12/46号週刊少年ジャンプ感想 + 恋愛銀河区石川荘(宮島京平先生)読切

「だから表紙がカラフル過ぎて辛いwww
「なんでこんなに明色ギンギンなんですか!w いや、勇者学あたりの原色ガンガンよりはいくらかマシですけど!」
「そしてその辺も含めてネタにする麻生先生は真面目に応援したいw ってわけでジャンプ感想いくぜー」
「了解すー」


斉木楠雄のΨ難

  • 巻頭カラー

「やっぱりこうやってサブキャラが揃い出すと麻生先生の漫画は盛り上がるよな。いや、最初っから結構安定してたけども」
「こう、運動会って舞台だからこそ、普段よりハイな思考だったり普段通りだったりするというか、っていうかレギュラー陣はのきなみいつもどおりなんですけども!」
「運動会だから仕方ないとはいえ、意外と灰呂くんは脳筋至上主義だよなw フォローがフォローになってねぇぞ!w」
「しかし、全部で5クラスの学校、というのも珍しいですね。大概の漫画の場合、とにかくクラスは多めに取るもんですが」
「二桁余裕な雰囲気はあるよなw そして最後、楠雄のエナジーボンボンが外れて失神するシメだが」
エナジーボンボンじゃねぇですw あれ、ずーっと謎でしたけどここで意味のある何か、っていう説明が付くんですかね?」
「生まれたばかりの楠雄には無かったと思うが、幼稚園あたりからすでに装着していた気がするし、何かしらの経歴があるもんだとは思うんだが……」
「しかしこの借り物描いた奴、ピンポイントで楠雄さんを狙ってますよねw」
「カラーの扉で出てきていながら、登場してない二人の仕業なのかもしれん。それはともかく、そのカラー扉で燃堂狙いすぎじゃねーのか!w
「どこのブリーチかとwww」


トリコ

「お、おう……」
「えーっと、これ、食われたのはどこに行くんですかね?」
「超圧縮されて食材として自動生成されるとか、ほら、一度咀嚼してから戻す、みたいな食事法というか。なんか最後光になったような雰囲気ではあるので、こう、原子分解して大地に帰ったとかそういう考えもありかもしれない」
「最終的に食事パートが入るのがトリコですから、これから皆で四獣を食うのかもしれませんが」
「しかしそうなると、訳あり顔で登場したコック帽のシルエットとかは一体なんだったんだろうな。あとマンサム局長とか」
「それも次回あたり、フォローあると想いますよ。ほら、黒幕居るって話でしたし、最後も出てますし」
「これが今までに出てきたキャラの誰か、とかだったらまた面白い展開になりそうだなw まぁ、なんにせよ、パックマンだったな
「これはさすがにぐうの音も出ないほどパックマンw」


ブリーチ

  • さらば、元柳斎−−−。

「役に立たないだろうとは思ったが、案の定殿下無傷wwwwwwwwwwww
「総隊長雑魚すぎワロタwwwwww卍解は奪えない(キリッ! だってお!wwwww」
「いや、正味な話、総隊長をかませで使い切るとは思わなかった。あそこまでエピソード重ねて、ラスボスには何の影響もありませーん、ってお前、愛染編ですら役立たずだったのに立つ瀬無さ過ぎんだろ」
「だからこそ、護廷十三隊は死んでた、って事なんじゃないですかね?」
「冒頭の絵って、おそらく滅却師を滅ぼした時の元柳斎、って事だろ? つまりその時の悪鬼羅刹だった元柳斎と比べて、今の山じいは、護るモノが多くなりすぎてしまっていた、っつーことなんかね」
「ふーむ。総隊長はもともと剣八さん気質のキャラで、それが何かを護るようになってしまって、弱くなってしまった、と」
「一護が護ることで、護るために強くなる、って筋だからな。その対比としては面白い話だったかもしれんが、さすがに相手を立てすぎのような気もする。相手の影武者に本気だしてドヤ顔しちゃう総隊長の人って……」
「さすがに何かしら相手のボスに対抗してほしかったなぁ、ってのはあります。総隊長って結局、人間に頼ることを良しとしないで意地はってたけれど、最終的には一護に投げっぱなしのクソ指揮官、って印象ですし」
「事実間違っては居ないだろう。だが、総隊長は総隊長で、結果的には間違っていたかもしれんが、それでも信念があった、というお話だったわけだな」
「大まかなイメージとしては理解しましたが、結局は相手のボスにタイマン挑んだら影武者で、本物と連戦したら瞬殺される死神の総大将、という事ですよね」
「だから結論だけ見てりゃいいって話じゃねーって話になったばっかりだろwww」
「早く来てくれー! 一護ー!」
「最終的にはそうなっちゃうんだけどさ!w」


