12/16号週刊少年ジャンプ感想 + HUNTERXHUNTER休載決定。

「………」
「………」
「……何か言う事あります?」
「いや、正直すまんかった
「最近またモチベーション下がってますよね。絵もほとんど書いてませんし」
「いかん、いかんなぁ。いかんいかん、とは思うものの、やはり近所にアームロックをかけてくれる貿易商が居ないんで切迫感が無いのが原因だと思うんだ」
「全く反省してませんよねそれ!」
「とはいえ、今週あたりからいっちょやりたい事が……いや、でもペンタブ講座の方が先にやりたいかな……。いや、テンション次第と言わざるを得ない。モチベーションが上がるように頑張る次第」
「いや、本当にジャンプ感想なかったら放置しかねないノリですもんね。もうそろそろ4月ですし、ちょっと気張って行きましょう」
「了解だ」


ワンピース

  • いままでスルーしていた件。

「いや、正直ここまで黙ってたらシリーズ通して黙ってた方がいいと思うんですけど」
「俺も地味にそう思うんだが、面白いなー。って感じで黙ってると何も覚えてないだろうからメモ的な意味も含めてな」
「下手な勘違いを晒すだけのような行為の気もするんですけどね。特にほら、ワンピースって扉絵進行でサブキャラが動いたりしますから」
「そーなんだよな。俺あんまり扉絵に意識いかないっつーかさ、扉絵自体は結構適当に見てる所があって、そういう小ネタ的な伏線がほとんど覚えて無いんだよ。いや、ローさんが七武海入りした事とか、驚く所は多かったんだが、新シリーズが始まると最初の展開はいっつもだんまりな気がしてな。それはさすがにどうなんだよ、と思って」
「んじゃ適当にさらって行きましょうか」

「結局トラファルガーさん、七武海入りしてましたね」
「おう、それには驚きだ。そもそもローさん自体のキャラがほとんどつかめてないんだよな。医者で、物体を組み替える能力を持ってる、って事くらいか?」
「ルフィ達とはシャボンシティで会ってますけど、ローさんとしてはワンピースを狙うライバル、的な意識っぽいですね。とはいえ悪縁も縁、みたいな感じで助けてくれたりもしてるみたいですが」
「大局的に見れば敵だとは思うが、この瞬間に面と向かって対立しに行く程の因縁は無い、って事か結構要所要所で出てきてるイメージだけど」
「それだけに七武海入りでおどろいてる人も居るんじゃないですかね。どっちかっていうと味方、っていう感じでしたからね。まぁ伏線的には必ず敵対する相手、って感じだったので今シリーズで戦う事になっても何もおかしくは無い、とも思いますが」
「んで、パンクハザード……この研究所跡で何やってんだろうな、彼は」
「んー。研究所跡とか言ってますけどバリバリ研究やってるみたいですし、ローさんはどっちかっていうと門番的な感じで出てきたんだと思いますけどね。そもそも七武海は海軍所属っぽいですけど海軍の仲間、と言うには疑問符が浮かぶ存在ですし」
「裏切り前提の同盟みたいなもんだよな、アレ。ともかくローさんはローさんで何か目的があって、この研究所に身を置いてる、と。玄関役を任されてるあたり、これが目的で七武海入りしたんかね?」
「そう単純ならいいんですけどね。なんにせよローさんとスモーカー大佐というビッグカードがありますんで、来週どうなるのか、っていうか結局パンクハザードって何なんだよ、ってお話はまだまだ続きそうですね」
「結局そういう安直な感想になってしまうあたり、読み込み足りないよな、と自戒したい所だな」
「全くです」


ナルト

  • 謎の場面転換バトル。

「今週のナルト、場面転換に何も用意されてなくて驚いたわ。ページ切り替えとか、場面転換エフェクトとかそんなん一切なくて次のコマでは平然と別のキャラがしゃべっているという、謎の状況で驚いた。コレアニメだったら映えるんかね?」
「一応説明分とかを省略する意味で場面転換してると思うんですが……正直読みづらいですよねw なんだこれw」
「新しい試みのような気もするが……ぶっちゃけ意味不明ではあったよなw 三面バトル的な表紙の割にナルトは出てこないし」

