12/45号週刊少年ジャンプ感想 + 岸辺露伴は動かない(荒木飛呂彦先生)読切

「って訳で荒木先生の『岸辺露伴は動かない』が読切だな」
「いっやは本誌で見るのはまた久しぶりですね」
「ま、感想は本文で言うとして、なにはともあれ嬉しい限りである。って訳で早速ジャンプ感想いくぜー」
「了解すー」


ニセコイカラーポスター

  • 温泉サービス

「うぉお」
「はいわろ」


暗殺教室

  • 簡単お料理教室

「数学は一見複雑に見えても単純な公式の積み重ね、みたいな言い回しはあるが、料理に例えるあたり、松井先生らしいなぁ、という感想である」
「逆に、自分にとって完全に未知の問題は、その正体はおろか全景すら見えない、っていう演出も良かったですね。解くための公式がとっかかりすら解らない問題とか、まさにそんな感じだと思います」
「しかし理事長が一晩でなんとかしてくれたジェバンニ状態なんだが」
「あれはあれで理事長のSUGEEEE!!!!!!!!!1111描写になってていいんじゃないですか?w」
「まぁ、元より頑張れば皆成績優秀になれるよ! みたいな雰囲気はどーなのよ、と思ってたからこれはこれで良いとは思うんだけどな」
「先生が優秀なんで絶対50位以内に入れよな! クラス全員! とかなかなか酷かったですからねw クラス30人居るんだから実質本舎の成績上位者20人以外には負けられないとか」
「そして先生は逃げますよ、宣言も軽い挑発でうやむやになり、僕達は平和だった……つづく」
「今回結構適当ですよねw なんだろうこのノリw いや、カルマくんSUGEEEE!!!1111 って感じですか」


めだかボックス

  • 表の六人!

ただの番宣じゃねーかふざけんな!wwwwwwwwwww
「クッソワロタwww それと、カラーページで表の6人の声優さんが、それぞれのキャラの魅力を教えて下さい、ってインタビューされてるんだが、皆結構微妙な受け答えでワロタw 特に神谷さんwww おまえ、それ、魅力わかんねーって言ってんのと同じじゃねーかwwww」
皆さんと一緒に魅力を探して行けたらと思っています!(キリッ
「しかし、本編はぐうの音も出ないほどの番宣で逆に清々しいなー。今更キャラ紹介とかやられても、全員めだかちゃん一行にフルボッコにされたヤツらじゃねーかよ、とか。今更学園のトップランカーだ、みたいな事言われても、全然説得力がねーなw」
「そして謎の半袖さんのデレ展開なんですが、これもまたなんとも説得力がなく、お、おう……という顔になりますね(憤怒」
「お、おうw」


トリコ

  • 元気食欲玉

「世界中のみんなー! オラ俺達に元気食欲を分けてくれー!!」
「食欲を分けるとか意味がわかんないですw」
「そんな事言ったら元気吸収だって意味わかんねーだろ!w」
「まぁ、四獣から見て明らかに小さい相手に襲いかかろうとしていたはずが、自分がそれよりも強大な何かに食われようとしているイメージ、食欲の勝負だ、という台詞といい、より食欲の強い方が勝つ、というのがハッキリ描写されているので、なんというか有無を言わせぬ説得力がありますよね」
「戦闘パートでボロ負けだったが、謎の食欲玉で勝つ、っていうんだからある程度画像ではったり効かせないといかんだろw 時間が必要、その為の時間稼ぎをペットがやる、ペットも本気で殺しにかかっている、などピンチ描写やら、説得力を増す描写はしっかりしてるんで、特に問題だとは思わんが」
「しかし、億人単位の人の命がかかっている最中、味を追求する小松。戦闘でピンチにも関わらず、相手の味を想像し、食べるために狩猟する事が勝利に繋がる、など、こう、ドラゴンボールで言う『気』であり、ワンピースの『覇気』、ナルトでいう『チャクラ』、ブリーチでいう『霊圧』で表現される所に、トリコは『食欲』が入るんだろうなぁ、としみじみ実感出来るお話だったな」
「個人的にはそういうエネルギー形態に固有の名詞が入って、戦闘が二元化するのはどーなんかなー、とは思いますが、逆に言えば実績のある設定ですしね」


