13/37・38号週刊少年ジャンプ感想+アナノムジナ(天野洋一先生)読切

「っつー訳で夏真っ盛りの合併号だな」
「暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごし……まぁ本編行きますか」
「あいよー」


WJヒロイングラビア超ビッグポスター

「職戟のソーマの佐伯先生によるジャンプヒロインのポスター付きでしたね。いちご100%の河下先生も同じような事やってましたが」
「うーむ。見事に佐伯先生テイストに調理されており、ぶっちゃけ誰だよこいつ感もあるんだが、まぁいつもの事か」
「僕としては相変わらずの秋本麗子さんのフリーダムっぷりで草が生える訳ですが」
「麗子さんの所は各人の画力を誇示する場所だと俺は思うねw 今回は無駄にエロかったな!」
「キャラデザインとしてはやっぱり小物装着で分かりやすいNARUTO銀魂べるぜバブも一発で解るので優秀、なんですかね?」
「小物つけてりゃいいというのはある意味卑怯ではなかろうかw そういう意味では絵柄を寄せてるっぽげなスモーキーBB、にじみ出る鳥山テイストのジャコあたりを推すべきな気がするが」
「それはそれで佐伯先生が頑張ったので、という話になってしまうような!w」
「後はうん、トリコのリンは絵柄が変わるだけでクッソ印象変わるな。ヒロイン力が高くみえる不思議!」
「最近本編は婆さんばっか出てますからねw」
「ともかく木虎さんの着エロがとてもよかったので満足です(菩薩顔」
「やめろw」
「しかし、こういうイベントなら恋するエジソンのヒロイン力は半端無かったと思うんだが……」
やめて差し上げろw


ぐらばこ

「んで、ポスターの次のページですが……カレー……?」
「……八つ墓村?」
「でも意外と美味そうな気もしますが」
「」


暗殺教室

  • ドヤ顔

「こう、比較的地味な立ち位置故に、今回の寺坂くん達のドヤ顔がすっげぇ目立ってましたよねw」
「今週フォローがあったように、あれはあれでそれなりに努力が必要な行為だったのもあり、納得のドヤ顔であるw」
「プレアニメ化も決定して……毎回言ってますが、夏休みの特別企画でアニメ化した作品はたった一つの例外を除いてアニメ化してますからね」
世紀末リーダー伝たけし! 以外、な!w」
「詳細は割愛しますw しかしこの漫画、というか、具体的には渚さんはどこへ行こうとしてるんですかね?」
「沖縄だろう」
「そうじゃなくてですね。ほかのクラスメイト達が学校生活の中でそれぞれの特技やら、特長やらを掴みつつある中で、順調に渚さんだけは取り返しの付かない方向性に進んでいる……っていうのも言い過ぎですが、まぁこれ以上伸ばしちゃ行けない方向に順調に伸びているなぁ、という感想でして」
「あー。暗殺の才能、ってやつか」
「中性的で柔和な顔立ち、体格の有利は無いものの、相手の懐に潜り込む間合いと体の柔軟性、外国語が比較的得意、と数年後にはワールドワイドに活躍するアサシン渚さんの姿が! といいますか」
「普通の生活では花開くことのない才能! とか烏間先生も言ってたもんなぁ」
暗殺教室、と銘打ってるこの漫画ですが、実際に誰かを殺す描写は無い訳です。まぁ中学生のお話ですし当然と言えば当然なんですが。でも殺せんせーが世界的脅威であるという描写はありますし、それの暗殺を烏間先生達プロが中学生にマジで依頼するというトンデモ設定であり、実際に暗殺者の一人であるビッチ先生……人殺しが間近にいる世界でもある訳です」
「色々とギャップというか設定がぶっ飛んでいて、中学生としての生活が実りあるものになるにつれて際立っていく現実感の無さがこの漫画のキモであるような気がするが、こと暗殺に関してはその辺すっげぇもやもやした感じになってるよな」
「殺せんせーを殺す事っていうのがあまりの彼我の戦力差の為に現実感が無く、曖昧になってしまうんでしょうが……実際殺す相手が誰であろうと変わらない問題があるはずなんですよ。そこには暗殺の、殺人の意味とか理由とか、どうして人を殺すのか、とかそういうセンチメンタルな何かがあるべき、だと思う訳なんですが、まぁ今の所そんな様子はかけらも無い」
「ふーむ。話の積み重ねを経た上で、そういうメインの問題にぶつける事が効果的、という話もあるが、このままそういう話はスルーされる、って気もしなくはないぞ」
「特にビッチ先生が人殺しである、っていうのは中学生には中々にハードなブローだと思うんですが……確かにその辺マジにやっても舞台が仄暗くなるだけかもしれませんね」
「E組として生活して、生徒として、人間として成長していく仲間達の中で、『渚くんには人殺しの才能があったね、おめでとう!』 なんてないわけが無い。そして殺せんせーもいつか誰かが殺さなきゃならない。まだ物語が劇的に動いている訳ではないが、こうやってゆるやかに外堀が埋まっていくと、明るい前向きな話の中でも、どこか暗い影が刺すような気に……気にし過ぎではなかろうかw」
「気にし過ぎですかねw まぁ暗殺の才能が社会的に有能な前向きな才能に転化する可能性が無い訳でもないですし!」
「……しかし渚くんは、ショタ、女装、男の娘と色仕掛けの範囲が完璧で師匠はビッチ先生、となるとある意味究極完全体なのではなかろうか? ハッ!? そして殺センセーの触手が
「何かとんでもない事実に気づいてしまった顔をするのをやめろw」


