13/43号週刊少年ジャンプ感想+恋のキューピッド焼野原鏖(長谷川智広先生)新連載

「と、いうわけで、先週の三連休で溜まったジャンプを片付けてたら最新号も巻き込んでいたので先週はお休みしていたんだが」
「見事に山積されて救出不可能でしたからね。いや、漁れば取れなくもないんですが」
「最近サボリ気味なのが常で自分でもよろしくないとは思うな。感想数絞ってでも毎週更新したいんだが」
「ただでさえ三個くらいしか感想してませんしね」
「という訳で今週もジャンプ感想いくぜー」
「了解すー」


恋のキューピット焼野原鏖

「おお、読切で一度やってた焼野原鏖が新連載かー」
インパクトのある顔芸ギャグ、っていうイメージでしたが、なんだか全体的に画力も上がってて読みやすくはなってましたね」
「うむ。だが今回の話で一番面白かったのは学園のアイドルの彼氏気取りでオタク連中をボコーしていた勉強もスポーツも喧嘩もサイキョーのサッカー部のエース君だと思うんだが」
「確かにあそこまで見栄張っといて本人に全力スルーされてる彼はかなりかわいそうというか痛い感じでしたけども!w」
「まぁいじめが主目的なので彼氏彼女云々ははったりだった、とか告白するのが怖いシャシャイシャイボーイだった、という設定でも中学生らしいと言えばらしい感じではあったがな」
「あんまり良くないと思いますw まぁそこは主人公のおっしゃるように他人を見下して偉くなった気でいる大馬鹿野郎、って言葉が一番ジャストなのではないかと。そしてそんな彼に金属バットで殴りかかる主人公の向こう見ずっぷりも彼に負けず劣らずクズで良かったですねw」
「頭思ックソ殴っとるー!www 死ぬわ!www」
「こまけぇ事はいいんだよ! という迫力に満ちた男らしいギャグ漫画だったと思います。来週主人公の二階がどうなっているのかを含めて来週も楽しみにしたい次第」
「来週何事も無かったかのように復旧していたなら男らしさが突き抜けていると言わざるを得ないなw 90年台ギャグ漫画のノリを感じるw」


ハイキュー!!

  • 冴子姉さん

「キャンデー舐める冴子姐さんに俺はもう、もう……!」
「ありゃタバコのメタ……いや、そっちの方がむしろ、田中先輩の姉さんっぽいというか、キャラ立ってて良いですね」
「比較的筋肉質な肩がなんか健康的でなお良し」
「太鼓のチームやってるって話ですし」
「マネージャー連中が比較的癖の強い性格しているので、こう屈託なく笑うシーンがはっきり似合う冴子姐さんはかなり魅力的に見えらぁな」
「潔子さんなんかは逆に、時折見せる笑顔が〜、って感じですもんね」
「それと女子高生時代の乱雑な単発の冴子姐さんも、また……!」
「おそらくいちごオレを咥えてるシーンはなんか好きですよw」
「んで、セッター魂Tシャツと、東のサムライTシャツはどこに売ってるんですかね?」
「東のサムライも大概ですが、セッター魂って狙いがピンポイント過ぎる
www」