岸辺露伴は動かない

  • エピソード5 富豪村

「漫画をを描く前の準備体操wwwwwwwwww俺もやるわwwwwww」
「本当にストーリーに関係のない謎の体操wwwwwこれは真似せざるを得ないwwwww」
「って訳でジョジョの奇妙な冒険で、と説明するまでもなくジャンプ読者ならほぼ全員知っているだろう荒木先生の読切だな」
「一応説明しておけば、岸辺露伴、というのはジョジョの奇妙な大冒険の4部に登場したキャラクターです。彼を主人公として、岸辺露伴は動かない、という題目で何度か番外編が描かれています。エピソード5、とはありますが番外編は、『岸辺露伴は動かない 〜エピソード16:懺悔室〜』『岸辺露伴は動かない -六壁坂-』、そして今回の『岸辺露伴は動かない エピソード5 富豪村』の3本となっています」
「4部で20歳だった露伴もなんだかんだで27歳。六壁坂でも27歳で、その時は破産して康一くんちに居候してるとか言ってたよな。破産の話はちらっと出てたし、まだ康一くんちに居候してるんかね?」
「全然有り得そうですよねw って訳で感想ですが、こう、マナー講座でしたね」
「マナーを試される、ってどこか緊張感があるよなw そりゃ露伴先生も謎の汗をかくよw」
「さり気なく描写された3ページで、アウトー! とか言われた時の、一体どこがマナー違反だったんだってばよ! 感は、ある種間違い探しにも似てましたねw」
「さぁ、読者はどこがマナー違反だったか、解るかな? ってかw あとはマナーを失うと大切なモノを失う、マナーを守れば何かを得る、っていう制約は非常にジョジョであったな。また、ヘブンズドアーの能力を自らは説明せず、読んでいる文章の中で説明する、というのも地味ながら良かった」
「相手が人の理解を超えた存在で有ること、また心を読んでいるはずなのに心を読まれている、ような倒錯感、見てはいけないものを見ているような背徳感がヘブンズドアーの魅力、とでもいいましょうか」
「他にも、山が啼く声のシーン。ただの背景のように見えて、どこかにいくつもの顔のように見える場面も面白かった。まぁそれよりも一番面白かったのは、とうもろこしを食うシーンだろw」
とうもろこしを両手でガシィッ! とするシーンがクライマックスってどういう事なの……!www」
「俺も今度から両手で何か食う時は気合を入れて掴む事にするよw」
「最後のヘブンズドアーを名乗るシーンも、最高にイカしてましたねwww 露伴先生マジカッケーっす!www」
「畳の縁が見えないのに、どうして自分が畳の縁を踏んでいる事が解るのか、という謎はあるが、まぁ足の感覚で解る、とかそんな風に考えておくとしよう。しかしこれは、案内人の彼が編集者の両親を奪ったから、彼がマナー違反した時にそれを失った、という解釈でいいのかな?」
「彼とのやり取りで奪われたものなら、彼とのやり取りで取り返せる、という事ですか。それが半ばイカサマめいた行為だとしても、マナー勝負はマナー勝負。寛容はない。奪われたはずの鳥が戻ってきた事で、全てがちゃらになった事を確信した露伴がウィンクし、鳥の巣を眺めるラストシーン。うーん。面白かったなwww」
「結局そういう感想になりますかw」
「しゃーないだろw いや、最近ただでさえ楽しいジャンプで荒木先生の読切が読めるとか、今週は本当に240円とは思えない価値だと思ったねw 荒木先生の巻末コメントが読めるだけでも充分過ぎるくらいだw」
「荒木先生のコメントが若すぎるwww 『久しぶりの週刊少年ジャンプ執筆させて頂きまお邪魔しまぁ〜す。嬉しいなぁ』ってこっちが嬉しいわ!w」
「25周年でアニメも始まったし、今更だが、ジョジョ始まったな、って感じがするよなw」
「本当今更ですねw」


べるぜバブ

  • 俺が立つのは横だ!

