12/50号週刊少年ジャンプ感想 + 家庭教師ヒットマンREBORN!最終回 +HUNGRYJOKER(田畠裕基先生)新連載

「……リボーンの霊圧が……」
「消えた……?!」
「って訳で、ジャンプ感想いくぜー」
「一日遅れですけどねー」


HUNGRYJOKER

  • 新連載

「文献にあった(キリッ」
「ねぇよ!wねぇ!w いや、万有引力を操る、とか光る死体とか、導入のインパクトはすっげぇあるんですけど、それゆえになんでリンゴ関係の設定が適当に流されているのか、という疑問は沸きますよね」
ニュートンは実はそのよく解らないリンゴの汁を飲む事で万有引力の知識を得ていたんだよー! な、なんだってー! 感である。そこは普通にその再生するリンゴを食った場面を見た、とかそんなんでよかっただろw なんで過去の文献ではそうあった、とかよく解らん濁しにしたのかw いや、とりあえずリンゴを中心とした万有引力、特殊能力の世界観、というのはわかったが」
「文献にあった、昔あった、とか言われても、今主人公が死にそうな状態でリンゴを食う理由にならないですしね。食ったら貫通した鉄の棒がなんとかなるとでも言うのかw」
「まぁ、破れかぶれだからとありあえず食ってみるぜー! っていう感じだったしそれは良いんだが、そんな昔話があってな、って言われてもねぇ」
「お前研究資金一声一千万も集められるパトロンがいる割にそのリンゴに付いて解るのが昔の文献だけとかどうなってんだ、とかまぁやっぱり初期設定の割にリンゴ関係が適当過ぎるのが非常に気になるんですが、まぁ俺は万有引力を操る……! とか格好良いですよね」
「読切の時もそうだったが、戦闘シーンというか、破壊シーン格好良いよな。万有引力と圧力の関係性については思わず疑問符だったが
「手で抑えてるから引力関係なーい!w どっちかっていうとテレキネシスじゃねぇか!www」
「まぁ一点集中、というか特定のライン上のみ圧倒的引力場が発生した為真っ二つに云々……つまりこの場合は圧力の分散とかではなく、万有引力の行使出来る側、ハイジくんの扱えるエネルギー量の問題だったのではないだろうか」
「まぁその辺は適当に流すのが大人の対応、という事なのでしょうか」
「そういうことだな」
「しかし、読切とはまた結構設定変えて来てましたねぇ。引き継いでるのキャラクター造形くらいじゃないですか?」
「うむ。眼鏡ヒロインがようやく登場したようで俺は嬉しいよ」
「いや、ハイキューも一応眼鏡ヒロインなんですが……」
なん……だと……?!


斉木楠雄のΨ難

  • 単価厨

「まさか楠雄が単価厨だったなんて……!」
「単価計算して何が悪いというのかwwwグラム比いくらか計算するのは自炊してりゃ誰でも考えますよw」
「しかし高校生で小遣い3000円とか辛いな……一日100円で何が出来るというのか……。しかもそれを全てコーヒーゼリーにつぎ込む気満点とか、地味に楠雄の無趣味が光るな」
「食道楽気も軽く見せてましたよねw そして普段鉄面皮にも関わらず、コーヒーゼリーが失われたショックで表情が変わる楠雄さんwww」
「案外ガラスハートだよなw まぁ、その後のお礼のシーンがしっかり入るのが斉木楠雄の面白い所であろうなぁ、と思う次第。いや、やっぱり連載初回であの母上を出したのは大正解だった。あのお母上がいるからこそのこのオチのほんわか感である」
「色々あったけれど、結局皆幸せ、良いことをしたらその分何かが良い方向に向かっていく、という綺麗なお話でしたね」
「「だがトイレにポイ捨てした紙くず、てめーはダメだ」」


ニセコイ

ロミオとジュリエットにそっくりなのは千棘ちゃんと一条くんじゃないよ! 小野寺さんと一条くんの方だよ!w
「クッソワロタwww 家系とか派閥とかよりももっと酷い運命力が二人を遮っているwwww なぜ神は彼らにこのような試練を与えるのだろうwwwwwwwww」
「だがちゃんとお見舞いに向かう一条くんのフォローが有り、状況を知って本人よりも大慌てしている宮本さんもよかった。一条くんは特別悪くはない、悪くはないが、彼は蹴られるべきだよなw 間違いないw」
「……しかし、逆に言えば。誰も観客のいない屋上で、ふたりきりのロミオとジュリエット、というのも大概ですよね」
「うむ。是非爆発して欲しいなw しかし今週は一条くんもめまぐるしく表情を変えていたが、対千棘ちゃんは3コマ、対小野寺さんは5コマと、この辺にも対応の違いがあるよな。やっぱりヒロインは小野寺s」
「ところがどっこい夢じゃありません! 小野寺さんはモブ寺さん! 現実です! これが現実……!」
「先週スルーしたけど、実際問題ニセコイの展開にもかなり言いたい事はあったんだよなw くっそがあああああああああ!w」


プレゼント紹介漫画

  • スギちゃん危機一発だぜぇ〜

「あれか、飛び出たら骨折するとか、そういうブラックジョークグッズか」
「やめろw」


ハイキュー!

