12/35号週刊少年ジャンプ感想 + ゴブリンナイト(屋宣和宏先生)読切

「って訳で近未来杯が始まった訳だな」
「今回は4読切、って事ですし、8月一杯楽しめそうですね」
「んじゃ、早速ジャンプ感想いくぜー」
「了解すー」


ナルト

  • 連携バトル

「すっげぇ真面目に連携してるなぁ。今週のナルト超おもしれー
「実際問題仮面の人が透過能力持ちなのでどうしようも無いっちゃないんですが、それでも作中実力者が揃いも揃ってバトルしてるとワクワクしますよね」
「八尾との連携やら、透過能力やら芭蕉扇の性能を生かして岩を撒き散らす仮面の人、雷切で岩を破壊して苦無投げ、ナルトのチャクラを吸い取ろうと芭蕉扇で絡めとるも、苦無の無効化の為に拘束が解けるシーンとか、テンポ良くお互いの攻防がしっかり描写されてるしな。雷切で間に合わない時の為に予め苦無にチャクラを練っているカカシ先生とか、格好良すぎるよw」
「投げられた苦無を反射させ攻撃に転用する仮面の人、真先に魔像を破壊しにいくカカシ先生なんかも、良いですよね」
「うん、今週はとにかく面白かったなぁ。普通のバトルシーンだけっちゃだけなんだが、必要最低限に説明台詞は入ってるが、それでもこっちが文章なしでほぼ理解出来るよい一話だった。具体的には何も進展してねーけど、それで充分おもしれーんだからさすがだよなぁ」
「これで映画の番宣読切とかやってるんですから、さすがジャンプの看板マンガ家やで、といった所でしょうか。いや、本当にすげぇな岸本先生」


ワンピース

  • 幻覚作用とフラッシュバック

とてもじゃないが今の状態のワンピースは青少年にはおすすめできないwwww
「いい年したおっさんでも読んでて怖いですからねw しかしローさんの言うようにいまいちマスターが間抜けっぽいのでどうなるか解んないですよね、コレ」
「普通にとらわれちゃってるしな。まぁスマイリーちゃんが完全に暴走フラグってるっぽいし、いや、それ以前にこの麻薬中毒魔改造少年少女達をどうするんだよっていうお話だろ……ハッピーエンドになる気がしねぇよwww」
「次の瞬間に味方の誰か死んでてもおかしくないような状態ですしねw」


暗殺教室

  • 先生を殺すということ

「ふむ。単に殺センセーを殺害する、というだけでなく、殺センセーを『先生』という立ち位置から下ろすことも、『先生殺し』になる、って事か」
「カルマくん面白いですね。殺せるなら立場だろうが心だろうがなんだって良い、って感じでしょうか」
「いっやぁ良い感じにぶっ壊れてるよなw 烏間先生が比較的真面目系のぶっ飛びキャラだったからこそ、逆にイカれ系のカルマくんも引き立ちそうだよな」
「しかし、その、ロケットの燃料で食材を作るのはどうかと思うんですがw」
「出来立てのたこ焼きを口に放り込むとか殺人技だろw っつーかたこ焼き加えてるカルマくんが完全にギャグ過ぎるw なんだアレw」
「地味にクラスメイトの描写も扉でされてて、面白いですね。真面目そうな良い子達っぽいですが、暗殺に比較的積極的な生徒たち、っていう解説が既に亜空間ですけどもw」
「元野球部の杉野くんと、ウェーブの掛かった片倉さんは多少出番あったよな。委員長二人、磯貝くんと片岡さんあたりも覚えておけば良いのかもしれん。いや、意外と全員地味にキャラ立ちしそうな気もするが」
「個人的には凄い三村くんが気になるんですよねw なんだろうなあれw」


斉木楠雄のΨ難

  • あひゅう

楠雄の母さんが可愛いので生きるのがつらい
「さいですか」
「っていうか基本的に燃堂が良い奴過ぎるからなw そりゃこんな楠雄くんの家まで空気読まずに来るようなのは燃堂くらいだよw」
「皆真面目に優しくてバカだから相変わらず斉木楠雄はほんわかして見てられてますよね。なんだろう、この感覚……」
「ぶっちゃけ撮影班が後ろについているはじめてのおつかい、的なノリがあると思うんだ。楠雄がチート過ぎるからw」
「最終的には楠雄くんが助けてくれるという安心感www こいつら本当に仲良いな!w」


黒子のバスケ

  • チームメイトを掌握する程度の能力

「って訳で散々個のちからを魅せつけてきたキセキの世代だが、赤司くんはやっぱりチームメイトの支援タイプっぽいよな」
「チーム内不和が無いのが不自然とか、暗殺教室バリのなに言ってんだこいつなんですが、まぁ良いでしょう。正しすぎておかしい、とはコレいかに」
「そして氷室くんに餌付けされて会場に来てしまう紫原くんであった」
「こいつらwww」
「そして開幕から無限射程3Pが炸裂するのであった……!」
「やっぱり緑間くんサイコーや!www この真面目に試合やるように盛り上げておいて、実際真面目に試合やってるのにどこでも3Pとかいう異次元展開をさらっと持ってくる、これこそ黒子のバスケやで!!」
「いつ見ても緑間くんの3Pはウケるよなw ここまで来るとフツーに格好イイよw」