「……あの、ぶっちゃけ、意味がわからんのだが?
「いや、僕もよくわかんなかったですw お前が喧嘩してるの横にいたらすっげー面白かったけど、勝手に壁作ってんじゃねー、俺が相手になってやんよ! とかどこがどう繋がってるのかわからなくて逆に面白かったです。支離滅裂だよ古市くん!
「でも弱いから、よろしくな! とか、何言ってるのかさっぱりわからなくて頭かかえたわ。えーっと、ちと整理すると、古市くんは男鹿と知り合い、喧嘩のシーンを見る事で、なんかワクワクした。でも、なんか男鹿が心に壁を作ってるんで、そんなに喧嘩がしたいなら俺がやってやる、と喧嘩を売ってみた。と? いや、意味わからんだろ
「この漫画が、男鹿くんの普段の言動や、喧嘩を肯定しているからこんなチグハグな結果になるんじゃないかな、とは思います。普通だったら意味もなく喧嘩をするのはよくない。だったら俺が受けてたってやる、とか、たった一人で戦っても寂しいだけじゃないか、だったら俺も一緒に戦ってやる、とか、そんな話になると思うんですが、それがごっちゃになってるから意味がわからなくなってるんじゃないですかね?」
「結構真面目に、これ、男鹿と古市の友情が前提のお話過ぎて辛い。男鹿と古市は何故か唯一無二の友、って前フリがあるから、とりあえず対立はさせる。古市は傍若無人な男鹿を咎めないし、男鹿も前々回の話で、古市を根性ある奴だと認めている、みたいな前フリがあるから、難度やられても立ち上がる謎のキャラ付けがされているが、それに理由は特に無い、……いや、男鹿との友情の為に立ち上がる、みたいな原因と結果がループしているような状態になってんじゃねーのかな」
「古市くんの根性の出処が謎ですよね。何か一本通した意思があって、何かを護る為、意地を貫くために、っていうなら解りますが、俺はお前の友達を辞めるきはねーからお前に喧嘩を売るし何度でも立ち上がる! とか、何言ってだコイツ状態というか」
「一応、男鹿の方からすれば、普段から傍若無人に振舞ってる自分を物珍しがって寄ってくるヤツらは多いが、いつも勝手に見限って離れていってしまう。守ろうと気を使ってやってるにも関わらず。だから男鹿は例え戦いに参加出来ず、男鹿が護るだけだとしても自分と一緒にいてくれる仲間を欲していて、古市くんがそれだった。という綺麗な話に成るわけだ」
「そして理想を言えば、一緒に背中を預けて戦える仲間が良くて、古市くんはソレになれないけれど、いつかそんな仲間に出会えればいいな、というモノローグに続いて、今はそういう仲間がいるじゃないか、というオチになる訳ですね」
「うむ。だから結末有りきで見ると筋が通った話のように見えるかもしれんが、やっぱり古市くんの行動が全く謎過ぎるのが問題なのかもしれん。喧嘩にワクワクするけど喧嘩にいく男鹿は止めるぜ! だったらそこは普通についていく場面だろwww
「一人で勝手にメロって、壁作ってんじゃねーよ! とか言うあたりも、古市さんノリノリだなー、って感じですよね。お前みたいな奴が勝手に興奮してつきまとう割に、すぐ絶望してついていけなくなってるから男鹿さんは独りぼっちなんですよ!
「それも結果から見れば、古市くんはよく持ってるよなー、というだけのお話になってしまうよなw」
「そうでなくても古市くんは、男鹿の喧嘩を見ているとワクワクする、という真性のキチガイではないのか、という噂も」
「男鹿が誰でもいいからぶん殴るのを見るとスカッとするぜ! ってクズの台詞だよなw 俺は物陰から見てワクワクしてるぜ!www
「擁護しようがないほどにクズ過ぎるwwww」