恋愛銀河区石川荘

あらすじ
地球侵略を企む侵略者ツルギと、それを防ぐ正義のヒーローマスクドジャスティス。地球の支配権を掛けた戦いが日夜繰り広げられている太田町。そこにある寂れたアパート、石川荘に住むお隣さん、野々猪正義と星果菊姫はお互いをそれとなく意識する程の仲。だが、二人はお互いが憎むべき相手、ツルギとマスクドジャスティスである事を知らない。謎の二面生活にギクシャクしたりしなかったりしつつ、町内の花火大会が目前に迫る。侵略、防衛の合間に絞り出した時間でなんとか花火大会に向かう二人の前に新たな侵略者が現れるが……。
「これなんて住めば都のコスモス荘
「それ以上、いけない」
「でも、なんというか最初から好感度マックスなあたり、何かしらの安定感があるなぁ、という雰囲気ではある」
「最近だとmagicoなんかが思い出されますね。いや、比較するわけじゃないですけど」
「お互い地味に相手の言葉に傷ついたりする所とか、街のみんながまるで平凡な日常かのようにスルーしている場面なども面白かった」
「特に正義さんの、なんで俺がこんなことを、と思いつつも、断れない人の良さ、自分の不条理さが分かっていても、平凡な日常を送れない事へのいら立ちと、それでもなんとか平穏でささやかな幸せを手に入れようとする前向きさは、見ていて気持ち良いですよね」
「もう地球侵略諦めて、さっさと地球に嫁に来いよ、って思うのは当然のことだよな」
「そのくらいの好感度振り切り具合ではありますねw」
「まぁそうなると幹部連中が悲しい事になるので、その辺が国の代表としては辛い所なのかもしれんが」
「いや、本当に辛いのはマジで幹部連中だとは思いますが。異星のなかでどうやってロボを作ったり、その費用を捻出しているのか、と思うと、もう何もかもが辛いですw そりゃオンボロアパートで四人同時に暮らしますよ!」
「貰える報酬雀の涙のレンタヒーローも涙を誘うわw でも、500円でモヤシ料理を作ってその他武装の整備までする金沢博士はできた奴だと思う。貧乳でなければぜひ嫁に」
「いや、あの博士、っていうか金沢博士(ひろし)さん、男ですけども」
「なん……だと……?! ともかく全体的に安定して見られるし、続きも気になるというさすが新世代杯受賞作だなぁ、という優等生っぽい感想である」


ハイキュー

  • 練習試合だからな

「この、『もう一回』、っていう日向の台詞と、『もう一回ありえるのが、練習試合だからな!』ってそれを返す音駒の監督の台詞、が本当に良いよな」
「どこぞの剣道漫画は練習試合に捨ての大将とか配置してきましたけどね」
「それはそれでたとえ練習試合でも、貪欲に勝利を求めるっていう監督らしいクズっぽさが出てて良かったと思うけどなw」
「普通なら練習試合やって、一回負けたらナーバスモード、俺達はもっと強くならないと、ってなる展開なんですが、練習試合だから何回でもやれるじゃん! っていう当然の意見、惜しい所まで行くけれど何度戦っても勝てない、って事で現れるチームの地力の差、など本当にハイキューは話の流れがこう、綺麗ですよね」
「音駒の監督が良い人というか、人を育てられる良い教師で本当に素晴らしいよなw そりゃ名将って呼ばれるよw」
「試合中もこう、どっしり構えてみんなを見守る安心感がありますしね。逆にしっかり指示を出す鵜飼監督も、若々しくて良いと思いますが」
「あのシーン、地味にノヤっさんがブロックフォローに入ってるシーンが、本当に素晴らしくてなw 加えて相手のリベロの夜久さんが大活躍過ぎるwww」
「ディフェンス重視のチームっぽいですし、ぱっとみ孤爪くんがエースっぽいノリですが、実際夜久さんのレシーブシーンが目立ちますよね」
「そして本当に決着を付けたければ、全国大会の大舞台で勝負しようぜ! というテンプレながらもワクワクする展開でオチである」
「その舞台を想像して、若干強面になるメンツの中で、唯一興味無さげな月島さんェ……!」
「ちょっと済まなそうな孤爪くんやら、誇らしげな犬岡くんなど、ラストの表情もまた見所ではある。練習試合も終わったし、次はまた内部の話、とくに月島くんあたりにスポットがあたるんじゃねーかなー?」
「もしくは地区予選くらいはぱっぱと始まるかもしれませんけどね。とにかく来週も楽しみです」
「つまりハイおも、という事だな」
「それ、マジで言ってたんですか?」


クロガネ

  • 祝! 一周年!