ニセコイ

  • 真っ白。

「本当は感想スルーしようと思ったんだけど燃え尽きた小野寺さんが可愛いのでとりあえず上げてみた」
「ただでさえ遅れ気味なのにwww」
「まぁそれ以外にも、千棘ちゃんの写真を気にして当り障りのない事しか言えない小野寺さんとかも、良かったんじゃないかな! あと扉絵とかね!」
「はいわろ」


ハイキュー

  • 俺がいれば、お前は最強だ。

「二人の根底にはやっぱり、誰も仲間が居なかった日向くんと誰も仲間になってくれなかった影山くん、っていうキャラクターが置いてあるからこそ、今回の相手が居るから自分が活きる事が出来る、相手に自分が求められている、求める事が出来る、という話筋と、誰もいないコートのテッペンで、スパイカーにしか見ることの出来ない景色が得られる、っていう作画が合わさって最強に見える訳だが」
「何が最強かw いや、でもこう、単純なチームワークの話だけじゃなくて、ちゃんと日向くんがボールを決める瞬間の画像と、表情を一枚挟むだけで大分と違ってきますよね。こう、抜けた空を見ている感じというか、雲の隙間から見える空、というか」
「またポエミィな感想だなw 当然、前回の旭さんが仲間のサポートを背にして相手をぶち破る、っていうエースの描写がされてるからこその、今回のこの絵が映える訳ではあるが」
「ただ無心に飛んで手を振り上げるとそこにちゃんとボールがある。実際問題かなりトンデモプレイなんですが、それでもこの二人の感覚と息が合ってしまう、っていうのが爽快感につながってる、んですかねぇ?」
「そのへんマジ理屈じゃなくて、なんとなく合っちゃう、だからなw 当然将来的には障害もあるだろうが、今はそれで良いような気もする。速攻しか出来ないが、それでも充分仕事が出来る、役に立てる、必要にされている、ってのが二人に必要なんじゃーねーかーなー」
「適当にしてごまかそうとしてますよねw」
「そら話筋だけじゃなくてちゃんと作画でも見せ場があったらそりゃ来週もセンターカラーになるわ」
「まったくごもっともとしか言いようがないですw こういうのもアレですが、今週の日向くんはまるで鳥のように自由にぶっ飛んでましたしね」
「ほかのメンツの表情もまた良いんだよなw ああ、あと縁下先輩がちょっと活躍してて良かったよなw」
「そーですねw」



ゴブリンナイ

あらすじ
百人に一人の割合で、人が化物に変身してしまうという謎の事象『ゴブリンナイト』が発生してから6年。世界はゴブリンの力を持つ者が暴力で支配する交配した世になっていた。炎を使役するゴブリン、牛火鎮は小さい孤児院を守りながら暮らしていたが、近くの街にもゴブリンの力を持った暴徒が現れ始める。そんな中、孤児院の世話をしている、同じくゴブリンの力を持つ少女、十五夜雪が行方知れずとなり、街を探す鎮の眼前に、鎮がゴブリンに変化したきっかけになった人物が……。