クロガネ

  • 贋作

「ぐうの音も出ない程の正論で論破される主人公ェ……www」
「お前なにうちの一子相伝の技パクってんだコルァ! って話ですが、そうなるとこの真さんは外部に技を見られる大会にはほとんど出場したことがない、とかそういうノリなんですかね?」
「知り得る人間はいない、とまで言ってるからな。そんな引きこもった剣術……しかも剣道専用の武術に一体何の意味があるのか、と思わなくもないが、まぁそこは主題ではない」
「っていうかそうなると、さゆりさんは一体いつから幽霊で、一体どこをどうさまよって勘違いしていたのかが知りたくなりますね」
「うーん。死んですぐ幽霊になる、というのが普通の気もするが、時間差、ってこともあるかもしれんしな。にしてもこうなると、勝手に勘違いしてましたサーセンwww 現代に桜一刀流あったわwww成仏しますwww ってなりかねんよな?」
「ま、まぁさゆりさんの夢は桜一刀流が古今無双で有ることを証明する事ですし」
「ったって現当主が引きこもってんだからしゃーねーだろw 数世代前の大火で死んだ当主が、世界一の剣術だって証明しろって言ってるんですよ! 一子相伝とかカッコつけて引きこもるのは辞めろ! とかいちいち説明しに行くのか? 信じる訳がねーだろw」
「となるとやっぱり真さんの譲歩に従い、剣術で証明するしかない、って事ですか……いや、クロガネくんはただ言われるがままに修行をし、ようやく戦える手段を得て青春真っ盛り、という所で、この有様ですから、可哀想ですよね」
「逆にこれでクロガネが勝ってしまって、全国大会にでも出た日には、数世代かけて秘匿してきた技術を、どこの骨ともわからん奴が勝手に劣化した技術でお披露目会する、という屈辱の極みで、むしろ本家が可哀想だと思うんだが」
「んで、その暴露した本人は、数世代前の当主がやれっていうから! と、気が狂った話をしだす訳ですか。なんだこの悲しいすれ違いwww誰も得しないこんな世の中じゃん! KUROGANE!」
「ポイズンっぽくいってもクロガネはクロガネだぞw」
「素直にさっさとさゆりさんは成仏するべきだと思いましたねw お前が原因の9割以上だよ!w」


タカマガハラ

  • UDEHARA

ウwwwメwwwハwwwラwww
「バチャっ子? テッケナー?! あたりで個人的には大満足であるw お前はスト4勢なんだろw」
「茶番である殴らせて! のシーンは何かの伏線かと思ったりもしますが、ただの茶番に終わらせず、ちゃんと主人公たちが情報収集してるのは良いですね。あれが原因でイズモくんが乗っ取られるとかそんな展開になったとして、無意味だとしても情報を聞いているのと、ただ無意味に殴られたお人好し、というのでは差がデカいですし」
「逆にああいう風に気弱な態度で近づいて、優しくしてもらっても普通に、『連れてくるようにいわれてて』と笑顔で謝れるあたり、エミシくんも中々良いキャラだと思うねw 黒幕だとは思うが、ナチュラルにクズいw」
「あとはお互いにタイマンをした方が利がある、って事でタイマンに持ち込む流れは地味ですが良かったですね」
「集団を相手にするのはさすがに難儀な主人公側と、トップ1強に圧倒的な自信がある坊主側、どちら側からしてもタイマンで勝負が付くならそれに越したことは無い、って感じか?」
「それで結局、エミシくんの能力って何なんですかね? 彼の言うように残機アップなんですか? さすがにフェイクだと思いますが」
「さすがにフェイクだろw 大男自体が能力、という予想だったが、操作が得意、ってことだし、相手をいのままに操る能力、とかなんじゃねぇかなぁ? ほら、やっぱりイズモくんが殴られたシーンとかやや唐突だったし、相手に接触するのがトリガー、とかそんなんで」
「主人公の能力もまた謎なんですよね。守備力、攻撃力、脚力のブーストですが、一体何を持ってブースト契機なのか、とかなんとか。また次週も楽しみであります」
「……ところで、仮にエミシくんの能力が残機アップだとして、これ、格ゲーだと最強の能力ではないのか?
「えーっと、どういうことですか?」
格ゲーにおいて、残機ってどういう事だよ、って話。百歩譲ってクレジット増加だったら、まぁ弱い奴はだた連コインしているだけになるだろう。だが、ワンセット分こちらが多いとしたら?」
「えーっと、3本先取が、こっちだけ4本先取になる、って事ですか?」
「うむ。それでもまだ甘く、1ラウンド中にオートリジェネが発動するようになったら、もう目も当てられないぞ!? 一回死んでもOKデース、残機あるから平気デース! ってそりゃ格ゲー界でも有名になるだろうよ!w」
「どこのギル様ですかwww」



「って訳でナルトが600回だがスルーする件」
「それより岸辺露伴は動かないの方が重要イベントでしたしねw」
「まぁナルトも面白いんだけどなw っても今週どころかここ最近、そしてしばらくナルト本体は出てこなそうなんだが」
「その変わりに今回の表紙で腐るほど居ますから大丈夫でしょう」
「一体何が大丈夫なのかわからんが、まぁ今回はここまでだな」
「はい、それでは、また次回。ノシ」