アナノムジナ

「相変わらずの高画力であるなぁ、とおもったものの、その高画力でなぜ変態のオッサンを書きたがるのか、については理解が及ばない次第であった。お色気ムンムンの悪の女教授とかでいいじゃん!w」
「PCにハッキングして証拠になりそうなデータを入手したにもかかわらず直接出向いて詐欺らなきゃならないあたり、ムジナの呪いって怖いなー、という感想でしょうか。詐欺しに行くのが二度手間過ぎるwww
「調べりゃすぐ解る偽造IDでターゲットと接触し過ぎ、教授ペラペラしゃべり過ぎ、警察都合よく突入し過ぎ、主人公脱出一瞬過ぎ、などお互いに色々遠回りした結果うまく詐欺れたなぁ、という感想なんだが、それも含めて計算通りなのだろうか」
「好意的に見れば、女装趣味も謎の悪人演出ってだけでなくそれを利用した動悸の演出で、教授がペラペラ喋るのも、身バレしたのも教授の虚栄心を満たす演出で、相手を面と向かってだます事がムジナの呪いの一貫って事にすればなんとか。警察が突入、主人公を見逃したのも身内が警察にいるんですし、適当に見逃してくれたんでしょう、とかなんとか」
「でも研究室にカメラあるんだし、これ、しっかり警察が調査してたら姿バレるよな?
「……それもクオンさんが、裏でなんとか……」
「じゃあハッカーと警察だけでなんでもやれんじゃねーか!www
「現場の証拠握りつぶせる警察最高や!w 主人公なんていらんかったんや!w」
「ヒロインもマジで大義名分をくれてやるだけの可哀想な少女でオープニング以外に必要性が無いという悲しみ。ただ眼鏡っ娘であったので、俺は許した
「全体的に色々突っ込みどころがあって追いつかない、って感じでしょうか。所々描写はスタイリッシュなんですが、話の筋が適当過ぎるw」
「教授のおっさんが口臭くて、女装趣味があってデブで被害妄想たっぷりだったので、タブレット食わせたら騙せた」
「主人公の行動で詐欺っぽかったのって、コルセットで汗かかなかった、くらいですよね! 後はほとんど仲間のおかげだよ! もうどうなってんだ!w」


ハイキュー!!

  • 田中姉

「な、なんだこの圧倒的戦力は……!」
「このルックスで和太鼓チームとか、一瞬にしてキャラ立ちまくりましたねw」
「一方、微妙にキャラ立ってない潔子さんは代打を用意していたのであった」
「キャラ立ってないとか言うのはやめて差し上げろw」
「いやまぁ、最近は表情も出てきて、序盤よりは身近なキャラクターになってきてるとは思うけどな。後メガネ」
「キャラクター性判断するのにメガネの比重高く無いですかw」
「8割はメガネと言っていいだろう。ぶっちゃけ西城のファンの女子の方がキャラ立ってたと俺は思うぞ」
「残り2割は……?」
「ほくろ、かな……」
「これは酷いw」
「一方、縁下先輩は順調にキャラクター性を伸ばしているのであった」
「2年で目立つ2人がバカなのでフォロー役としての抜擢率が高すぎるwww 当サイトは縁下先輩を応援しています!」


SOULCATCHERS(S)

