13/52号週刊少年ジャンプ感想+半見開き昔話(観寺風貴先生)読切+クロクロク、ひめドル!最終回

「というわけでジャンプ感想を……って表紙のトリコが綺麗過ぎるwww」
「爽やかwww 中のカラー表紙の哀愁ただよう微笑みといい、なんか知らないですが全体的にトリコさんが爽やかですwww」
「んじゃジャンプ感想いくぜー」
「おいすー」


SOULCATCHER(S)

  • 祝!センターカラー!

「いやー本当にめでたいなー(棒」
「サブタイトルからして贔屓目過ぎて引きますわw センターカラーくらい普通でしょうに!w」
「いやいや。わざわざ取り上げたからには意味があるんだよ。ほら巻末コメント見てみい」
「はいはいえーっと、『2話を除けば読切も含めて人生初のセンターカラー!! 嬉しい。この意味はとても大きい<英雄>』 ふむふむ。神海先生の嬉しさが伝わってくるよい巻末コメントですね」
「巻頭カラー確定の連載1話、プッシュの二話目のセンターカラーを除けば、後はどちらも作品の人気で場所を取り合う訳だからな。LIGHTWINGの連載は21回で打ち切り。SOULCATCHER(S)も既に連載28回目。この場面でようやく取れたセンターカラーだ。耐えに耐えてようやく掴んだ、って感じか?」
「アオリもJC2巻超人気御礼、って書いてありますしね。人気御礼ならまだしも、『超』人気ってなんですかw 強調するとこかそこw」
「そんくらい人気って事だよ言わせんな!w まぁ、誰かに読まれている、望まれているっていうのが解るっていうのは創作者に取ってやっぱり重要な事なんだと思うんだわ。神海先生、一度打ち切り経験してるしな」
「どれだけ書きたくても、人気がなくちゃ書けないのがジャンプですからね」
「んで。今回は読者人気、というか読者の読み方を意識した1話だったなぁ、という感想になる訳だよ。正直な所、神海先生の嫌なやつ描写はあんまり上手くないんだが……」
「LIGHTWINGの最初の佐治さんとか、今回の頬骨さんもよくわかんない感じでしたねw まぁ佐治さんは今はもう大好きですけども」
「んじゃなんでそんなキャラ出したのか、って言われたら、今回でSOULCATCHER(S)らしさを表現する為なんじゃないか、って訳だ。心が見える神峰が、パートの心や観客の心を見抜いて、そのどちらも演奏で変えて行く。その展開の流れやら、心の見え方の描写、神峰に集まる仲間達、指揮の様子とそこから出てくる音楽のヴィジョン。変わっていく心と繋がる仲間。と綺麗にSOULCATCHER(S)してるわけ」
「はー。まぁ確かに新規読者がSOULCATCHER(S)ってどんな漫画かな? って思った時に今回の話は解りやすかったかもしれませんね」
「わざわざ心の見え方の描写と、それを読み取る神峰のモノローグをばっちり書いてるあたり、間違いなく新規読者を意識して書いてるね。だから多少荒っぽいが『知りもしないでバカにしてる』キャラクターを配置したんだろう。旨い人はそういうキャラの落とし所も綺麗に処理するんだろうが……ともかく、今回のセンターカラーの意味は大きい、ってこった」
「今までただ突っ走って連載していたモノが、ようやく後ろというか、どういう風に見られるかを考える事が出来るようになった、って事ですか。確かに大きい変化ですね」
「そして今回は粗はあったが確かにSOULCATCHER(S)の楽しさが凝縮された1話だった。だから今まで適当に読んでたジャンプ読者も、これを機にSOULCATCHER(S)に興味を持ってくれれば嬉しい。ご期待に添えるような……それ以上の度肝を抜く展開が俺たちを待ってるさ!」
「目からウロコをふっ飛ばしてやっからよ、って事ですねw」
「そーいうこったw 虹を出してくれる日も近いな、こりゃw」
「うーん。色眼鏡感想www」


ハイキュー!!