  • 火影は犠牲にならなかったのだ……。

「まぁ案の定自動再生機能付きだった綱手さんですけれども」
隙を作るつもりが味方に隙を作っていたというこの現実である」
「仲間は死んだ時も復活した時もエクスクラメーションマークつけてただけで誰も動けてないですからね。そしてマダラさんの方はマダラさんの方で士気を下げようと思ったら逆に調子に乗らせてしまっていたというお話でしたね。なんだよコレw
「そして始まる舌戦もまたなんだよコレ、感を加速させるよなw 五影『お前強いから5対1でもいいよな!』 マダラ『お前らも強いからこっちも分身して25対5にするわ! お前らが言い出したんだから文句言うなよ!』」
「マダラさん戦闘力だけじゃなくて舌戦も強いなぁw その上『俺、この上で須佐能乎使っちゃってもいいかな?』 とか聞くあたり凄い余裕っぷりですよねwww 俺は使っても使わなくてもいいけど……どうする?(チラッチラッ
「マダラ最強過ぎるだろwww チャクラどっから引っ張って来てんだよw 最強の上術使い放題分身し放題、最強の瞳術使い、とか五影とかそんなん以前の問題じゃねーかw」
「まぁ唯でさえ伝説の忍者なのにライバルの初代火影も吸収してて光と闇が合わさって最強に見えているから仕方ないですよね」
「だからそんな忍者をノーコストで召喚出来る穢土転生がクソチートって事でいいよな? それの再生分のコストとかだからどこから引っ張ってきてんだよ!w」
「さすがの禁術、と言った所でしょうか。そしてその一方、うちはのブラザーはカブトさんとバトルな訳ですが」
「これ、結構真面目に説得したらサスケ納得させられそうだよな。イタチさんがぬわー!、とかならなければ」
「いや、でもカブトさんをイタチさんが望む形で倒したら自動的に穢土転生終了 → ぬわー! なんじゃないですか?」
「それもそうだよな。戦力的に見ても マダラさん > イタチさん って構図なのは間違いないし、それ以外にも穢土転生は面倒くっせぇからイタチさんとのトレードオフが成立すれば戦略的には大幅に有利になると思うんだが」
「いや、でもサスケの説得が終わらない状態でそうなると、結局ラスボスにサスケも加わりそうなので、結局の所のトレードレートは (融合マダラさんと愉快な穢土転生 − (うちは兄弟)) = サスケ って感じになると思うんですけど」
「うむむー。穢土転生を放置すればイタチという協力な仲間が増えて、サスケを説得出来る可能性も出てくるが、マダラさんと柱間さんの融合体が強すぎる。穢土転生を消滅させればサスケはナルトを殺しに掛かってくるって事か……難しい選択肢だなぁ」
「まぁどっちにしてもイタチさん口下手過ぎるんでサスケさんの説得は自動失敗判定な気もするんですけどね」
「どっちにしたって木ノ葉の里が悪いじゃねーか! とはなりそうだよな。現になってるし。ならば説得に割くリソースをカブト討伐に回しているイタチさんは自分を良く知っている、という事になるのか……大したやつだ……!
そこに気付くとは……やはり天才か……


バクマン。

  • 俺の夢、君の夢。

あああああああああああああああああああああああああああうっぜえええええええええええええええええええええええええええええええ
「また病気ですか」
「お前には言われたくねーぞw いや、今週の展開だよ、俺はドン引きだわ」
「何かありましたっけ? むしろ予定調和過ぎてハイハイワロス状態だったんですけど」
「いや、それも確かに解るよ。否定的な意見が占めるなか、最終的にはアズキューン()が演技で皆を黙らせるっていうストーリーラインなんだろ? それ自体には文句はない、って俺は一応先週言ってある。実際それ自体に文句はない。まぁあまりの予定調和っぷりに反吐の一つや二つは吐いても良いと思ってるくらいではあるが」
「それって結局全然納得してませんよね?」
するわけねーだろ!
「そりゃそうですけどw」
「そんな事より俺がゆるせねーのは、こいつらの夢って言葉に対する意識の違いだよ。おどれーたわ」
「夢とか、そんな描写ありましたっけ?」
「声優のライバルである、大月さんが言ってただろ? 亜城木先生の作品をやるのが私の夢、って。実際これ、結構重要な事だと俺は思うんだよね」
「うーん。僕にはただのあてつけ的な言葉にしか取れませんでしたけどね。実際ネットの反応もそんな感じでしたし」
「そうじゃねーよ! 確かに俺達はサイコー大先生と納豆さんの大恋愛()を見てきてるから、彼らの夢を追ってきたような感じがして感情移入できてるかもしれない。たしかに大月さんはそんな彼らの浮ついた言葉尻を捉えて茶化したかもしれん。でも、もしかして本当にサイシュー達の漫画が心から好きで、子供の頃からずっとファンで、アニメ化するとなったら私が声を当ててみたいって純粋に思っている新人声優だっているかもしれないんじゃないか、って俺は気づいてしまったんだよ」