  • IH開始

「旭先輩はヘタレでいいよなw 5年留年してるとか酷い言われようだwww」
「なんて頼りないエースw まぁそれが旭先輩のいいところですが」
「そして全員勢ぞろいのシーンで先輩達の目が死んでいる件について」
「っていうか7割死んだ目をしてるんですけどもw 加えて安定の田中先輩www」
「なんだよなあの顔www マネージャーの潔子さんと日向君たちはあんまり関わりないが、田中先輩とノヤっさんは充実した部活動やってるよなぁw」
「相手にされない事がご褒美感w どういうことだってばよ!w」
「そしてエアーサロンパスの臭いである。試合前のこの感じはいいよな。なんかこう、血が冷たくなるっていうかさ」
「石丸先輩は本当に良い人でしたよね」
「ところで、はざまーすってなんだ?」
「おはようございまーす → (お)は(ようご)ざ(い)まーす という事では?」
「運動系部活って謎の省略するよな……。俺も中学校あたりではランニングの際、カッチューゼッ!ォイ!ゼッ!ォイ! とか言ってたよ」
「すごく、どうでもいい!」


家庭教師ヒットマンREBORN!

  • 最終回

「8年半、とからしいな」
「そうですね。気がつけばずーっとリボーンが載っているジャンプだった、そんな気がします」
「最終回、一話を想起させる展開と、そして何かが違っているツナ、という流れで、終了である。とにもかくにも」
「「連載お疲れさまでしたー!」」
「……内藤ロンシャンがちゃんといた。とりあえずそれだけで、俺は満足だよ」
「そうですかwww」


ブリーチ

  • 犠牲者、総隊長、1名

白夜兄様死んでねぇのかよ!www
「っていうか死神が死ぬとはこれいかに」
「今更何言ってだこいつw」
「まぁ引きこもって卯ノ花隊長はなにやってんだ、と思いましたが、戦闘が終了した際に戦力が残るように、治療出来る部隊が無事であるように、との配慮だとしたら、十全の対応とは思いませんが結果を見れば無くはない対応だったのかなぁ、とかなんとか」
「相手が撤退してくれたからよいものの、殲滅戦なんてやられてたらアウトだったな。まぁ総隊長も零番隊の存在は知ってたんだろうし、計算の内ではあったんだろうが」
「そして滅却師との間の子、父親陛下疑惑で心中穏やかでないだろう一護先輩だが」
「一心さんェ……! と言うことは一護の母親はそのまま、父親が陛下で再婚相手というか、その後結婚したのが一心さん、って事ですか? つまり……どういう事だってばよ?」
「つまり遊子と夏梨が血の繋がらない妹、というか種違いの妹の可能性が出てきたというw」
「それ以上いけない」


めだかボックス

  • 妥協

「俺の犬、リリエンタールは大変素晴らしい漫画だった。聡明ではないし荘厳でもない、理知的でもないが献身的で、正義感が強く勇気があって情熱的でまさに理想を体現したような弟だった
「俺達はそんな弟を心から尊敬し、愛したけれど、掲載順位に振り回される身としては悲惨のひとこと、地獄の二文字だった。だからこう思わずにはいられなかったのだよ」
『もう少しリリエンタールが人気があって、掲載順位が高かったらよかったのに』けれど無いものねだりをしても仕方ない。だから俺はそういう漫画を期待する事にした。俺の知る限り最も近未来杯で人気のあった漫画、タカマガハラと川井十三先生に連載させて」
「そして数ヶ月前。読切時の苛烈さと、連載向けの展開を併せ持って生まれてきたのが、タカマガハラだ。首尾はご存知の通り、上々。否。極上だった」
「だが少し極上過ぎた。生まれた漫画は読切以上に苛烈で、弟以上に人気が無かった。俺はジャンプ感想を毎週更新し、あの漫画の良い所を伝えられるような人物になろうと努力したものだが、タカマガハラが理想の人気漫画かのように感想を書いてきたものだが、すぐについていけなくなった(掲載順位が)
「要するに俺達は漫画応援に失敗したわけだ。まぁ、他にも手は打っていたんだが、しかし肝心の葦原先生も案の定読切から音信不通になってしまっていたし、俺はこう思わざるを得なかった」
もういいやかったりぃ。リリエンタールじゃなくても、タカマガハラじゃなくても、それっぽきゃいいや、置きにいこ! …と
「俺はもう高望みはしない。高嶺の花の影を眺めて満足する事に決めた。俺達は大人だからな。平気でこういう事が言えるんだ」
「「人生は妥協だ。めだかボックス。俺はお前を我慢して応援する」」
「と、言うわけで鶴喰博士はなかなか面白い人でしたね」
「俺は我慢する。だからお前も我慢しろ、など逆に爽やかだったよな。そら半袖ちゃんもレイプ目になるわ」
「理想的なモノを眺めながら、その反対のモノを得る事で妥協する……うーん。良いキャラですな。大人アピール!」
「んで、めだかボックスを応援するのか? 妥協して」
するわけねー!


クロスマネジ

  • 顔芸

「クロスマネジも顔芸が見についてきたなぁ」
「元から結構顔芸枠だったような気もしますが。まぁ表情で見せる場面をしっかり作ってくれる漫画ですよね」
「今週、はっきりと櫻井くん、早見先輩、豊口さんの表情が描写されてたがなんというか、クロスマネジらしい絵面だった、とでも言うのか。他では見られない感じだったと思う」
「曖昧な感想ですね」
「手放しで褒めるというわけではないが、この丁寧な描写はクロスマネジならでは、って感じか。早見先輩も単に読み切りのように当て馬として存在するのではなく、ちゃんとキャラクターとして動いてるのも非常によかった。地味にツイてないキャラ枠でもあるし、やはりこの時点でオチがついてしまっているので次の登場がいつになるのか想像するだけで悲しくはなってくるが、ちょっと応援したくなるよな」
モブ寺枠ですか」
「モブ寺じゃねーっつってんだろ!www」



「と、言うわけでタカマガハラに続いてリボーンも終わってしまったな」
「そりゃ連載3つ始まれば同じだけ終わってしまう訳ですからね」
「そらそーだ。んじゃま、今回はここまでだな」
「はい、それでは、また。ノシ」