変わらんぞ」
臨「ほにゃ? どうりでなんだかクリックする所小さいな〜、と思いましたよ〜」
風「まぁコントロールパネル画面で別の文字をクリックすると別の画面になったりするが……まぁ参考画像の通りになるように頑張れって、ココまで言うのはさすがに馬鹿にし過ぎのような気がしてきた」
臨「それで、アイコンのどの辺りをクリックすればいいんでしょうか〜?」
風「どこでもいいからさっさとクリックしろよ!w って感じで、そうするとOS側のタブレット設定のウィンドウが表示されるはずだ」
臨「はいはい〜。新しいウィンドウが出てきましたよ〜『ペンとタッチ』って名前ですね〜」
風「つーわけでまた区切るぞ」


フリック入力、プレスアンドホールド設定の解除

風「という訳で本題だ。フリック入力を外す
臨「……とはいっても、フリック入力って一体どれなんでしょうか〜? 色々あってよくわかりませんし、何だか弄ったら駄目な気がして仕方がないですよ〜!」
風「典型的な機械音痴アピールはいらんぞ。PCなんてもんはな、若かりし頃の俺のように1年単位でぶっ壊すつもりでやればいいんだよ。死にはしないぞ」
臨「パソコンさんは死んじゃいますよ〜!」
風「そもそもこの程度の設定変更ではPCは壊れんよ。っていうか、今眼前にある機能が何だか解らなかったらインターネットさんにお聞きすればいいことだろうが! 端的に言えば グ グ れ。まぁフリック入力、ってだけ調べてもアイフォンがどうこう、ってしか出ないと思うけど」
臨「(´・ω・`)ェェー
風「そういう時の為のこのブログじゃないか! ?遙?(`・ω・´)」
臨「な、なんですかそのわざとらしい綺麗な笑顔は〜!」
風「自分で振っといてなんだが、酷いマッチポンプだな。ってわけで相変わらず画像付きで紹介しよう」

風「ペンとタッチのウィンドウ内のタブ フリック → フリックを使用してよく実行する操作を素早く簡単に行う(U) のチェックを外す → 適用(A) だ。OKを押すとウィンドウが閉じるぞ」
臨「えっと、上の部分のタブのフリックから〜……ポチポチ、っと。はい出来ました〜!」
風「うむ。ついでにプレスアンドホールド機能も停止させておくとしようか」
臨「ぷれすあんど〜……なんでしょうか〜?」
風「まぁ知らんでもいいが。プレスアンドホールド機能は、ある程度同じ位置にタブレットをホールドして離すと、右クリックとして扱われる機能だ。ぶっちゃけ邪魔だし、環境によっては動作が遅くなったりする。これもペンの書き始めや線のブレに影響するからな。無くてもいいだろう」
臨「右クリックならペン先のボタンで設定しましたからね〜」
風「って訳で以下画像でご紹介だ」

風「フリック入力と同じく、ペンとタッチのウィンドウ内のタブから ペンのオプション → プレスアンドホールドをクリックして選択 → 設定(S) → (新しいウィンドウ)プレスアンドホールドの設定 → プレスアンドホールドを右クリックとして認識する(E) のチェックを外す → OK → (ウィンドウが閉じる) → 適用(A) で終了だ」
臨「うにゅにゅ〜……今回は少しやることが多いですね〜……」
風「画像見ながら追えば一瞬だ。ぱぱっとやってくれ」
臨「カチカチ、っとやって、適用っと。はい、できましたよ〜」
風「これで解りづらい設定編はほぼ終了だ。ペンタブ購入からここまでやって、何も問題がなければ後はペンタブの設定は必要ないだろう。後は各人好みの画像編集ソフトを使って絵を書いてみると良いだろう」
臨「今までのちょっと面倒くさい設定変更をやれば、一応完了、って事ですね〜。でも、ペンタブのトラブル解除方法では後2つ方法があるんですよね〜?」
風「うむ。ここからが本当の地獄……ではなくトラブルシューティングになるな。まぁ大したこと言う訳じゃないんだけど。っていうか長くなったから、次は次回だな」



風「って訳でとりあえずこれでまともに描けるようにはなったと思う。と言ってもまともに画像編集ソフトの使い方を説明するのはまだ先の話だな。それまでは適当にお絵かきでもしてペンタブに慣れておいてくれ。一応だけどはてなダイアリーのお絵かき機能は落書きにしてはそこそこ使えるから、少なくともペイントで遊ぶよりは健全だと思うぞ?」
臨「はてなダイアリーにそんな機能あったんですね〜」
風「他にもDSのうごメモとかに対応もしてたりする。まぁその辺は使ってないから紹介しないけどな。まぁ落書きするならお絵かきでやってみろ。一応レイヤーとかもあるし」
臨「了解です〜。これで練習してがんばりますよ〜(`・ω・´)」
風「次回の更新がまた数週間後、とかならないように次回は近日中に上げるようにしよう。このままだと練習させたまま数カ月経っちまいそうだ……。って訳で、次回は引き続きペンタブのトラブルシューティング、ドライバの再インストール編を行うつもりだ」
臨「了解しました〜」
風「……いや、しかし気軽に始めたこの企画だが、本当どこに向かっているのやら……。ともかく、それでは、また次回」
臨「はい〜。それではまた〜。ノシ」