「あー。んー? つまりどういうことだってばよ?
「俺がやっぱり今まで疑問に感じて来たのは、夢って言葉の意味だった訳だ。夢と約束は違う。 夢の形は別にサイシュー達のように誰かと共に目指すもので無くてもいいだろ。自己実現の為の目標であってもいいだろうし、そして同じ夢という言葉を使う以上、そこに差異は無いはずだ。差異を求める必要も無いだろう」
「まぁ、俺の夢とお前の夢では重みが違う! とは言いづらいですよね。結局は個人の中にあるもんだとは思いますし。単純に思い募った年月が長い程優れてる……って訳でもないですしね」
「だから、彼らの夢が美しいと思え……いや、俺は思えないけど、まぁ仮に美しい美談として写っているのであれば、仮にモブキャラクター達が片思い的に思い募っていても、それは同じくらい美しい話になるんじゃないかね? って事だ」
「あー。つまり彼らがツーカーだからといって、彼らの今までやってきた夢へのステップが、他のキャラクターの行為より優れているとは限らない、って事ですか」
「そーいう事だ。そして何よりサイシュー達は漫画家で、読者に夢や希望を与える職業だ。彼らの漫画を見て声優を目指し始めた読者も居るだろうし、彼らの事が本当に好きで、いつか必ず彼らの作品で主役をやりたい、と願っている人が居ないとも限らない」
「まぁパッと見いませんけどね。半ば記念受験的な雰囲気出てますし」
「んでだ。俺が怒ってるのはその部分なんだよ。本来ならそういう事があっても良いだろうし、むしろあっても良いはずなのに、大月さんの台詞が完全に上っ面に聞こえてしまうほど、アイツらは自分の作品に、自分の作品の読者に対する影響力に対して、無関心が過ぎる。俺達は自分の夢の為に漫画を描いているんであって、読者の事は特に意識してません、と来てる。そりゃ七峰くんも可愛さ余って憎さ百倍にもなっちまうわ
「あー。そういえば七峰くんも彼らに人生を変えてもらった、と勘違いしてしまった哀れな読者くんでしたねぇ」
模倣犯の件もそうだけど、その辺に対する無意識さ加減が俺はどうにも納得できねぇんだよ。確かにサイシュー達に誰が憧れて、どんな行為をしようと確かに彼らには関係無いよ? 読者の夢の為、読者の希望に沿って彼らが行動する必要なんてどこにも無い。でもだったらなんで他人を蹴落とすような舞台に彼らはわざわざ立つんだろう、ってそう思うんだよ俺は」
10週打切りにしてやる! とか、公開オーディションでお願いします! とか、ですね解ります」
「別に七峰くんに喧嘩を売る必要なんてどこにも無かったし、結果論ではあるがアニメ化直前になってあんなメドロラマ展開なんてしなくても良かっただろ。邪道漫画が続くジャンプっていう選択肢もありえたし、コネだ、と後ろ指さされてもまっすぐに夢を叶える方法はあったはずだ。でもあえてそれをしないで、誰かを犠牲にする道を進む。悪役と認定された彼だったら夢の犠牲になっていいのか? 名前もまともに決められていないモブキャラクターだから夢の藻屑になってもいいのか? 誰かを犠牲にしてまで夢を求めていいのか? そういうよくあるRPGにあるテーマのような問題がここに発生しているんじゃないか、と俺はキメ顔でそう言った
うるせぇw いや、でもそこまで考えると逆に面白いんじゃないですかね? 夢っていう言葉の理想を求めて、何もかもを犠牲にして、ただ夢を叶える為に突っ走る主人公! アンケートや単行本売上には一喜一憂するが読者の事は関係無いし、人気がなければ漫画は辞めて、模倣犯が現れればくっそーっ! くっそーっ! アニメ化しない漫画は島流し。それでも僕達はアニメ化を目指すぜ! っていうストーリーですよ」
「お前、それ面白いと思うか?
「むしろむかつきますよね
「結局夢って言葉が軽く見られてるっていうよりも、こいつらが自分の夢だけを過剰に重く捉えてるのが問題なんじゃねーかな、って感じでそろそろ締めよう。ちょっと文句言い過ぎた。今更ながらフォローしとくと、今まではずっと待たせる立場だったサイコーが、今度は亜豆さんを待っている。サイコーの努力の深さと長さを知っている亜豆姉さんだからこそ、今この時に、一番の演技が出来る、っていう描写になっていて、よかったとは思う。物語追ってる以上、彼らの夢に対する重さ、ってのも理解出来ない訳じゃないんだけどな」
「だからこそシュージンの台詞がむかつきますよね『俺達漫画家になっちゃったから言うけど、中学生から声優になる方がツレーよなー。漫画家よりよっぽどつれーわー。マジ漫画家チョリーわー』みたいな」
最近のシュージンは一度真面目に殴った方がいいと思うw」