ワールドトリガー

  • 取引

ドヤァ
「まー、散々風神は取引材料になるー、なるーって言ってましたけども!W」
「勝負には勝つのは大前提、それで戦力的に優位になったからこそ初めて交渉が可能になる、という唐沢さんの当然の指摘かつ解説が入る所もさすが葦原先生であった。というか唐沢さんのような合理的主義者が城戸派にいる、という配役が既に優秀過ぎる、と言った所であろうか」
「大人の会議シーンの思考のやりとりがおもしろ過ぎますよねw 読者受けするかは置いておくとして」
「迅がA級を倒す事が、風神のユーザー適性の多さも相まって、風神の価値をクソ高く見せる事に成功しているし、迅は最初からこの交渉の為に舞台を用意したかのような流れである」
「これ、迅さんのサイドエフェクトや戦闘能力が合わさった風神のポテンシャルだとは思うんですが、他の出水先輩や太刀川さんの言葉の端々に取れるように、皆黒トリガーの事を強く意識してるみたいなので、その特性を生かして戦った今回は必要以上に風神の価値が高まっているような気がしますね」
「風神さえあれば俺TUEEE!!!!出来んじゃんみたいな勘違い、な。実際に戦うのは使い手な訳で。とはいえストーリー的にもこっちに迅と風神あったら楽勝やん、って雰囲気も漂ってしまうので戦力を抑えると言った物語都合上も優秀、かつ迅の生い立ちに軽く振れる事で、迅にとっては戦力としても心理的にも重要であろう風神を仲間の為に差し出す、という読者の心に刺さる展開に仕立て上げている所も素晴らしく、これまでのやや緩やかな解説と戦闘回をしっかりまとめ上げる良い1話であった。なんだこの漫画、おもしろ過ぎるぞwww
「色眼鏡抜き、信者補正抜き、控えめに考えても褒める言葉しか出てこないですw いや、これも信者補正でしょうかね?w」
「忍田さんブチ切れシーンの威圧感、ノーマルトリガー最強とかいう煽り文句、もう一人の黒トリガー天羽の存在、と他にもインパクトの強い新情報も多いし、来週は三輪、太刀川、迅で絶妙な関係性の会話が始まるんだろ? すっげぇ楽しみだなー!w マジで楽しみだわw」 
「前は一人でベイルアウトしたかと思ったら今度は置いてかれてる三輪さんェ……!」
「まぁ、先週今週と一番面白かったのは、当然あそこですよね」
「ああ、あれしかないな」
「「ツ イ ン ス ナ イ プ wwwwwwwww」」
「スナイプ時のイケメンな佐鳥さん、それはそれとして射撃の体制がムリありすぎる佐鳥さん、両目でスコープしてるんですかそれは? というクソダサい狙撃スタイルの佐鳥さん、当てて出水先輩にまでドヤ顔してはしゃぐ佐鳥さんwww」
「前のこそこそ逃げてるシーンも含めて、なんだこの愛玩動物のようなキャラはw 嵐山隊のオペレーター登場シーンが霞むレベルの萌えキャラである」
「今回の戦闘でキャラ立ちまくって舞台がかなり賑やかになってきましたよねw」
「逆に玉狛の先輩方が控えめに感じるレベルではあるw」


SOULCATCHER(S)

  • さよなら

「そして、数ヶ月の時が過ぎた!w」
「時が飛ぶのは、本当に、心臓に悪いので、やめろ」
「必死ですね」
「単行本にも話題沸騰とか描いてあったし!、本編もおまけ1ページ付きで今回単行本重版記念で21Pで多かったし、そりゃ俺もジャンのような必死な表情で言うわ! マジでお前、頼むぞ!
「必死過ぎるw」
「って訳で天籟フェスの開始、まだ打ち解けてない仲間も要るが、衣装も揃えて前哨戦。今まで関わってきた仲間の鼓舞の言葉が地味にぐっとくるんよな」
「初めて舞台に立つ事の緊張感の描写、微妙に少ないとは思うんですが描くことはしっかり書いてると思いましたね。通常の緊張の他に、観客から向けられた心に耐えて汗だくになるシーンなどは、特に」
「そして最後の、さよならを、か」
「妹へ、なのかそれ以外の何かに対してなのか、って所ですか。両手に握ったフルートを見るに、楽器替えの可能性があるんじゃないかなー、くらいには思ってますけれども」
「どーなんかね。追い付いてきて欲しい、つまり一緒にいたいと思う妹さんへの言葉、っていうのが素直な解釈な気もするが」



「それはそれとして、ソウルキャッチャーズが終わるようならジャンプ感想辞めてもいい、と思っている次第」
「おいw 確かにワールドトリガーが終わったら辞めよう、って話はしましたが!w」
「少なくともしばらくは休止するわ!w クッソ! 毎週楽しさと怖さが同居してる奇妙な感じでふわふわするわ!w って訳でまた次回!」
「はい、それではまた。ノシ」