  • 主人公

「うーん。ハイキュー!!の日向は本当に不器用な主人公で、そこがまたたまらなくこの漫画を面白くしているなぁ、と思うなど」
「今週日向さんは殆ど何もしてないですよねw」
「何も言わない宣言してるくらいだからなw ほら、日向はなんつーか真っ直ぐな主人公だからさ。仲間の心を汲み取って〜、ってよりも仲間の意思に合わせて動く、っつーかなんつーか?」
「よくわかんない感じになってますが、まぁ自分で動くのは得意ですが、相手を導いたりするのは苦手、って事ですかね?」
「ツッキーに対してどうすりゃいいか解らない山口が、日向ならなんとかしてくれるんでは? って問いかけて見たものの、知らんがな、と肩透かしを食らう所は本当に良いシーンだと思うね」
「凄いちぐはぐなすれ違いでしたからね、あれw」
「ツッキーの近くにいて、同じく弱い者、っつーか劣等感や切迫感を身にしみている山口と、ただただバレーとボールに向かって真っ直ぐな日向との意識の違いというか、考え方の違いが『ある』っていう事が面白いんだわ」
「ボールに真っ直ぐ、ってのは中盤のルーズボールを競るシーンで、日向さんの瞳にバレーボールが映ってるシーンから見ても顕著ですよね」
「だから日向をどうこうしたかったら、東峰先輩のようにそれを押しのける気迫でもっと強くボールに向かわなきゃならん訳だよ」
「でも逆に月島さんは全くボールに向かって来ないんで、日向さんからすれば『なんであいつはボールに向かって来ないんだろうか?』 と疑問は出るが助けにはならない、と」
「日向と同じタイプの田中先輩も、やきもきするものの具体的には言えてなかったりなw となるとそういう方面のフォローは同じく才能のある者に背を追われる立場である菅原先輩向きでもある案件なのだが、失敗経験済みの山口であればなおよし、という所か」
「というか山口さんと月島さん以外が結構前向きにバレーバカし過ぎなんですよ!w みんな、なんで自分がバレーやってるのか、なんて悩んでないですし!w」
「そう言われて見ればそうだな!w それこそ太陽のように真っ直ぐ真っ向勝負っつー話も良いが、あえてそれに背中を向けるような展開も、面白いであろう。逆もまたしかり、だ」
「名前からして正反対の二人が、どうバレーにアプローチしてくるかを楽しめ、という事ですね。まぁ小さな巨人関連の話も気になる所ですし」
「うーむ。つまる所が」
「やハ今お」
「先に言うなw」


半見開き昔話

  • 観寺風貴先生読切

「明るい人で読切だった観寺先生がまた読切ですね」
「あっちは完全に代原だっただろうので、今回が正式な読切っぽいな。当然といえば 当然だが絵柄が凄いこなれていて、見やすかったってのが第一印象だ」
「題材が昔話なのもテンポ良かったですねまぁ連載するには色々難しそうな雰囲気はありますが、全体的にノリも良くて面白かったですw」
「明るい人がすげぇ好きだったのでその辺の色眼鏡もあるかもしれんw というかキャラが全体的に可愛くなっててイイネ!」
「うるせぇw」
「使い古されたネタではあるがトンチしない一休のキメ台詞、『切破!』が地味に好きなのと金太郎の話は特に良かったと思うぞw」
「僕は桃太郎ですかねw 気まずそうなお供も良いですが、タクシー使おう! のアオリは編集のセンスあるなぁとかw タクシーっていうか道路通ってなさそうな遠影なんですが!www」
「って訳で読切ギャグとしてはかなり好印象な半見開き昔話であるが、磯辺磯兵衛といいあれか。今のジャンプ編集部では時代回帰ブームか?」
「そういう訳ではないと思いますが、わざわざ磯辺磯兵衛に当てつけるような配置にしなくてもいいだろ、とは思いましたね!w」


クロクロク

  • 最終回

「終わってしまったなぁ」
「そうですねぇ……」
「正直、クロクロクは嫌いじゃなかった。全体的に雰囲気が良い漫画だと思うんだが……まぁ今更なにを、という風ではある」
「あんまり感想も触れてませんでしたしね」
「色々忙しかった&いつもの3つでいっぱいいっぱいだった。今は反省している
「おせぇw」
「妖怪連中がキャラ立ってきた頃合いとか、妹とそのクラスメイトが妖怪探索するくらいのゆるやかなノリが好きではあった。背景の書き込みが凄いのと、そういった雰囲気作りの旨い漫画だったのではないか、と思う。展開が早くなるとその分画面がごっちゃするのが気になった、くらいか。あと時給10万とか適当にするにも適当過ぎんだろ!w とかいう設定とかクズ課とか……いや、そういうのもひっくるめてクロクロクであったろう。連載お疲れさまでした」
「お疲れさまでしたー!」


ひめドル!