パジャマな彼女

  • 特……別……?

ダンボールでエスパー伊藤扱いするのが普通っぽいらしいですけど」
(´・ω・`)ノシ ナイナイ
「ですよねーw」
「いや、主人公君がアイドル先輩を普通扱いなんてほとんどしてないよな? むしろ特別扱いで接してると思うんだけど? 文字通り、尻握ったり、おっぱい揉んだり。それが普通の接し方っていうんだったら先輩はエロ漫画の見過ぎだと思うんだ」
「いや、少女コミックスってのは以外と過激らしいですからね。その辺の愛読者としか」
頭がフットーしそうd
「やめろw」
そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやる
「それはなんか違います」
「んじゃやっぱり今週も、おっぱい描写がやわらけー!!!!! すっげー!! 風呂で全裸! 全裸ですよ! 全裸! 全裸キター! 5∨全裸以外あり得ないwww とか言っといた方がいいかな」
「もうそれでいいですw」


お調子モンスターの楽しまナイトプレゼント

  • なんかかわいい。

「……くそっ! 俺とした事がこんなのほほん2コマで萌えてしまうとは……! くやしいっ! でもっ(ビクンビクン」
「あれってアピアリングケーンって言うんですね。勉強になりました。カットは屋宣知宏先生ですね」
「え? スルー?」


ハイキュー!!

  • 新入部員登場

「って訳でやっぱり足りないブロッカーが登場したな」
「影山さんも大概だと思いましたが、月島さんの高校1年で190弱ってヤバイですよね」
「高すぎるよなw とはいえ黒子のバスケの紫原くんも絶望してしまうスポーツと同レベル、もしくはそれ以上のタッパ競技だからなぁ」
「ネーミングから言っても、日、影、月、って感じで対応してるんでしょうかね」
「それは有りそうだよな。そして山口くんには副部長と同じく苦労性の相が出ているw」
「逆に月島さんの方は部長と同じような二面性が垣間見えてますよねw 心理的に揺さぶる為に煽るとか、また新しいキャラクターというか」
「本来これ、敵の方がやるキャラだよなw 身内にこういうキャラが居るってのはある意味頼もしい。ま、それ以前に彼も彼で抱えてる欠点がありそうだがな」
「なんだかんだで日向さんも影山さんも熱いスポルツメンキャラですし、こんな感じで醒めたキャラがいるのも悪くはないですね」
「後はやっぱり部長の一物抱えたキャラクターとか、分り易い田中先輩のキャラも良くなってきたな。完全ブチ切れキャラだもんな。やっぱり苦労性役は副部長と……後は山口くんになるのか……」
「マネージャーとかどう考えても間取り持つ為にあたふたするようなキャラじゃないですからねw」
「さっさと練習始めろよブタめ、とか言いそうだもんな!w 我々の業界ではg」
「んー。ようやっと来週試合ですね。一話ぶりですからひと月ぶりなんで、どんな展開になるのか楽しみですよ」
「……最近スルー多いよな?」
「理由が必要ですか?」