結論からいうと、微妙だと思う
「また突っ込みますね」
「話の展開がやや忙し目なんで、敵役の人が唐突に出てきた感がパない。そもそも天地さんの能力がよーけ解らん。銃の能力っぽいが。後は戦闘シーンとかはそこそこおもしろい絵するなぁ、と思うんだが、平時はかなり地味だよな」
「特長があるのか、薄いのか難しい感じの絵ですね」
「と、言ってみたものの、個人的には実は結構好きです
「でた、手のひら返しw」
「連載するには甘いよなー、と思うんだが、個人的にツボな所が多いなぁ。主人公の生い立ちのシーンなんか、単純ながら天地さんのイカレ具合とか、キャラクターの見た目のインパクトもあったし、撃たれて溶鉱炉に落ちるとか、なかなかセンセーショナルだと思ったしな。ゴブリンの造形も、結構嫌いじゃない」
「さらっと変身したり、服がそのまま戻ったり、普通に能力使ったりしてるので、すんなり読めますよね。まぁ説明が少なすぎねぇかなぁ、とかは思いますが」
「そういう説明の少なさが逆に読ませる、んではないかな、とか何とか? 主人公が離れてバスで暮らしてる描写も理由も良かったし上手く回想に繋いでたと思う。そしてなにより」
「そしてなにより?」
「雪ちゃんが可愛いよな」
「ワロタw」
「ビジュアル的にはそうでもないと思う。むしろボーイッシュ過ぎて男かと思ったくらいだ。でも同じくゴブリンに変化する能力者で、兎で、物を冷やすしか出来ない、けれど主人公のサポート役としては最上、とか、いいよなぁ、ってそういうお話」
「燃えて自壊する寸前の主人公を救うシーンは、この漫画ならではのシーンっぽいよなぁ、って感じでしたよね」
「言葉であんまり説明してないが、燃え盛る主人公の近くでやけどしながら冷ましてくれる雪ちゃんマジヒロイン
「細かい所だと、近寄るな、って叫ぶ主人公はバスのシーンと相まって他人を巻き込まないように、と人一番注意している優しい主人公、って描写になっていて良いですよね。直後にヒロインが言葉に出してくれるのも優しい展開だと思います」
「炎の雫の涙とか、まぁ細かいし過剰演出な気もするが、さらっと描写してくれるんでこっちも比較的すんなり受け入れられる感じだったり、あと回想シーンで炎の盾と剣を構えてる主人公格好よくね?
「あれ格好いいですよねw なんでアレにしなかったしw ゴブリンの夜と騎士でナイトにかけてるんだったら騎士らしくすればよかっただろうに!w」
「あとはまぁ、最後の鎮くんのデレかな。なんにせよ比較的ハードな展開と甲斐甲斐しいヒロイン、優しい主人公、と個人的には贔屓目に見てしまう読切だった。手放しで褒める訳じゃないが、かなり好きな部類に入る屋宜知宏先生、覚えておきたい名前だなぁ」
「高評価なんだか低評価なんだか解らない感想ですよね」
「正直言って面白い、とは言わん。やっぱり急展開なのが一番気になるし、展開もテンプレといえばテンプレで、雪ちゃんも若干説教臭い。が、細かい所では光る所多いかなぁ、って感じる、いや、俺は好きかも。とかそういう贔屓目色眼鏡な感想って事で一つ頼む。兎さんかわいいよ、兎さん」
「これただヒロイン一点突破で陥落したって事じゃないんですかね?
そうとも言う
「これは酷いwww」
「だって考えても見ろw ゴブリンは潜在意識の顕現なんだぞ?」
溶鉱炉に落ちて弟を殺された鎮さんはその契機とか、復讐心から牛頭鬼のゴブリンになりましたしね」
「って事は雪ちゃんは兎のように寂しがりで、かつ若干ボーイッシュな普段の自分を意識していて、可愛い存在になりたい、って潜在的に思ってるって事じゃねーの?」
「妄想大爆発ですねw」
「そしてなによりあの能力。主人公が能力使うと熱暴走するのは予め知ってたっぽいし、それが原因であの能力に目覚めた、とか考えたらまさに主人公の為にゴブリンになったみてーなもんだろうに。うむ。よく考えなくても雪ちゃんマジヒロインの鏡。いや、結構マジで良いヒロイン像だなぁとかなんとか」
「やっぱり個人的にツボなだけじゃねーんですかね。それ」


恋染紅葉

  • ポロリもあるよ!

「……そこはwwwwwwwwwwwお前じゃねぇwwwwwwwwwwだろwwwwwwwwww
「今日日だれが主人公のポロリで喜ぶというのかwwwwクソワロタwwwww」
「まぁチンコも見せたし後は挿n」
「それ以上、いけない」


ブリーチ

  • 王大人死亡確認!

白哉兄様の霊圧が……」
それ先週もやりました
消えた……!?
やったって言ってんだろ!www
「しかし真面目に戦闘面だと剣八さん以外は役に立った試しがねぇな、こいつら」
「いつから死神が戦闘特化のキャラクターだと錯覚していた……?」
「確かにメノスグランデでも涙目だったけどさぁ!www」


戦星のバルジ

「先週ダークエネルギーをバカにしてましたけど、アレ実際に宇宙用語としてフツーに存在するらしいですよ」
「……つまり、バカなのは無知な俺らだったというわけか……?」
「異星人だから宇宙にあふれる未知のパワー、という事で引用してる感じですかね。基本的には反発する重力、といった形で宇宙を膨張させていると仮定されているエネルギーの事のようですが」
「まぁともかく槍は剣になったな」
「とりあえず王具は早くソードブレイカーになんねーかなー、とか思って、いや、これ以上はやめときましょう。余計な闖入者を呼ぶ気がするので」



「って訳で近未来杯も始まって、夏で忙しくなってきましたね」
「言い訳がましいが地味に8月が忙しくなる感じ。少なくともジャンプ感想は真面目に上げたいなぁ……。でも面白いのが多くて感想長引くばっかりだよ!」
「なんとか毎回2時間で仕上げたいんですが、ってこれももう何年言ってますかね」
「一応来週は合併号だから少し余裕出来るしな。なんとかしたい。ってことで、また次回」
「はい、それでは、また。ノシ」