  • 最終回

「一方」
「いきなり不穏な出だしはやめろw」
「いや、最近DIS成分が足りないから今回は言うが、巻末コメントで『反省を生かして』とか言うようなのはあんまり好きじゃあない。なんだよその言外ににじみ出る『今回は失敗しました』感はよぉ!」
「実際失敗したから打ち切りになってるんだし多少愚痴るのは仕方ないじゃないですか!w」
「そうじゃねぇんだよ! たしかに漫画自体は失敗だったかもしれねぇが、それを作ったのはお前だし、そうしたのもお前だろって事だよ! そしてそれをなんとかしようとするべきなのもお前だし、終わるなら綺麗に終わらそうとするのもお前であるべきで! あちゃーやっちまった、失敗失敗、ってその作品投げ捨てたのもお前だっつーの! そりゃ適当にやってたら怪我した主人公も特に差し障りなく最後の舞台に立つわ!w」
「そういや怪我とかなんも意味なかったですねw」
「そういう投げやりな部分が見えるのは正直辛い。特に同時終了で、クロクロクが綺麗に終わらせよう、って頑張ってるのが見えただけにな!」
「そういや同時終了とか実は珍しくないですかね」
「普段は死体蹴りみたいな感じになるし失礼千万なので、作品比べみたいなのはしねーんだが、さすがに今回はな。ヒロインの最後の台詞もいまいちよくわかんねーし」
「強くなれ、と言われて育ったので武闘派してたらヤンキーのトップになっていたが実はアイドルに憧れていた。理由は説明しません」
「おっ、そうだな!w 特に感動するようなエピソードは全く無いがヤンキーがアイドルになるギャップと、ビジュアルが良ければ皆応援してくれるってか! 全員消え去れよ!!!!!!!!!www
「そしておまけのような扱いを受けるドジっ子完璧仮面サブヒロインさんについて」
「どうすりゃいいかもうこれわかんねぇなwww いや、死体蹴りはこの辺にしよう。キャラは段々可愛くなってきて、絵柄もこなれて来てたと思う! 連載お疲れ様でしたー!」
「おつしたー」



「と、言うわけで連載が終わって、来週からまた新連載か」
「ゴブリンナイトで読切してた屋宜知宏先生が『アイアンナイト』にタイトル変更して新連載みたいですね」
「ほむほむ。意外と嫌いじゃなかったのでそれは楽しみだな。っていうかヒロインの名前変わってねぇか?」
「えーっと、確か読切時は『雪』さんでしたっけ? たしかにあらすじだと『翼』さんになってますね」
「浮遊能力者へ変更になったか(遠い目」
「やめろw」
「って訳で、また次回」
「はい、それでは、まt」
「いや、ちょいまて。今回は補習感想をやる」
「えーw」




補習感想

  • 半見開き昔話の金太郎について

風「って訳で、あの金太郎の性別についてどう思う」
向「すごく! どうでもいい!」
風「いやいやいや、それ如何であのクマがどういうキャラクターなのかが変わる重要なファクターだぞ!?」
向「へーへー。まぁビジュアル的に女性っぽくなってますし普通に女の子なんじゃないですか?」
風「バッキャロウ! 獣姦とか少年誌じゃ無理ゲー過ぎんぞ! 金太郎は坂田金時の幼名であり、坂田金時の宣伝として作られたという説がある! というかそもそも『太郎』ってんだから男の娘に決まってんじゃねぇか! あんなに可愛い子が女の子の訳がない! そらクマも紳士(変態)ヅラしますわ!」
向「色々ヤバイ!w 特に脳が!」
月「話は聞かせて貰ったわ! 世界は滅亡する!
向「あーもう面倒くっせぇのが来ましたねぇ!www」
月「ちょっと待ちなさい。その考えはおかしい。金太郎が男である以上、この場合は男の娘ではなくショタとして扱うべきじゃないかしら?」
風「なん……だと……?!」
向「知るかー」
月「素っ裸に前掛け一つの青年とそれに付き従う大柄なクマ……有りよね」
向「ないです」
風「いやそれこそおかしい。普通の男の子である金太郎がクマにまたがりまさかりかついだ所でギャグ漫画にならないだルルォ? だからこそここは金太郎先輩男の娘説を出す事で現実に即しつつもギャグに昇華するという高等テクが」
月「言葉遊びで真実を歪めようとするのは辞めなさい! クマの男らしい顔つき太い眉毛といい、どう考えてもこいつらホm」
向「あーはいはい。それじゃーまたじかいー」