黒子のバスケ

  • ゴール交換完了

「……素早い交換でしたね」
「そもそも予備のゴールなんてあんのか?」
「ま、まぁ全国大会中ですし、当然あるとは思いますが……むしろ僕としては床が傷ついてないのか、とか、あれで死傷者は出なかったのか、とかそっちの方が心配だったんですが。そういえばあの体育館のゴール、最新式だと1千万くらいするらしいですね」
「10000000円てー!w」

  • 木吉先輩のリタイア

「って訳で真面目に本編だが。結局紫原くんの圧倒的パワーには対抗できず、ついに倒れてしまった木吉先輩が、ついに交代だな……」
「大分と前から限界ギリギリって描写は出てましたからね。とはいえ比較的フィジカルの弱いメンツの誠凛としては、ここで木吉先輩を失ってしまうのはかなり痛い所だと思います」
「しかし黒子のバスケの何が良いかって、この紫原さんは圧倒的フィジカルで相手が止められない、っていう描写を淡々とこなす所だよな。木吉先輩が過去同じように紫原くんにボロボロに負けて、今度は絶対に負けない、って意気込みで挑んでも、キセキの世代の論理能力には勝てない。この徹底した強者描写があるからこそ、黒子との交代時に唇を血が出るほど噛み締めていたり、黒子の肩を強く握っている事での木吉先輩の無念さが解るっつーか」
「紫原さんの徹底した諦観もいいんですよね。どれだけ頑張って、気合を入れて、熱血しても結局の所蹴散らされるだけに過ぎない。それが徹底してるからこそ、僕達も紫原さんがバスケを欠陥スポーツと言う理由も解るし、彼のキャラクターにも反映されている。彼が本気だした時点で、彼の中ではもう試合終わってるんですよね。だから木吉先輩に対する問答も、過去形ですし。その圧倒的な強さが、どうしたらいいんだ! っていう読者への不安感も募らせるというか。そしてなにより黒子さんの登場際立つというか、珍しく語気を荒げる黒子さんが格好良すぎる。いや、今週の黒子さんの登場は最近のジャンプ屈指のイケメン面だったと思います。……熱いな。黒子のバスケ
「まさかパーフェクトディフェンスだと思ってた紫原くんが一番まともに単純にバスケが強い、っつー描写だとは夢にも思わなかった。フンフンディフェンスとか3Pライン内分身とか言ってた自分を殴りに行きたいなw まだ氷室くんが残ってるにも関わらず、この絶望感。本当どーすんだよ!w」
「それでも黒子なら……黒子さんならなんとかしてくれる……! まぁ実際まだ点差10点くらいですし」
「今第三クォーターだよな。そんな時間あるとも思えんが……。4月からアニメもスタートだし、その辺が一番盛り上がるんかもしれんな」


パッキー

  • タケルくんェ……

「タケルくんは犠牲になったのだ……杉田中の犠牲にな……」
「これ絶対作者杉田中の事好きですよねw っていうかこの人筋肉とか書くの好きでしょ間違いなく!w いや、別にいいんですけど!w」
「この二人地味に相性よさそうだしなw お互いボケでお姉さんがツッコミという感じが最早定番である」
「もう間違いなく1ヶ月タケルくんは出てないですw」

  • 犯人はこの中にいるー!

「そして安定のマモナガさんであるw 何が『僕はなんにも悪いことしてないパオー!』だよ! ふざけんな! クソ程笑ったわ!w」
『しくじったパオね……』のコマはヤバかったですよねw しくじったも何もお前先週も草食ってただろーがw なんで腹黒キャラなんですかw そして象牙を自分で加工するなw
「しかしもうメガロとかほとんど関係なくこの付近恐竜だらけだよなw」


ニセコイ

  • ベタやー!

「ベタやー!」
「ベッタベタやー!」
「「だがそれがいい」」
「先週外したと思ったけど律儀にリボンつけてる鶫さんは可愛いよな、っていうお話だったな」
「履きなれないハイヒールで靴擦れして、おんぶとか、あまりに王道過ぎてこっちが砂を吐く所でしたよ」
「慣れない女装、いや、女装じゃねぇんだけど、ともかく恥じらいがあるって素敵やん、って気持ちになって、俺は今週もまた頑張ろうと思った次第。正直、ニセコイに漫画らしい面白さってのを感じている訳ではないんだが、今、ジャンプで一番楽しみにしていると思うな」
「褒めてんだか褒めてないんだか解んないですw」
めちゃめちゃ褒めてるわ! 今週のベストはほぼ一ページぶち抜いて赤面してる鶫さん……と見せかけて最後のページで銃の組立に失敗した時の鶫さんだと思うな。あのコマで一週間はニヤニヤ出来ると思うよ?」
ぶっちゃけキメェ
「なん……だと……?」


ぬらりひょんの孫

  • 祝四周年!