  • 指揮

「今まで、音楽からイメージされた物を、そのままに言葉で説明しようとしていた神峰が、写譜をし、音楽の基礎知識を学ぶ事で反転し、曲全体イメージを表現する為に、必要な指示をする、という修行の成果編であったな」
「今までは音楽のイメージに振り回され、刻阪さんや音羽さんのような実力者を頼りに手綱を握っていた感がありましたが、それが今回でハッキリ変化しましたよね。神峰さんが楽譜からそのイメージを受取り、それが表現出来るように各パートに指示を出す、と」
「今までの荒波に飲まれるような描写と、そこから立ち直ろうと声を上げる神峰も必死っぽさがあって良いんだが今回描写があるように、伝えたい事を伝えようとしたら言葉にする暇もなく、必然と形式通りし指揮棒を振る事になる、っていうのもいいよな」
「それが指揮者が何百年とそこに存在する理由、ですからね。加えて神峰さんが音楽知識を得て進化した描写にもなってますし以前のがむしゃらな指揮を知っている他のメンツが、違和感と共にそれを受け入れる描写も非常に良かったですし」
「神峰が指揮する為にはこの演奏会で一定の評価が必要だからな。ここが勝負どころ、って意味で緊張感もある」
「指揮棒で複数のパートに指示を出す様子が、まるで虹のように描写されているのも指揮の大変さと、それがまとまった時の美しさの先触れになっている感じですかね」
「今はまだ不揃いでばらばらな感じだが、これが綺麗にまとまった時、神峰がいう音楽に虹が出る、って事に繋がるんじゃねーかなw」
邑楽先輩と御器谷先輩にとって、吹奏楽のための木挽歌が重要なファクターのようですが、それは次週の御器谷先輩のパートで判明、ってところでしょうか。御器谷先輩が演奏できるかも含めて、次回が楽しみですw」
「……しかしこう、刻阪が真面目に演奏して実力者っぽい表現があると、違和感あるな」
「いつもビビってる訳じゃないっていうかあれでも作中天才扱いなんですからね!w」
「いや、刻阪ならきっと……! 御器谷先輩がソロを演奏したらまたいつものようにビビってくれるはず……!」
「作中のキャラの音楽的才能は刻阪さんの汗とリアクションで判断しようというこの風潮w」


トリガーキーパー

  • トリガー説明回

「戦闘描写に合わせてトリガー解説で解説は非常に解りやすいなこれ」
「戦闘描写は逆に薄くなっちゃいがちですけどね。前、中、後衛と揃ってる中で前衛バトルになっちゃってますし」
「射線が通りにくい市街地を迅が選んだ、って一応フォローはあるけどな。まぁあんな風に空中に4人浮いてたら狙い放題な気もするが。って訳で逆に嵐山隊の配置済みスナイパーは場所が割れた訳だがw」
「嵐山隊スナイパー、佐鳥さんの初登場ですね。単行本では嵐山隊のプロフィールで出てましたが」
「木虎もフルアタックと間違うほど見事な釣りと、恐らく一番の実力者の頭を狙いにいく佐鳥、見つかったスナイパー涙目な状況とサポートの木虎と展開も中々面白くなってきてる。若干地味だが」
「攻撃系トリガーが目立ってますが、スナイパーの弾を完全に防ぐ全周シールドも中々強力っぽいので、防御系トリガーも気になりますね」
「ホルダー一個に対してトリガーチップが8個、組み合わせ自由、ってどんだけ説明する気だよw とか思わなくもない。おれはすっげぇワクワクしてきたがw」
「さすがに説明回が長引くのはアレっぽいですよねw これからアタッカー、ガンナー、スナイパー、防御用トリガー、と見ただけでも色々ありますし、三輪隊の特殊トリガーっぽい鉛弾、って説明もありましたし」
「迅の風刃とかもな。特殊トリガーか組み合わせ技かは分からんが、こう、トリガーって技術の懐の深さがかいま見える感じで、オラ、ワクワクしてきたぞ!w」
「持ち帰ってきたトリガーからまた新技術がとれたりするんでしょうしねw」
「んで、刃の形が自由変形するスコーピオンだが、米屋の槍のトリガーってスコーピオンなのか?」
「手以外からも出せるって話ですし、穂先の形状を見る限りおそらくそうかと、ただ複合系の可能性もあるでしょう。米屋さんの槍自体は普通に持ってるわけですし」
「あれが弧月みたいな汎用トリガーの可能性もあれば、米屋専用の特殊なトリガーホルダーの可能性もあるわけだ。次回の説明が待たれるな」
武装説明、戦況説明、状況説明、環境説明、作戦説明、と説明重視の回で情報量も多いですが、それぞれ比較的スマートにこなしてくれてますので、読み応えのある回になってましたね」
「んで、何あのサクラエンド
PSO2プレイヤーにしか解らないフォトンアーツ名称はNGw」



「って訳で遅れたがジャンプ感想終了、っと」
「合併号なので早めに上げたかった所ですが、致し方なしでしょうか」
「っていうか来週合併号かー。早く色々続きがみたい展開が多すぎるな」
「まぁ良いことでしょう。って訳で来週はできれば早めに感想したいですね」
「相変わらずだが善処しよう。んではまた次回」
「はい、それでは、また。ノシ」
「」