「この圧倒的人気格差社会が辛すぎるwww」
「イケメンにあらずんば人にあらずといわんばかりの、デブ、キノコ、アフロ先輩のハブられっぷりwww 合宿も来ないとかwwwwどうなってんだwwwww
「修行キツイんすよねー、俺達どうせレギュラーじゃないんでー、サボりますわー。マジだりーわー」
「うっぜぇwwwww」
「まぁ、マジレスすればレギュラーが怪我したってだけで、補欠交代の申請もせずに諦めるような監督の下では、補欠は育たないと思うんですよ。現にあのクソ監督、『勝つ為には後一人だな』、とか意味のわかんないこと行ってましたし。言わば灰呂くんばりのあきらめの境地というか」
「ついてこない奴は諦めろ、といえるほどに部員居ないんだから大切にしろよな!w レギュラー+4人になったからって調子にのんなよ!w これ、クロガネがリタイアしたら出られる奴5人いなくなっちまうだろ!」
「だからそうなったらまた、『後一人、だな』とか言って新人を連れてくるんですよ」
どこの大正義巨人軍だよ!www


クロスマネジ

  • 目。

……良い最終回だった
「最終回じゃねー!www いや、確かに前に言ってたように、これで主人公がラクロス部のマネージャーで、俺は青春を謳歌するぜ、となると盛り上がりの7〜8割は終了してしまったなー、とか思わなくもないですが、それだけに今週は見所満点だったじゃないですか」
すげぇ面白かったと思うな。見つかってバカにされる主人公、って展開筋から、まだ序盤なのに欝展開にしてどーすんだろーな、などと思っていたが杞憂だった。バレて一瞬にして青ざめる主人公、基本傍観者でありながら、やばそうな所では鳥海くんを止めようとした若本くん、傷ついた主人公の変わりに鳥海くんを殴る関くん、とこの三人の友情が、こう、なんというか良いよな」
「関くんなんかはまっすぐな感じですが、若本さんと色々視線やらなにやら、細かい描写がいいですよね。主人公が隠れてマネージャーやってるのなんて百も承知だったり、地味にラクロスのフォーメーションを勉強していた形跡を見ていたり、ずっと無表情で、無関心な風なのに、最後の最後、目標を見つけた主人公をみて、微笑んだり、言葉が少ない分、描写にも力入っているなー、って思いますね」
「そしてその代わり、関くんはやや激情目、表情豊か、って感じか。鳥海くんに殴りかかる所は本当に格好良かったな」
「二人共、基本、主人公にかける言葉がない、っていう雰囲気なのも良いですね。彼らも彼らで何かに本気になっている訳ではないから、夢を無くした主人公を慰める事もできない、っていう悲壮感があるというか」
「それまでサッカーの本ばっかりだった主人公の部屋が綺麗になって、ラクロスの入門書だけが置いてある、っていのも櫻井くんが新しい夢に向かって一歩進んだ、という感じで綺麗に描写されているし、本当、読切の謎の説教感はどこに言ったんだ、というくらい雰囲気を読ませる漫画になってるな」
「なんだかんだで青春まっしぐらな青臭さはあると思いますが、それがまた良いんじゃないですかねw」
「って訳で本当に面白い良い一話だったんだが、ほら、その、これで主人公が部活にまっしぐらになったら、次主人公にはどうやってスポットが当たるんだ、というお話になってしまうんだが……」
「いや、それはさすがに心配のし過ぎではないか?」
「ネタが古いw まぁ確かに、それはなんだかなんだでKAITO先生を甘く見すぎている、という事なのかもしれん。ここまでやってくれるんだし、次もなんとかしてくれるだろう、と希望を持つのが妥当ということか」
「最後に出てきた謎の視線が、こう、読切の時の真面目に頑張る主人公を自堕落の道へ誘う悪魔の囁きになるのかなー、と思えばまた違った展開になるかな、とも思いますが」
「いやいやいや。今週で変な外野の目から吹っ切れた主人公が、今度は美人局に引っかかってやる気ナッシングとかなったら困るだろーがw」
「いや、結局はラクロス一直線でしょうが、ほら、少年老い易く学成り難し、という感じで誘惑は尽きないものですし」
「まぁ読切の時の感想でも描いたが、部活頑張ってもリア充、諦めてもリア充、っていう選択肢になると、櫻井くんには爆発して欲しくなっちゃうよなw」
「女にモテるだけが青春ではないと思いますが、まぁ確かにリア充リア充ですよw」


リボーン

  • フェイスフラーッシュ!