「もう四周年か……はやいもんじゃのう……」
「それ先週もやりました
「いや、本当に頑張ってるなー、って思ってな。カラー見開きを見ても結構なキャラクターがいるもんだなぁ、と感心している」
「そりゃ四年ですしね。それに大きなシリーズ以外は結構早めに進行してる方だと思いますし」
「それにしても羽衣狐様を見ていると、つくづく惜しいキャラだったと……惜しいキャラだったと思う。大切な事なので二度言いました」
「まぁあのキャラの敵役適正は補正値高すぎましたからね」
「とはいえ、人間、陰陽師、妖怪、それぞれが入り乱れた組織構造になっていたりして、ぬら孫ならではの展開になってきているなー、とも思う。人間は若干振り落とされ気味だけど、実際陰陽師と妖怪が共闘してたりするあたり、面白くなっているよな、って言うのが率直な感想だ。それはともかく来週メドローアが見れると俺はワクワクしてるんだけど」
「どこのポップか」


銀魂

  • 戦闘描写

「最近の銀魂の戦闘描写が面白いんだけども」
「いや、意外と戦闘シーン毎回真面目だと思いますが。ある程度は無双状態ですけどね」
「今週も木刀を突き刺して相手が吹き苦無、銀さんがしゃがみで躱して、そこに追撃のグランドヴァイパ、それを華麗に回避しつつ刺さったままの木刀を回収と共に蹴り、お互いよろけながら相手は投げ苦無。それを回避した銀さんが階段から落下。そこを雑魚虚無僧三体が襲撃とか怒涛だよな」
「そして落下中から木刀を支えにして回避しつつ浴びせ蹴りで一体撃破。錫杖奪って残りも撃破する。その隙を狙って朧さんが襲撃。それを読んで肉壁でさっきの倒した二体の虚無僧を投げつける銀さん。一太刀でそれを凌ぐ朧さん、そしてそれをめくらましに銀さんは木刀を回収、側面から打撃。吹っ飛んだ所を追撃する銀さんと、その隙を狙って飛苦無をで動きを封じる朧さん、そして追撃の掌底で味方の方面へ吹き飛ばし、集団襲撃、と一連の流れが美しいですよね」
「うーん。戦闘と、虚無僧の正体が解った以外展開の無い話と言えばそうなんだが、これはこれで素直に楽しめた。言うなればドラゴンボールを見ている感覚というか」
「なんか違う感じもしますが、相手が一々『俺が経穴をついた……』などと言わないだけで、この展開の速さと面白さですからね。ブリ(ry」
「それ(ry」


クロガネ

  • 音感バトルと喧嘩バトル

今週は素直に面白かったな」
「なんですか、その引っかかる物言いは。とはいえ今週はすっげぇ普通に面白かったですよね」
「お前も変わってねーぞw まぁ、体育の授業中だろーけど見学中に音楽聞いてんじゃねー、とか思ったが逆に言えばそれほどの音楽キチ、とも取れるし、プレイヤー投げられて破損してるから、むしろ音無くん可哀想なくらいだったしな」
「突っ込んで面しか攻めてが無い、ってくらい口で言えよクソ監督、とも思いましたけど、まぁそれも言って解るようなキャラじゃないというか、指摘したらむしろ悪化しそうですもんね、エバナくん」
「そんなこんなで二人のバックボーンがはっきりした上でのこのバトルだ。相変わらずピンチになると反則スレスレのパンチングかよ、とか思ったがまだ二度目のお披露目だからな。全然許せる。というか喧嘩闘法を使うんだったらそれくらいダーディーな方がソレっぽいだろう」
「剣道の型に沿ってやっているからエバナくんの運動性が落ちている、っていう描写と、型があるからこそ音無くんが剣道にリズムを見出している、っていうマッチングも良かったですし、だからこそ喧嘩殺法に切り替えてからのリズム変化が際立ちますよね」
「型破りな所がエバナくんの長所でもあるからなw とはいえ、これが実際に一本に数えられるのか、と言われると、結構審判だよりな面があると思うけどな」
「えっと、一本の定義って『充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部(弦の反対側の物打ちを中心とした刃部)で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるもの』でしたっけ。気勢はOK、打突部はOK、残心も、まぁ出来るとして、問題があるとすれば適正な姿勢をもって、所ですか」
「これは要するに地面に這いずるような戦法だとか、そういうあからさまに打突部位を隠すような構えを禁止する為のモノ……だったと思うんだよな。だから喧嘩闘法の構えや、振りなんかはむしろまともじゃない分不利だろうし、多分、いや、おおよそ問題無いかもしんない、漫画的表現として騙されてもいいかなー、程度には思う。とはいえこの辺の判定は審判に任せるしかないって感じだろうけどな」
「今回の審判は完全にOKっぽい雰囲気ですよね。何が『剣士だった』だよw どんだけ感情移入してんだw」
「歌といい、足踏みといい、勝つために工夫をしているっぽいな、ってのが目に見えてるからな。そういうバカっぽい不器用さがツボだったんだろ。教育者として」
「それは解らなくもないですけどねw エバナくんはバカっぽいのが取り柄というか……良い意味ですよ?」
「手を差し伸べる時の笑顔のエバナくんはナイススポルツメンだったよなw そしてお約束の剣を交える者同士の謎のシンパシーである」
「最後のシーンは格好良かったですよね。これですよ。気合を入れた声を張り上げ、ただ真っ直ぐに目標に向かって剣を振り下ろす。カウンタースタイルってのも格好いいとは思いますが、結局は先に打突した方が勝つのが剣道ですし、こういうストレートな攻め試合も格好いいですよね」
「それに相応しい画力というか、相変わらずアクションシーン格好いいよな。今週のラストページの格好良さは中々のもんだと思う」
「まぁ、にしてもボディーブロー的な体当たりはどうかと思いますよね」
「実際そのくらいの勢いで体当たりしてくる人はごまんと居るからな。完全にパンチしてたらアホか、っていう所だが、まぁ一応体当たりの体をなしてるからギリギリ許す。他の描写が良くなかったら多分ココをメインで突っ込んでたとは思うが」
「しかしこいつらは本当に、面、銅、小手、って言わないですよね」
「メェン! とか吹き出しやら書き文字付くとちょっと格好悪いからジャネーノ? まぁ気勢ってのは声を含めた気合って感じだし特に言語が指定されてる訳でもないからな。場の雰囲気によっては無くても良い場合があるとかなんとか聞くぞ?」
「なにそれ適当w」


ハンター✕ハンター

  • 休載決定。

「知ってた」
「知ってた」
「「知ってた」」
「まぁそろそろ限界でしたよね」
「シリーズが終わってくれれば良い、という俺の願いは達成されていたので文句はない。とはいえ、あんな引きを作って終わるとか酷いよなw 絶対今週の登場キャラ覚えてねぇよ」
「そうでなくても他の、もっと前の伏線あたりも忘れてしまいそうですよね。実際忘れてますし」
「てっきり次パートは流星街の話かと思ってたからなぁ」
「いや、でも移民の話ですし、ワンチャン求めて流星街の人達は多く集まるんじゃないんでしょうか?」
「その辺も含めて結局は休載終わってから、って感じだよな。現状ではいくら巻末コメントが前向きでも数カ月は戻ってくる気がしないし」
1年で戻って来てくれたらいいですね
「それを願おうw」

  • ネテロの息子

「んな感じで登場したビヨンド=ネテロさんですが……これ、やっぱり実際の親子なんですかね?」
「どーだろーな? クローンとかそういう可能性だってありそうだけど」
「結局それも含めてDVD次第って感じになるんでしょうね……十二支んの皆の反応もまちまちで、単純なカタリの類ではなさそうな雰囲気ではありますが」
「後はパリストンとジンが十二支んを脱退して、それぞれカキンに向かったみたいだな」
「パリストンさんはもうビヨンドさんの下についてるみたいですし、ジンも多分外世界移住に参加するんでしょう。こいつらはお互いライバルで敵だって明言してますから、同じ舞台に乗るか、って言われると半々……いや、目的の為なら多少の因果は無関係に過ごしそうな彼らですから、呉越同舟って雰囲気になっても可笑しくないですけどね」
「っていうか、カキン、っていう名前と金満っぽそうな国王といい、どうみてもモガベーです。本当にありがとうございました、って事でいいのか?」
DBスターマンのコスプレかもしれませんよ?」
「どっちにしろ駄目じゃねぇかw まぁNGLがアレだった見たいに風刺も入る人だから、その辺は適当に見る感じで丁度いい気もするけどな」
「後は……一応十二支んが2人抜けて10人、ビヨンドさん側の仲間も10人で、もしもV5の指示通りハントが行われるなら、甲賀忍法帖が始まるのではないか、と軽くワクワクはしてるんですけどね」
「そう単純にゃーなんねーんじゃねーか? むしろビヨンド側に付く十二支んも充分考えられんだろ」
「DVDの指示次第、って感じでしょーけどね。ともかく続きが楽しみなんですが、続きが見られるのはいつになることやら、というお話ですよ」
「やっぱりそれが一番のネックだよな……。ともかく冨樫先生おつかれ様でした。って事か」
「しっかり休養して、またより練られたハンター✕ハンターが見られると良いですね、ってどれだけ訓練されてんですか僕達は」
「逆に考えるんだ。あれだけ長期間ハンターが見られて、感想かけた俺達が幸運過ぎた、と……」
「やっぱり訓練され過ぎてますよね!w」


めだかボックス

  • この学校はクズです!

「「じゃあ入学すんなバカ!」」
「いや、だから中学生5人組がこの学校の後継者として育てられている、っていうピンポイント意味不明な場面に思わずツッコミを入れたくなりますよね」
「まぁ、この学校が好きだからこそ、そういう意見が出る、という好意的な見方も出来ると言えば出来るんだが……とにかくお前らは義務教育を何とかしてから来い、としか……」
「それに選挙の前振りも一々バカっぽいですよね。なんで御手洗さんが立ち上がったから投票率100%になりそう、なんていう枕詞つけるんでしょうか。そこは誇張してでもめだかちゃんの活動がそれだけ生徒に印象深く、そして影響があった、とかにすればいいのに。なんで物珍しさ重視で投票率が底上げされてんですか バカなの?」
「所詮投票も政治。そして政治なんて客寄せパンダが無くてはまともに機能しない、っていう近代政治批判なんじゃねーかな。まぁそんな訳ねーとは思うけど」
「とはいえ彼女らの言う事は至極ごもっともと言えますよね。エリート集権主義、風紀委員はクズ。特待生優遇されすぎワロタ。校舎破壊OK的な生徒会と風紀委員と一部特別生徒。教師描写は一切なし。生徒は問答無用でフラスコ計画の一員です! とか。ちょっとその気になれば学園まるごと崩壊させられるネタなんて腐るほどありますよね」
「そしてなによりそれはお前ら愚民どもが悪い、というこの論法である。それはちょっと待って欲しいよなw」
「皆に好かれる能力使いがいたら愚民連中の自由意志とかほとんど関係なくね? っていうかめだかちゃんってむしろそういうキャラだよね、っていうお話があるといえばありますが、それでも自由意志を維持出来ない愚民が悪い、力を持たないお前らが悪い、というこの論法はまさに選ばれし強者の論、だと言えるでしょう。何の為の匿名投票形式なんだよ、と声を大にして言いたい」
「つまるところ、俺達はめだかちゃんほど強くはないんだよ、ってなってしまう論法だよな」
「まぁだからこそ次の善吉さんの論が生きるんですけどね。たしかにめだかちゃんは凄い。でもそれでも彼女はただの女子高生、ただの高校1年の生徒の一人にしか過ぎない。そんな彼女に頼ってばかりでいいのか? と揺さぶってくる訳です」
「それ、アメリカもたった一つの国でしかない。核爆弾を持っていて、広大な領土を持っていて、莫大な経済力と、軍事力を持っているけど、そんなアメリカに頼っていいのか? みたいな馬鹿げた理論な気もするんだけどな」
「本来個人と国を比べるなんてナンセンスですか、めだかちゃんに限って言えばそういう例えも有りでしょう。あんな人間狂気と関係性を無になんて出来ないですよ。っていうか根本的な話をしていいですか?」
「なんだね?」
「生徒会は学園運営に関する事だけ目安箱で受け付けてろよクソが!
「ですよねーw まぁ、ぶっちゃけただの便利屋扱いだった、って作中でも言及されてた気がするしな」
「いくら一人の意識で学校の行事を変えよう、と思っても難しい。だからそのための小さな一歩として、目安箱があり、クラス委員があり、生徒会があるんでしょう。それを言うに事欠いて、お前らめだかちゃんに頼りすぎだお! とか言われても困りますよ。変わるためのステップが生徒会なのに、いつの間にか生徒会の役割が変容し過ぎている。お前は生徒会をなんだと思ってるんだ、と。むしろ僕は言いたい所ですよ」
「実際めだかちゃんが好き勝手やる為の役職、って言っても過言じゃないからな。めだかちゃんが皆の質問、要望を自由に引き受けます! って言ってたから、好き勝手に利用させてもらってたら、お前らそれでいいのかお!?(憤慨) みたいに言われても、ェェー ってなるよなw」
目安箱を利用しろ、とは言ったが、好き勝手に使って良いとは言ってない(キリッ ってことでしょう。実際そのとおりなんですけど、そもそもめだかちゃん達がまともな生徒会活動をしないからそうなった訳で。だから最初っからどんな要望でもいつ何時でも受ける! みたいな猪木のパクリやってる場合じゃなかったんですよ。これは連載初期の負債と言っても過言じゃないと思うんですがね」
「連載初期のとりあえず言っとけ、盛っとけ感はヤバかったよなw」
「今もそうですけどね!」
「んで、最後のめだかちゃんだけど……」
「あれはもういいでしょう。ビョーキですよ。ビョーキ。マジキチ
「お前なw」
私は、お前らの役に立つよ? 無償で。なんて公言するヤツが信じられるのか? っていうお話ですよ。公共の場で採算度外視で甘い言葉を吐く奴ほど信用出来ない。そんなのはリアルでいくらでも見てきたでしょう僕達は」
「そりゃそうだけど、これはまだ幻想が許される高校生の生徒会長選挙だぞ? ちょっとぐらい夢や希望、ファンタジーに溢れてもいいじゃない。高校生だもの。めだか」 
「だからご覧の有様なんでしょうが!w」
「それにはぐうの音も出ないなw」