「あの、半死半生だったやつらも普通に炎増幅に参加しているような気がしてならないんだが」
「死ぬ気でなんとかなりました」
「ざっけんなwww」
「いや、でも結構真面目にフェイスフラッシュバリのツナさんの炎で全快した雰囲気でいいんじゃないですかね。すっごいクライマックスですし」
「いや、本当にクライマックス過ぎて驚いている。私達は未来に蒔かれた種なんだ! みたいな雰囲気で、私達だけが本当の地球人だ! とか言われても、お、おう……って感じだよなw」
「それでも結局、第八の炎は誰かが灯し続けなければならない、とか、地味にリングにとらわれる人が一人になっただけ、のような気がしますが、それでも多くの人が犠牲になるよりはまだマシ、って事なんですかね……」
「地球の命運、などと規模がでかくなっている気がするが、思えば中学生がマフィアのボスに、ってあたりからして規格外なこの漫画に何を今更、って感じではある。ならばいっそ、救え世界を! と思わなくもないな。ここまで来たら全てひっくるめてハッピーエンドにしてもらいたいもんだ。そういう意味ではフェイスフラッシュばりの不条理展開レベルで、何もかもを救って欲しいと真面目に思う」
「まぁ、ここまで言って次シリーズ展開! などと言ったら笑えないわけですが」
「ここまで締めに掛かって次シリーズがあるのなら、逆にその懐の深さを褒めたいよw 皆がこれからどうなるのか、どうなっていくのか、って感じでエピローグが始まるんじゃねーかな?」


タカマガハラ

  • 俺の能力名はアニコウィックチャンバー!

「アニコウィックチャンバー……つまりは無響室、ですね」
「そのまんまの能力名だなw しかしエミシの能力はてっきり操作系だと思ってたんだが、音を操作する能力って事なのか?」
「それじゃどうやって大樹くんを操って……と、思ったんですが、これって大樹くんが喋れない事にも関わってますよね」
「あー。つまり、大樹くんって音は聞こえないし、誰にも何も伝わらない、っていう閉鎖空間に囚われた状態、って事なのか。そりゃ確かにエミシに従っても仕方ないかもしれんな」
「何を言ってるのか解らない、っていうのも伏線ですし、何を喋ったのか、エミシしか理解できない、っていうのも音を自由に操作出来るなら当然ですしね」
「ってことはヤマトが気づいた変な音の正体、ってのは、大樹くんの救援要請とか、そんな所か?」
「でも、文字をよーく見てみると、すまんエミシ、って反転して書いてあるんですよね」
「大樹さんがエミシに謝ってるって事か? よーわからんな。いや、許しを請うている、とも取れるか?」
「いい加減開放してくれ、って懇願って感じですか。それもありそうですね」
「とりあえず今のところ予想出来るのは、大樹さんが無音状態に囚われていて、外部と通信が不可能な状態、そしてそれを解読出来るのは読唇術を持つクマソくんくらい、って感じか?」
「だからこそ想像以上に読唇術に驚いているのかもしれませんね。大樹さんと意思疎通されてはたまりませんから」
「ヤマトの特殊能力、ブースト系の能力も色々面白かった。聴力増強とか、地味に凄いよなw」
「聴力を増強させる事ができたから、いままで自分がどうやって音を聞いて、状況を認識していたのかを自覚する、って事と、自分の神業を手探りで探す、ってのがリンクしてていいですね。感覚を失う事で自覚する、とかどっかの修行見たいですが」
「それを実戦の中で気付くとは……ヤマト……大した奴だ……
やはり天才か……!
「んで最後は巨像に捕らわれて木遁燃料にされるわけだな」
「そっちのヤマト隊長じゃないですw」



「って訳で今週も色々面白かったなー」
「タカマガハラが本当に面白いんですが、もう、色々諦めの境地に達してますよ!w」
「解っている事は、俺は単行本を買うよ、って事だけだw こうなったら毎週感想やってやんよ!w」
「今週のリリエンタールならぬ、今週のタカマガハラ、ですねw」
「って訳で、とにかくまた次回だ。次回もタカマガハラが楽しみだぜ!」
「なんというか、酷いフラグを見た、って感じですが、それでは、また次回。ノシ」