「そして愚行権の能力解説ですが……これもなかなか面白い能力でしたね」
「めだかちゃんのように正しくもなく、球磨川くんのように負でもない。ただまっさらに何も持たない存在、0。か。こう見ると三つ巴構造が出来た瞬間から、彼の能力は想定されていても良かったよな」
「そしてこれは……まぁ多少無粋な話になるんですが、西尾先生なんかは2000年以降に登場した作家さんであり、言わばゼロ年代などと呼ばれる世代な訳ですよ。正しい訳でも、間違っている訳でもなく、ただ何も持たない。西尾先生の戯言シリーズの主人公も、思えばそういうキャラだった。これが新世代の主人公……ゼロ年代という事か……と柄にも無くサブカルチックなことを、僕はキメ顔でそう言った
「柄にも……無い……?」
「その辺はスルーしてください。いや、しろ


ST&RS

  • 星を……救え……?

「悪い、最近スターズが何やってんのかさっぱり理解ができん。星を救う……? 救ってんのこれ?
「星自体が生命である、っていうのはよくある話といえばよくありますけど、星の意思が人間の姿を模倣する、っていうのは新しい試みですよね。主人公たちが人間だから、それに合わせた形を顕在させる、とか説得力のある展開でもありますし」
「それは良いけど、星からその……魂? でいいのか? を抜き出して、その本来の肉体……つまり星を捨てて分離させるっていう事が、本当に救うって事でいいのか? 意味がわかんねーよ。肉体と精神は別物で、その精神を救うのが目的って事? いや、それにどれだけの意味が……!」
「意味なんて無いんでしょう。助けて欲しいという声があったからそれを聞き、助けて欲しいと言われたので、助けられる部分だけを助ける。元々死にゆく星ですからね。その運命は変えられない。ならばその精神だけでも助けよう、ってそういうお話なんじゃないですか?」
「これってもはやシュレディンガーの猫的な意味になってきてると思うんだよな。だってこの星の意思とか、声って彼らが聞こうとしたから発生したモノ、とも取れるじゃねーか」
「観測してしまうが故に事象が確定してしまう……彼らが星を救おうとするが故に、星が救いを求めてくる、という事ですか。それってシュレディンガーの猫っていうか、観察者効果ってヤツですよね」
「観察者がいるからこそ、観察対象にも影響が出る、ってヤツだな。それともまた若干意味合いが違うんで、二つの間の子、って感じだ。そもそも星に意識があるのかどうか、星が生命であるのか、っていう不明確な事象に対して接触、観察をする事でそれを確定させる。そしてそれが精神活動を行なっていると観測されたので、それを助けよう、って中々のマッチポンプっぷりだと思うんだがな」
「なんというか、ペロプニャンの知覚範囲がデカすぎる故の問題という気もしますよね」
「これ、地球上で人類を救う為に行おうとするだけでも永遠に楽しい人助けが出来るような気がするんだけど、まぁつまり俺が言いたいのはそういう事だ」
「ふむ。この宇宙上に存在するだろうありとあらゆる生命体を救おうと思っても無理ですもんね。その中でもひときわ声の大きい存在だけピックアップする、という事に疑問符が浮かぶわけですか」
「おおよそそんな感じ。しかもその対象が、そもそも生命活動と言っていいか不明瞭な星の命、とかなれば尚更だ。残酷のようかもしれんが、家畜は言葉を喋らないし、草木は俺達と意思疎通は出来ない。何より俺達はずっと誰かを救っていられる程の長命でもなれば、本来はそんな力も無いはずだ。その辺の葛藤をすっ飛ばして、今さっき知った力があるから一番大きく聞こえる声を救おう! って安直過ぎんだろ! 今地球ではお前の友達の親とかが死にかけてる可能性だってあるんだぞ?」
「……結局は命の重さ、っていうお話になるんでしょうかね?」
「もっと適当にそれこそ好奇心が勝ってるから! とか言って脳天気に救っててもいいんかもしんねーんだけどさ。十何年かけて、やっと会った宇宙人に間髪入れずに星命救助の依頼を受けて、そしたら後は多分ひっきりなしにいつまでも誰かを救っていなきゃならんのか、と思うとこの物語が壮大過ぎて、むしろ残酷に思えてきちまう、っていうそういうお話」
「深く考えすぎな気もしますけどね」
「そもそも死にゆく星から何を救ったっていうんだよ? 肉体は滅んでも精神だけは生存させるってこと? でも明らかに肉体的な何かがそこに存在してベテルギウスとか名前をつけちゃったよね? 星は死ぬのに、その星を顕在化した何かは生き延びる? 訳が解らん。 何の意味があるのかもわからん。まったく意味不明なストーリーと言わざるを得ない
「ちょw そこまで言うかw」
「だって、そこに例えば大きな岩があるとする。そこは苔とか生えてて虫とかも住んでるかもしんない。んで、その岩には意思があって、どこか遠くへ行きたい。歩いてみたい。どこか遠くへ行きたいと思っていたとする。まぁまずこの過程の時点で、俺はハァ? って感じではあるんだけど、まぁそこは問題じゃない」
いい旅夢気分かw」
「突っ込むところはそこじゃねぇ。んで、岩は何かしらの自然的な理由で砕ける寸前だ。だから俺達はその前にその意思を顕在化して、岩から小さい石像を掘り出そうとする。彼らがやってるのはそういう行為だろ? 岩が朽ちるのは自然の摂理だし、そもそも岩はしゃべらねーが、俺達が石像に起こそうしてしまったが故に意識を持ち、あまつさえ喋るようになった。なってしまった。これどーすんだよ?
「どーすんだとか言われても、いや、自動人形ならいいじゃないですか。それこそ現在進行形のように一個人として、友人として振る舞えば」
「じゃあその石像が大魔神ばりの巨大さだとしたら? そもそもその石像が何かしらの生命活動を行うにあたって、何かしらのエネルギーを消費するとしたら? それを賄うのは誰だって話になるし、その生滅活動の為に他の何かが犠牲になる可能性だってある。救ったんだから後はバイナラ、なんて置いていくくらいだったら最初から掘り起こさない方が良かっただろう。そういうのひっくるめて、主人公達は今何やってんだよ、ってのが全然見えてこねーから、読んでてすっげぇストレスが溜まってくるんだよ。結構DISってるけど、これはかなりマジだ」
「んー……急展開なのは否めないとは思いますが。それでも、やっぱり助けて欲しい、って声が聞こえてしまう以上、それを救わずには居られない、って事なんだとは思いますけどね。今、目の前で誰かが助けを求めているのに、それを無視するってのは、なかなか真っ当な精神では成しがたいでしょうし」
「やっぱりそれがネックだよな……。言わば電波受信だろ? 常にタスケテ……タスケテ……って聞こえる能力なんて、俺は絶対に欲しくないぜ。数週間と持たずに気が狂う自信がある
「全部助けようとすれエンドレス人助けの旅、一度でも無視すれば後は自己都合に合わせた作業。全部無視すればただの断末魔受信に過ぎない……。それは地獄ですね……」
「周囲の霊を感知出来るだけの初期の一護先輩ですら大変だったんだぞ? 知覚範囲がデカすぎるってのは考えもんだと思うぜ。そういう意味ではペロプニャンの孤独な旅の理由の推測になるかもしれんし、そんなペロプニャンに同情しても良い気もする。だが逆にそんな事に少年少女三人を安直に巻き込んだペロプニャンに対する憤りも感じる、と言った所か。それはともかく人助けと異文化交流はまた違うよな、って話」
「まぁ宇宙人関係ねー!w とは思いますよね」
「まぁ、救った星々が不老長寿の奴らで、そいつらも彼らと同じように人助けをし始めて、ねずみ算的に世界中……銀河中、そして宇宙中が救われるようなストーリーなんだったら……まぁ解らなくも……ないかな……」
「目が死んでますよw」



「って訳で今週のジャンプかなり楽しかったなー」
「とはいえ冨樫先生は休載に入りましたし、ブリーチの久保先生もインフルエンザで休載でしたね」
「……そういえば代原の感想忘れてた……」
「いや、いいんじゃないですか。もともと代原については結構スルーしがちなんですし、今更ですよ。そもそも今週は感想の数が多すぎますし長すぎますよ。いっその事全感想の方がよかったレベルです」
「いや、比較的良い意味で言いたいことが多すぎる漫画ばっかりだったからなー。毎週こんくらいだと逆に張り合いも出るような雰囲気ではある。まぁ遅れた分際で言える台詞でもないが」
「全くですよ。来週は落書きでもなんでもいいから絶対更新しましょうね」
がんばるぞう
「うわー信用出来ねー」
「って訳でまた次回だな」
「はい。それでは、また。ノシ」